英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

多田佳子女流四段もLPSA退会

2014-02-01 21:29:23 | 将棋
多田佳子女流四段もLPSA退会

 中井女流六段の退会(1月23日)、石橋代表理事の引退・退会(1月28日届出31日受理)に引き続いての退会である。(1月29日記事「中井女流六段、LPSA退会、代表理事・石橋女流四段も引退・退会」参照)
 多田女流四段のコメントを読むと、先の女流二人の退会(引退)を愁いており、
「設立・独立当初から尽力され代表の任務と、将棋の実力も実績もあり、協会の基礎を築かれたお二人が離脱せざるを得なかった、このような事態になり、協会の今後・方向性などとずれを感じて、多田も退会いたします」
と述べている。
 最初は、LPSAを追い込んだ連盟を批判しての退会と思ったが、ふたりが辞めざるを得なくしたLPSAに対する憤りと解釈できる。
 多田女流がLPSA内でどのような意見や行動をしたのかは分からないが、石橋代表が起こした一連の騒動に対する責任は重く、引退は当然だと私は思う。また、彼女の暴走を止められず、その後のゴタゴタを続けたLPSA会員各々の責任も大きい。

 多田女流は女流棋士発足時からの女流棋士(一期生と呼べる)であるが、第2期女流名人位で蛸島女流名人に挑戦した以外は目立つ棋歴はない。
 表舞台に登場することが多かった同期の蛸島女流五段(元女流名人、元女流王将)や関根紀代子女流六段(タイトル挑戦4回)や山下カズ子女流五段(元女流名人)よりも、女流棋士であることの辛さを多く体験したかもしれず、それを考えると、私のような外野がとやかく言うべきではないかもしれない。(しかし、あれこれ言いたくなるようなLPSAの行為だった)

 今後も退会者が出てくるのであろうか?
 

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