きみがどこにいるか
偶然まったく予想外のところから聞いて
びっくりした
会いたい気持ちより
会いたくない気持ちが
不思議と大きくて
またきみのことを頭の中で
嫌になる方に考えてばかりいる
自分に思い当たる
直接言って欲しかったんだろうか
それでもきっと
根底に見え隠れする愚かさや幼さを
引っ張り出しては
きみを好きになれないことに
また思い巡らすんだろう
きみはきっと
今のわたしのことなんて知らない
知っていてもいなくても
連絡がなかったのは興味の問題だ
本当は
覚えていて欲しくて
でも構われたくはなくて
そのくせ一番大事に思われたい
それらが無いことに
苛立つから
会いたくない