陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

街の面白看板 路地の眠眠

2024年05月15日 | slow culture

私の書架には一冊の本がある。タイトルは「路地の記憶」著者は作詞家 阿久悠と写真家 佐藤秀明。帯には「路地、時の幻燈、夢の濾過装置。佐藤秀明ライフワーク255点の写真と阿久悠最後の詞20編で綴る路地物語」とある。時々、開いてみる一冊である。

曽根崎商店街界隈にはお初天神の路地を筆頭に何本かの路地がある。若い頃はこの路地にはときどき行く店があった。今はここを通れば、ただ歩いてみる程度になってしまったが。

一本の路地、眠眠の看板が目に入った。「眠眠」は懐かしい。若い頃はここのぐちゃっとくっついた餃子でよくビールを飲んだものだ。それも大概飲んだ後に行く場合が多かったように思う。餃子をつつきながらビールをあおり、仕事の話を会社の仲間や後輩としたものだ。

王将なんかは時代と共に店の雰囲気もファミレスのように変わっていったようにも感じるが、眠眠は今も昔も、あの庶民的な店のイメージは全然変わってないように見える。

変わらないということは結構衰退することが多いが、ここは変わらないということが成功しているのではないか。勿論、味などは時代に合わせて改良、変革していっているのだろうが。

見た目は変わらないように見えても日々進化し続けている。それは私も日日心掛けていたいことである。ただ私の場合は見た目も変わってしまったが笑

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