アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

梅雨ですね

2017年06月26日 | アーバンライフ

梅雨のない(はずの)北海道ですが、当地は、一昨日から2日続けて雨となり「これじゃまるで梅雨だね」と嘆くことしきり。

写真は、先日、埼玉のブログ友から届いた段ボールいっぱいの野菜に同梱されていたカボチャです。

まだ若いので、時々日向にだして「身固め」をしているところです。

話は変わりますが、昨日、近所にお住まいの友人からうれしい知らせがありました。

それは、地元の市議会で、「政府に核兵器禁止条約交渉への参加を求める意見書」が採択された由。

これは、日頃、原水爆禁止の運動を熱心に行っている友人が、「委員会」に出て説明。結果、本会議で採択されたそうです。

目下、この条約の検討会議が国連で開かれていて、来月初旬にも「条約」が採択されることになっていますが、唯一の被爆国である日本の政府はこれに参加していません。

上記の「意見書」は、政府に対し、この会議への参加を促す上で力になると信じます。

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札響名曲コンサート

2017年06月25日 | 音楽三昧
昨日午後、札幌Kitaraで札響名曲シリーズ「大地のショパン」を聴いた。
いつになく男性の聴衆の多い、ほぼ満席のコンサートであった。
 
 
プログラムは、
 ・ドボルジャーク 序曲「謝肉祭」作品92
 ・ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
 ・ムソルグスキー 交響詩「はげ山の一夜」
 ・ハチャトリアン バレエ音楽「ガイーヌ」から
   "剣の舞"、"子守唄"、"薔薇の乙女たちの踊り"、"レスギンカ"
  ・ボロディン オペラ「イーゴリ公」から"ダッタン人の踊り"
 
の5曲で、いずれも馴染みの深い名曲ばかり。
 
ショパンのピアノ協奏曲は、遠藤郁子さんがソリストであったが、お歳(72歳)のせいか音の出が半拍ほど遅れる感じがあり、これが気になって十分楽しむことが出来なかった。
 
これに対し、後半の大編成のオーケストラによるダイナミックな演奏は、いろいろが音が聞こえとても楽しかった。
 
特に、日頃耳にすることの少ないハチャトリアンの音楽は、その独特リズムと斬新な音の数々が、オーディオ的にも挑戦のし甲斐ある音楽だと思った。
 
いつか良い音源を入手して、拙宅のシステムでどんな音になるか試してみたいと思った。
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「誓い~私達のおばあに寄せて」

2017年06月24日 | ドラミング

昨日は、沖縄戦没者慰霊の日。
摩文仁の平和祈念公園で開かれた「沖縄全戦没者追悼式」では、上原愛音さん(宮古高3年生)が自作の詩を朗読し、会場からは盛んな共感の拍手を受けたという。(以下、その詩を沖縄タイムスから転載させていただきます)


「誓い~私達のおばあに寄せて」

 今日も朝が来た。

 母の呼び声と、目玉焼きのいい香り。
 いつも通りの
 平和な朝が来た。

 七十二年前
 恐ろしいあの影が忍びよるその瞬間まで
 おばあもこうして
 朝を迎えたのだろうか。

 おじいもこうして
 食卓についたのだろうか。

 爆音とともに
 この大空が淀んだあの日。

 おばあは
 昨日まで隠れんぼをしていたウージの中を
 友と歩いた砂利道を
 裸足のまま走った。

 三線の音色を乗せていた島風に
 鉄の臭いが混じったあの日。

 おじいはその風に
 仲間の叫びを聞いた。

 昨日まで温かかったはずの冷たい手を握り
 生きたいと泣く
 赤子の声を抑えつけたあの日。

 そんなあの日の記憶が
 熱い血潮の中に今も確かにある。

 決して薄れさせてはいけない記憶が
 私の中に
 私達の中に
 確かに刻まれている。

 少女だったおばあの
 瞳いっぱいにたまった涙を
 まだ幼かったおじいの
 両手いっぱいに握りしめたあの悔しさを
 私達は確かに知っている。

 広がりゆく豊穣の土に芽吹きが戻り
 母なる海がまた
 エメラルドグリーンに輝いて
 古くから愛された
 唄や踊りが息を吹き返した今日。

 でも
 勇ましいパーランク―と
 心臓の拍動の中に
 脈々と流れ続ける
 確かな事実。

 今日も一日が過ぎゆく。

 あの日と同じ刻(とき)が過ぎゆく
 フェンスを飛びこえて
 締め殺されゆく大海を泳いで
 癒えることのない
 この島の痛み
 忘れてはならない
 民の祈り
 今日響きわたる
 神聖なサイレンの音に
 「どうか穏やかな日々を」
 先人達の願いが重なって聞こえる。

 おばあ、大丈夫だよ。

 今日、私達も祈っている。

 尊い命のバトンを受けて
 今
 祈っている。

 おじい、大丈夫だよ。

 この島にはまた
 笑顔が咲き誇っている。

 私達は
 貴方達の想いを
 指先にまで流れるあの日の記憶を
 いつまでも
 紡ぎ続けることができる。

 誓おう。

 私達はこの澄んだ空を
 二度と黒く染めたりしない。

 誓おう。

 私達はこの美しい大地を
 二度と切り裂きはしない。

 ここに誓おう。

 私は、私達は、
 この国は
 この世界は
 きっと愛しい人を守り抜くことができる。

 この地から私達は
 平和の使者になることができる。

 六月二十三日。

 銀の甘蔗(かんしょ)が清らかに揺れる今日。

 おばあ達が見守る空の下
 私達は誓う。

 私達は今日を生かされている。

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映画「天国のスープ」

2017年06月24日 | ギャラリー

小生のPC映画館。

今回は、国仲涼子さんと時任三郎氏が共演して、2008年に公開された「天国のスープ」を観た。
原作は、ノンフィクション作家松田美智子さんの同名小説。

物語~特許事務所で働くOLの結子は、交通事故で亡くなった姉が残した一枚の絵を手掛かりに、「幻のスープ」を探してレストランを訪ねて歩いていた。そのスープは、オレンジ色をしたキャロットスープなのだが、豆乳と牛乳を隠し味にした独特のものだった・・・。

“幻のスープ”を捜し求める女性と心に傷を負った料理人、そして彼女らを取り巻く人々を描いた心温まるドラマ。

特に、「幻のスープ」をつくった料理人の亮介が、「スープ作りには時間が掛かるからいい。 食べる人の事を長く想っていられるから」 と語るシーンが心に残った。写真は、ネットから拝借しました。

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正義のためにペンを!

2017年06月23日 | ドラミング

19日のしんぶん赤旗に「試される”記者の力”」という記事が出た。

昨今、政権の施政をおもんばかって(忖度して)、当然報道すべき事柄に手心を加えたりする風潮が目立つ中、特に、職業文筆家に対して、「正義のためにペンをとるべきだ」と提言した。

以下、詳しくは記事をご参照いただきたいが、文科省前事務次官の会見で、「守秘義務違反にならないか」と質問した記者(読売新聞)がいたというから驚きだ。

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炎上!

2017年06月22日 | ドラミング

昨日、公明党が、共産党を誹謗中傷する「つぶやき」を流したため、これに対し「ここまでやるとは!」、「劣化が激しい」などの反響があり炎上状態になっている。

 

このところ拙稿でも、共謀罪法案をめぐる公明党の対応に疑問を呈して来たが、まさかここまでひどいことになっているとは思わなかった。

ハイエナ呼ばわりをしている「私立高校無償化」については、長年共産党がこれを取り上げ、実現に努力して来たことは周知の事実だが、これを「横取り」しているというのは「為にする」中傷でしかない。

ちなみに、これを都議会の議事録を精査してまとめた方がいて、その方のブログによると、例えば、発言回数を集計してみたらこんな結果になったという。

ここで言う、公明党の発言5回は小池知事になってからのもので、共産党が「実現に努力して来た」と言っても、それは横取りしたことにはならない。

また、北朝鮮問題にしてもしかりである。

こうした最近の公明党の劣化ぶりには、識者も注目しているようだ。

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ドストエフスキー著・安岡治子訳「貧しき人々」

2017年06月22日 | 名作読破PRJ

世界の名作に挑戦するシリーズ。
今回は、ドストエフスキーの処女作「貧しき人々」を読みました。文庫版:334頁の中編。

物語は、19世紀中頃のロシア・ペテルブルグに暮らす中年の独身下級官吏と若くして両親を亡くしたティーンエイジの薄幸の娘との往復書簡により進行します。

書簡形式と言えば、夏目漱石の「こころ」を思い浮かべますが、主人公(たち)の日々の暮らしや、彼(彼女)らを取り巻く人々を(書簡を通して)間接的に認識する必要があり、読者はその行間をどう読むかという難しさがあります。

しかし、この物語の主人公たちは、それぞれ手紙を通して理解し、尊敬し、助け合い、そして高めあって行きます。

そこには、作家デビューを夢見る若き(23歳の)ドストエフスキーの溌剌とした息吹を感じることができます。

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時事川柳傑作選

2017年06月21日 | ドラミング

別の記事を用意していたのだが、今朝の新聞(朝日)をみて急遽差し替えた。

首相のご機嫌取り会見を待って行われた森友学園の強制捜査。
曰く、「森友は侮辱したので百叩き」。

また、「支持率のようには溜飲下がりかね」と詠まれた福島県の佐藤さん。
貴県での安倍内閣支持率は、下図のように、やっと30%に乗った程度だったことを「福島民報」が伝えていましたね。

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韓国「脱原発」を宣言

2017年06月20日 | ドラミング

今朝のしんぶん赤旗にすごい記事が出た。
一般紙にも掲載されているが扱いは小さい。

従来の原発増強計画を変更した契機は3.11の福一事故だとするが、どうして我が国では、再稼働にのめり込み且つ、40年越えまで容認されるのか理解できない。

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際立つ公明党の悪ガキぶり

2017年06月20日 | ドラミング

国会は、18日閉会した。
「共謀罪」法案では、委員会の中間報告で本会議採決に持ち込むという禁じ手を使い、加えて、加計学園疑惑では、核心部分について何も語らず閉会した理由は何か。

簡単に言えば、このまま国会を開いていると安倍政権の命取りになりかねないという危機感からであろう。

一方、公明党の危険な役割がこれほど明らかになった国会もめずらしいと思った。要は、政権への「すり寄り合戦」を(維新との間で)演じて見せたということだろう。

つまり、先の参院選で自民党が過半数を獲得し、公明党に頼らず法案を通せるようになり同党の地盤沈下が著しい。

これは、かって創価学会の創始者が、「治安維持法」で逮捕され獄中死した事実にも目をつぶり、「共謀罪」法案の成立に狂奔したことでも頷ける。

こうした事実は、もはや、公明党の人間主義、平和主義などに幻想を抱いてはならないことを示している。

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