陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

神戸北野 シマダデマンダラ

2023年07月12日 | slow culture

暑い日であったが神戸は三ノ宮へ出掛ける。

まずは予約してあった銀行へ。全然使っていない口座を三つ解約する。銀行口座も断捨離しておかねばと思ったのである。手続きは案外手間なくスムーズであった。届け印の合致と身分証明書があればこそだが。

それからてくてくセンタープラザ方面へ歩くと、おや!春夏秋冬のパン屋があるではないか。以前は高速神戸駅地下の店へちょくちょく並んで買ったパン屋さんである。神戸駅の店に比べて品揃えも豊富になっている!それに垢抜けしている。いつもの食パンの“山”を2斤買う。またてくてくと歩いてトアロードへ。そこにある我が家御用達の樽珈屋さんでいつもの珈琲豆を買う。

トアロードを北上して中山手通りへ。兵庫信用金庫の辺り。この辺りにあの西東三鬼が常宿にしていたホテルがあった。彼の著した「神戸・続神戸」は神戸を取り上げた最高傑作だと私は思っている。この辺りを通るといつも三鬼の句が浮かんでくる。“おそるべき君等の乳房夏来る”

中山手通りを東進。萬壽殿辺りは昔、妣の実家があったところである。子ども時代はよく母に連れられて来たものだ。ハンター坂を北上する。

この辺りは真珠屋さんも多い。結婚するとき、母の知り合いの華僑の方がこの辺りに住んでいて、その方から素敵な真珠のネックレスを式用に借りた。そして緑の光沢の美しい真珠のネックレスも買った。もう四十年も前のこと。

ハンター坂は昔、学生時代によく遊んだゾーンである。ジャズライブのサテンドールがあったし、ディスコのパイレーツもこの辺りにあった。パイレーツで踊っていた頃、上着を席に脱いだままにしていて、そのジャケットに入れていた財布をすられてしまったという苦い思い出も。

さて、ハンター坂を北へ行ったところに今回の目的であるシマダギャラリーさんがあった。

 

安藤忠雄建築のコンクリート打ちっぱなしのビルヂングである。ギャラリー島田45周年企画展「シマダデマンダラ」が開催されている。ここに我が句友のM・Aさんが作品を展示しているのであった。107人以上のアーティストたちの作品展である。ゆっくり鑑賞させて頂いた。

少し熱中症気味になった一と日であったけれど、素敵な作品に触れて心豊かにアートフルな一日であった。かしこ。

炎天を来てパステルの絵に休む

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2 コメント

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Unknown (mimiusagi)
2023-07-13 07:58:38
お運び頂きありがとうございます。
作品も喜んでおります。
Unknown (est)
2023-07-13 10:33:17
どういたしまして。

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