中学校の秋季野球大会。
息子のチームは全国に名を馳せる
超進学校との対戦となった。
件の超進学校…。
まず応援に来る親たちの車が違った。
外車が多い。う~ん。
以前、かの赤門生の親の平均年収が
1千万を越えたと聞いていたが
教育は投資の昨今をことさら実感。
まずわがチームは親の年収でも完敗。
次に負けじと親の応援合戦。
エリート候補の親ゆえ、上品かと思いきや!
これも相手チームの親の迫力はすごかった。
応援ママは絶え間なく激を飛ばす。
隣のパパにがんがん疑問をぶつけてくる。
親子鷹で全国一の名門入学へ戦ってきた
お受験ママは強し。
目的達成への意識や情熱の一端を垣間見た感じ。
これも完膚なきまでに負け。
さて、肝心の子供の試合はというと、これも
さすが頭脳プレーが随所に見られた。
まずバントを多用してくる。
2死3塁でもバントだ。
その選手がヒットを打って出塁する確率より
バントで転がして内野がミスする確率を重視しているのだ。
う~ん、これも中学野球の得点統計から導いた
勝利のセオリーなのか?
この日はこちらも5死球と球筋が荒れた。
そこも見逃さず
内角ぎりぎりにバッターは立ってくる。
死球狙いである。恐るべし戦術!
で、肝心の試合結果はというと
これも負けたのである。
こういう相手には圧倒的なパワーと技術で
凌駕して欲しいという凡庸な親の願いもむなしく。
しかしこれは惜敗であった。
雪辱を期したい。