ホテルで開催された「秋のワイン祭」に参加。
200種類のワインがテイスティングできる。
会場は沢山の人で溢れていた。
会社帰りの30代の女性がやはり多い。
ワインとグルメ文化を支えている彼女たち…。
立食形式のテーブルで皆思い思いに
テイスティングを楽しんでいる。
居合わせた隣の女性陣に熱心に
ワインの薀蓄を披露して悦に入っている
男性たちもちらほら。
あれこれ試飲するとごちゃまぜに飲みすぎるので、
ここは大好きなシャブリに決めて、
各ワイン商のそれを飲み比べることにした。
こうするとシャブリでも
明確にいろいろ違っているのが判る。
アロマの立つシャブリ、清冽なシャブリ…。
辛いだけのシャブリ…。
結局、最初に立ち寄った
某洋酒メーカーのものが一番合った。
どちらかというと清冽で水のようなテイスト。
ウィスキーで言うところの
「何も足さない、何も引かない」感が好みである。
思えばバブル経済いよよ華やぐ?少し前、
この会社を担当していた頃に覚えたワインである。
ある年末その会社の忘年パーティーが
ワインスクールで開催された時
シャトーマルゴーやシャトーラフィットロートシルト、
グラーブのシャトーオーブリオンの白なんかを
テイスティングさせてもらったのが懐かしい。
今は安いテーブルワインが日常の日々。
三千円クラスのワインなんてすら
ハレの日の飲み物だから今は昔である。
さて来月はボジョレーの季節がまたやってくる。
今年も空前の輸入量とか。その季節
生来天邪鬼な私は、とある場末の居酒屋で
熱燗をちびりちびりと、やっているかも知れない…。
テイスティングお気に入り銘柄
■ウィリアム フェーブル シャブリ 2004
■塩尻ワイナリー塩尻 信州メルロ2003
■バロンドロートシルト サガRボルドー 赤2001