陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

くいしん忘備録 ツマガリ

2019年06月30日 | slow gourmet

久しぶりにツマガリのクッキーを頂く。
ツマガリと云えば甲陽園。
阪神間では有名なパティスリーである。

六甲、御影、岡本、芦屋、夙川
そして甲陽園に苦楽園。
阪急神戸線と洋菓子は相思相愛。
とても相性がいいようです。

品質のいいものを作る。
その次に大事なことはブランディング。
ブランディングこそ価値そのものなのです。
人も然り・・・。

■ツマガリ
西宮市甲陽園西山町2-65
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街の面白看板シリーズ カラオケ喫茶

2019年06月29日 | slow culture

根岸シリーズのエピローグは
カラオケスナックの手書きコピー。

いいじゃあ、あ~りませんか!!
この手書きの拙さ、素朴さ、手間かけなさ。
どこか人物像が見えてほっこり。

ISAOさん、頑張って下さい。
遠い関西から影ながら応援しております。



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街の面白看板シリーズ ラブホサイン

2019年06月28日 | slow culture

見よ!この混沌。そして猥雑。

電信柱から電線がうっとおしいほど
垂れさがり、ホテルには直截的な
料金訴求の数字が並ぶ。

ロマンと欲望を金で買う男たち。
男を手玉に取る女たち。
騙す女、騙される男。

人生綺麗事ばかりじゃあござんせん。
上澄みだけの美しい世界で生きていける奴は
ほんの一握り。ヘドロの底とまでは言わないが
動くと泥があがるくらいには住んでいるのが
渡世の身だあ。なんて

こういう風景に出くわすと、なぜか
わくわく妄想を掻き立ててしまう。

カオスは文学の源泉でもある。

人影のなきホテル街梅雨深む
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街の面白看板シリーズ アパート

2019年06月27日 | slow culture

根岸散策。歩いていて見つけました。
いったん通り過ぎたが戻ってパチリ。

懐かしいなあ。昔ながらのアパート。
神田川の世界を彷彿とさせる普請。
あの頃の下宿といえば四畳半に
トイレは共同。風呂無しが標準か。

♬小さな石鹸カタカタ鳴った。
貴方は私の体を抱いて
冷たいねって言ったのよ♫

この喜多条誠の歌詞を見たとき
思わず唸った。しかしよく考えてみると
男は女を待たすほどそんなに長風呂だったのか?

しかしこの荘のネーミング。
ロマンがあります。諧謔味もあります。
好きですね。こういうセンス。

ここは根岸のノイシュバンスタイン城?
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紫陽花いろいろ 白

2019年06月26日 | nonoka

白の紫陽花が近くのマンションの植込みに
咲いている。このマンションは紫陽花が
好きなのか、色々と植えておられる。
白あり、青あり。紅あり。

関西地方、今年は梅雨入りが遅い。
ということは梅雨明けも遅いのだろうか?
今年もまた豪雨被害があるのだろうか?
平成は災害の多い年であったが、令和は
どうなのだろう?
いろいろ気になることが多い季節である。
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紫陽花いろいろ 紅

2019年06月25日 | nonoka

紅い紫陽花が咲いていた。

紫陽花は土壌の酸性アルカリ性によって
色が決まるとか言われていますが
そんな単純なのだろうか?

こんな紅い紫陽花は、この界隈では
あまり見かけないので、しげしげと
眺めておりました。
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巨船 泊つ

2019年06月24日 | slow life

ポートライナーに乗って神戸空港へ
向かっていると、ポートターミナル駅に
見慣れないクルーズ船が停泊していた。
思わず車窓からパチリ!
後で調べるとこの日に停泊していたのは
「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」号。
アメリカの会社が所有するクルーズ船だった。

・総トン数:168,666トン
・乗客定員:4246人、乗組員数:1551人
・全長:347m、全幅:41m、喫水:8.5m
・巡航速度:22ノット

就航2019年4月とある。出来立てのクルーズ船だ。

それにしてもこの船、無茶苦茶でかい。
まるで団地が浮かんでいるようであった。
そしてこんな船が普通にしれっと浮かんでいる。
改めて神戸港ってすごい港なのだと思った。

クルーズの白き航跡夏めける
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季題 蛍袋

2019年06月23日 | nonoka

子規庵の文机に活けられた蛍袋。
玻璃からの薄い日にとてもよく
調和していたように思う。

蛍袋は歳時記では六月の季題。
釣鐘草ともカンパニュラとも。

山野に自生。雨の多い処に咲くという。
子どもがこの花に捕えた蛍を入れる
ということから名付けられたという。

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幸せ昼ごはん 豆富づくし

2019年06月22日 | slow gourmet

子規庵を出て、豆富料理の老舗“笹乃雪”さんへ。
笹乃雪さんは元禄四年創業。江戸で初めて
絹ごし豆富を作り根岸に豆富茶屋を開いたのが
始まりとあった。昔ながらの井戸水とにがりを
使用した製法の豆富料理だという。
豆富とあるのは、80年前の九代目が
「腐」の字はふさわしくないと嫌ったからだとか。

江戸の風情が随所に残る雰囲気で食す豆富料理の数々。
朝顔御膳 三千円を頂きました。

生盛膾(白酢あえ)
冷奴 あんかけ豆富
胡麻豆富 揚げ物 雲水
うずみ豆富(豆富茶漬け)
デザート

名物らしい生湯葉と焼き鳥を追加してみた。

生盛膾は出てきた盛を混ぜて食す。(写真)
こんなのは初めての経験だったが嗚呼!絶品。
お豆富はいずれも上品でやさしい滋味。
雲水は素麺の汁もの。そして豆富茶漬と
これでこの価格ならもったいないほど。
食べ足らないと思うところも正に絶妙。
雰囲気良し。味良し。見た目良し。
三方良しの笹乃雪さんでござった。

正に江戸にしばしタイムスリップしたような気分。
歳をとればこういう料理はたまらんばい。
素敵な時間でございました。

■創業三百二十年 豆富料理
根ぎし 笹乃雪
東京都台東区根岸2-15-10
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下町の路地

2019年06月21日 | cocoro

東京の下町。ブロック塀に囲まれた民家。
まるでドラえもんに出てくるような風景。
懐かしい日本の町並みの原風景だ。

今、神戸・三ノ宮ではタワーマンションの
建設を規制しようという動きがある。
狭い日本、空へ空へと伸びようとするのは
ある意味必然かもしれない。けれども
そこに人のこころは追いつくのだろうか?

細い路地のある町の風景。
いつまでもどこかで残っていて欲しい。
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