たびにでるたび

***旅に出るたび **胸につもる何かを *ほんの少し、眠る前に

被曝後、どう生きるのか

2011-10-06 01:33:16 | Weblog

原発事故のあった福島、飯舘村の放射能汚染の現在。フリージャーナリストの烏賀陽弘道さんの記事とても興味深い。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/24801 私たち国民は政府や東電の隠蔽工作につきあってる場合じゃないんだ、と真摯に思う。これが現実で逃げることができなくてでも本当は国外へ逃げなくちゃいけないのに経済的にもどこにも行くことができないし事故は未だ収束していないという事実。おそらくは、国が何も保障してくれないという事実。期待することすらできないという事実。現状把握と認識が甘かったことは個人の責任もある。関東に住む私だってきっともうたくさん被曝していて健康に安全に子供を生んだり育てたりできる可能性は下がったし、そもそも自分の体だっていつまで無事かわからない。 諦めちゃいけないって知っている。被曝量を少しでも抑える努力をして、明るくしぶとく生き続けなくちゃいけないってわかっている。でも、思い描く明るい未来とやらを持っていない世代でもある。それを言い訳にするつもりはないけれど。地震があってもなくても、原発事故があってもなくても、たぶんそれは変わらなかったと思う。 じゃあ、どうする? 毎日、職場へ行って仕事をして毎月、高くはない給料をもらってそれが保険料や税金や生活費になってわずかな額の貯金をしてでも、安全なところまで移住するのには全然足りない。日本語しかできないし、外国で働けるような技能もない。じゃあ、どうしたらいい? それを考えない日はないのに答えが出ない。


最新の画像もっと見る