公益社団法人・日本女子プロ将棋協会「LPSA」のホームページに4月8日付の「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」という声明文が公表されました。
この声明に関して、LPSAに次のような「問い合わせ」(メール)をしました。
=======================================
私は、単なる将棋ファンで、何の権限も持っておりません。しかし、将棋を愛する気持ちはだれにも負けないつもりでおります。
近年の「名人戦問題」「女流棋士独立問題」の経緯を報道・機関紙・ネットなどでしか得られる情報しか知っていませんが、一連の連盟幹部の行動に大きな疑問を感じていました。女流棋士独立問題の経緯も、女流棋士自体の行動や信念(信条)にも疑問を持ちましたし、連盟の行為も大きな疑問や怒りを感じていました。
詳細に突っ込んで調査する位置にないので、知りえる情報で判断するしかないのですが、それ故、公平な立場で事象を観ることもできるし、そうありたいと思っていました。
なので、今回のLPSAの行為も中立の立場で見ていますし、過去の経緯を抜きにして、判断することもしました。
そういう目で、今回の出来事を見ています。
まず、契約期間を残しての契約破棄はないです。もし、一方的に契約破棄ができるのなら、それはもう契約とは言えません。契約不履行なのですから、違約金を払わないといけないのではないでしょうか。(記者会見以前の1月27日付の文書で次期の契約破棄を伝えていますが、今期については触れていません)
また、契約期間内に契約破棄をした石橋さんの対局の処遇を決めるべきでしょう。記者会見で対局を放棄すると表明しても、対局前日では大会運営側は対応が大変です。
すでに対局は世間に告知されているわけですから、それを履行しないということは、どれだけの人を裏切り、迷惑を掛けることになるのか考えなかったのでしょうか?
LPSAは公益法人を謳っていますが、そういう無責任なことをする団体が、それを名乗ってもいいのでしょうか?
棋士の一番の責務は、将棋を指し、良い将棋を作り、見せることだと思います。その一番大切なことを放棄したのです。
連盟からの弾圧や嫌がらせがあったかどうかは別にして、たとえ、そういうことがあったとしても、「対局放棄」を実行してもよいということにはなりません。ずっと嫌がらせを受けていた相手に対して、堪忍袋の緒が切れたと言って、暴力をふるってはダメなのです。
そんな行為は、女流棋士、いえ、棋士の信用を落としてしまったと言えます。今後のスポンサーとの契約にも悪影響を与えるかもしれません。スポンサーだけでなく、世間の評価も落としたかもしれません。
さて、ここからは、「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」にていて考えます。
まず、女子柔道界の暴力・パワーハラスメントと同列にしていいものでしょうか?若干次元が違うものに思えますし、LPSAはその女子柔道界の実情を詳細に知っているのでしょうか?報道されていることのみの情報で考察し、こういう声明文に載せていいのでしょうか?
また、
>「過去から現在も協会は抗議して参りました。スポンサーや報道機関に対しても訴えて来ました。
しかし、関わる報道機関やスポンサーの多くも、これら連盟の不当行為を知りながら「見て見ぬふり」の姿勢であります。
そこには、スポンサーや報道機関に対しても様々な圧力が働いてのことと考えられますが、結果としてこの体質が連盟の横暴を許してきたと言わざるをえません」
と言う表記がありますが、「スポンサーや報道機関に対しても様々な圧力が働いてのことと考えられます」の根拠はあるのでしょうか?憶測、推測のレベルだとしたら、声明文に表記するのは、団体としての質を疑います。
さらに、「結果としてこの体質が連盟の横暴を許してきたと言わざるをえません」は、スポンサーや報道機関も批難しています。
>「繰り返しになりますが女子将棋界の問題も、これらと全く同じ構図なのです」
いえ、女子柔道やいじめの問題は、個人とその個人が属する団体との問題、LPSAの場合は、大小の違いはありますが「団体」対「団体」なのです。
>「当協会は、不当な差別・みせしめ的行為を即刻止めるよう連盟に断固抗議します。」
対局放棄という暴挙を行った棋士に対する当然の処分でしょう。
>「我が国の公益法人が、同じ公益法人に対して行う行為でない事は明らかです」
対局放棄が公益法人が行う行為とは思えません。
>「今後の具体的な行動につきましては別途公表の予定ですが」
既に、ほぼ一カ月経過していますが、どこかに掲載してあるのでしょうか?
以上、厳しいことを書きました。
特に声明文に対しては、揚げ足取りのようになってしまいましたが、理論武装して自己弁明をしている印象を感じました。
「対局放棄」に関しては、世間では「暴挙」と受け取られていることを自覚してほしいのです。
団体として石橋さんを処分、出来れば除名した方がいいように思います。
=======================================
中学生が懸命に理論武装して、自己の正当性を訴えているとしか思えません。
さらに、LPSAサイトの「GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金募集のお知らせ」のお願いの内容もひどいです。
>・GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金の募集について
「日本女子プロ将棋協会(LPSA)では、Girl's Shogi Project(GSP)ならびにLPSAスタイルの趣旨である「女性・女の子が将棋を楽しめる環境作り」の為に、下記の活動の為の寄附金の募集をさせていただきます。皆様には同プロジェクトの趣旨をご理解いただきまして、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。」(代表理事 石橋幸緒)
>〔GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金への応募方法〕
使途指定寄付金のため、恐れ入りますが一般的に30,000円からの受付とさせていただきます。
トーナメントや大会開催等へのご要望などを含む場合には50,000円からの受付といたします。」
使途指定寄付金だと、なぜ30,000円以上になるのか、その理由がよくわかりません。
また、「一般的に30,000円から」の「一般的」て、何なのでしょう?
さらに、「要望を含む場合には50,000円から」って、注文を付けたかったら、余分に金を出せということなのでしょうか?
もはや私は理解不能で、LPSAは負の存在にしか思えません。
メールでも書きましたが、LPSAは石橋さんに何らかの処分をすべきです。
もっとも、石橋さんがLPSAの代表理事であることも話をややこしくしています(大きくしてもいます)。
石橋さんが、単なる女流棋士として今回の騒動を起こしたのなら、彼女を処分すれば済みます。しかし、彼女が代表者なので処分を下しにくい(下せない)状況です。
さらに、彼女の行動は、単なる女流棋士としてではなくLPSAの代表として行動を起こしています。なので、対局放棄がLPSAとして団体が行った行為なので、石橋さん(石橋さんの行為)を処分することは、LPSAの行為・決定を否定することになってしまいます。
となると、LPSAは自己の正当性を主張し続けるか、石橋さん以下の幹部が退任するかしかないように思えます。
しかし、あの騒動の後も、石橋さんを除くLPSAの女流棋士は棋戦に参加しています。将棋連盟も参加を認めています。
将棋連盟の器が大きいとも考えられますが、女流棋界、将棋界全体で考えると、なるべく穏便に済ませたほうが得策だと判断したように感じます。
さて、メールを送って1週間過ぎようとしても、LPSAから回答を頂けなかったので、「やはりLPSAだなあ」と思っていたところ、回答が届きました。
到着時期も微妙でしたが、その内容も微妙でした。
私のメールに対しての回答で、公開を前提とされていませんので、文面をご紹介するわけにはいきませんが、要約しますと、
「問題の件は将棋連盟会長をはじめいろいろな方と解決に向けて行動しており、ファンの皆さんにも良い報告ができると確信している。
ファンの皆さんには大変なご心配をお掛けして申し訳ないと思っており、もう少し事態を見守ってほしい」とのことです。
私の非礼なメールにも誠実に回答をしたとも感じられますが、マニュアル通りの回答だったとも考えられます。
無視された方が、ブログに書きやすく、また、具体的に反論してくれたのなら、LPSAの意図も汲み取れたので、私としては肩透かしの回答でした。
今回の一連の行動だけでなく、独立当初からの行動の拙さを露呈してきたLPSAでしたが、今回は結果的かもしれませんが、巧妙な回答だったと言えます。
しかし、若干の肩透かしを食らいましたが、放電してしまうのが私の私たる所以と自惚れて今回の記事をアップします。時々、浅慮で騒動を招いていますが進歩がないですね。
この声明に関して、LPSAに次のような「問い合わせ」(メール)をしました。
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私は、単なる将棋ファンで、何の権限も持っておりません。しかし、将棋を愛する気持ちはだれにも負けないつもりでおります。
近年の「名人戦問題」「女流棋士独立問題」の経緯を報道・機関紙・ネットなどでしか得られる情報しか知っていませんが、一連の連盟幹部の行動に大きな疑問を感じていました。女流棋士独立問題の経緯も、女流棋士自体の行動や信念(信条)にも疑問を持ちましたし、連盟の行為も大きな疑問や怒りを感じていました。
詳細に突っ込んで調査する位置にないので、知りえる情報で判断するしかないのですが、それ故、公平な立場で事象を観ることもできるし、そうありたいと思っていました。
なので、今回のLPSAの行為も中立の立場で見ていますし、過去の経緯を抜きにして、判断することもしました。
そういう目で、今回の出来事を見ています。
まず、契約期間を残しての契約破棄はないです。もし、一方的に契約破棄ができるのなら、それはもう契約とは言えません。契約不履行なのですから、違約金を払わないといけないのではないでしょうか。(記者会見以前の1月27日付の文書で次期の契約破棄を伝えていますが、今期については触れていません)
また、契約期間内に契約破棄をした石橋さんの対局の処遇を決めるべきでしょう。記者会見で対局を放棄すると表明しても、対局前日では大会運営側は対応が大変です。
すでに対局は世間に告知されているわけですから、それを履行しないということは、どれだけの人を裏切り、迷惑を掛けることになるのか考えなかったのでしょうか?
LPSAは公益法人を謳っていますが、そういう無責任なことをする団体が、それを名乗ってもいいのでしょうか?
棋士の一番の責務は、将棋を指し、良い将棋を作り、見せることだと思います。その一番大切なことを放棄したのです。
連盟からの弾圧や嫌がらせがあったかどうかは別にして、たとえ、そういうことがあったとしても、「対局放棄」を実行してもよいということにはなりません。ずっと嫌がらせを受けていた相手に対して、堪忍袋の緒が切れたと言って、暴力をふるってはダメなのです。
そんな行為は、女流棋士、いえ、棋士の信用を落としてしまったと言えます。今後のスポンサーとの契約にも悪影響を与えるかもしれません。スポンサーだけでなく、世間の評価も落としたかもしれません。
さて、ここからは、「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」にていて考えます。
まず、女子柔道界の暴力・パワーハラスメントと同列にしていいものでしょうか?若干次元が違うものに思えますし、LPSAはその女子柔道界の実情を詳細に知っているのでしょうか?報道されていることのみの情報で考察し、こういう声明文に載せていいのでしょうか?
また、
>「過去から現在も協会は抗議して参りました。スポンサーや報道機関に対しても訴えて来ました。
しかし、関わる報道機関やスポンサーの多くも、これら連盟の不当行為を知りながら「見て見ぬふり」の姿勢であります。
そこには、スポンサーや報道機関に対しても様々な圧力が働いてのことと考えられますが、結果としてこの体質が連盟の横暴を許してきたと言わざるをえません」
と言う表記がありますが、「スポンサーや報道機関に対しても様々な圧力が働いてのことと考えられます」の根拠はあるのでしょうか?憶測、推測のレベルだとしたら、声明文に表記するのは、団体としての質を疑います。
さらに、「結果としてこの体質が連盟の横暴を許してきたと言わざるをえません」は、スポンサーや報道機関も批難しています。
>「繰り返しになりますが女子将棋界の問題も、これらと全く同じ構図なのです」
いえ、女子柔道やいじめの問題は、個人とその個人が属する団体との問題、LPSAの場合は、大小の違いはありますが「団体」対「団体」なのです。
>「当協会は、不当な差別・みせしめ的行為を即刻止めるよう連盟に断固抗議します。」
対局放棄という暴挙を行った棋士に対する当然の処分でしょう。
>「我が国の公益法人が、同じ公益法人に対して行う行為でない事は明らかです」
対局放棄が公益法人が行う行為とは思えません。
>「今後の具体的な行動につきましては別途公表の予定ですが」
既に、ほぼ一カ月経過していますが、どこかに掲載してあるのでしょうか?
以上、厳しいことを書きました。
特に声明文に対しては、揚げ足取りのようになってしまいましたが、理論武装して自己弁明をしている印象を感じました。
「対局放棄」に関しては、世間では「暴挙」と受け取られていることを自覚してほしいのです。
団体として石橋さんを処分、出来れば除名した方がいいように思います。
=======================================
中学生が懸命に理論武装して、自己の正当性を訴えているとしか思えません。
さらに、LPSAサイトの「GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金募集のお知らせ」のお願いの内容もひどいです。
>・GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金の募集について
「日本女子プロ将棋協会(LPSA)では、Girl's Shogi Project(GSP)ならびにLPSAスタイルの趣旨である「女性・女の子が将棋を楽しめる環境作り」の為に、下記の活動の為の寄附金の募集をさせていただきます。皆様には同プロジェクトの趣旨をご理解いただきまして、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。」(代表理事 石橋幸緒)
>〔GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金への応募方法〕
使途指定寄付金のため、恐れ入りますが一般的に30,000円からの受付とさせていただきます。
トーナメントや大会開催等へのご要望などを含む場合には50,000円からの受付といたします。」
使途指定寄付金だと、なぜ30,000円以上になるのか、その理由がよくわかりません。
また、「一般的に30,000円から」の「一般的」て、何なのでしょう?
さらに、「要望を含む場合には50,000円から」って、注文を付けたかったら、余分に金を出せということなのでしょうか?
もはや私は理解不能で、LPSAは負の存在にしか思えません。
メールでも書きましたが、LPSAは石橋さんに何らかの処分をすべきです。
もっとも、石橋さんがLPSAの代表理事であることも話をややこしくしています(大きくしてもいます)。
石橋さんが、単なる女流棋士として今回の騒動を起こしたのなら、彼女を処分すれば済みます。しかし、彼女が代表者なので処分を下しにくい(下せない)状況です。
さらに、彼女の行動は、単なる女流棋士としてではなくLPSAの代表として行動を起こしています。なので、対局放棄がLPSAとして団体が行った行為なので、石橋さん(石橋さんの行為)を処分することは、LPSAの行為・決定を否定することになってしまいます。
となると、LPSAは自己の正当性を主張し続けるか、石橋さん以下の幹部が退任するかしかないように思えます。
しかし、あの騒動の後も、石橋さんを除くLPSAの女流棋士は棋戦に参加しています。将棋連盟も参加を認めています。
将棋連盟の器が大きいとも考えられますが、女流棋界、将棋界全体で考えると、なるべく穏便に済ませたほうが得策だと判断したように感じます。
さて、メールを送って1週間過ぎようとしても、LPSAから回答を頂けなかったので、「やはりLPSAだなあ」と思っていたところ、回答が届きました。
到着時期も微妙でしたが、その内容も微妙でした。
私のメールに対しての回答で、公開を前提とされていませんので、文面をご紹介するわけにはいきませんが、要約しますと、
「問題の件は将棋連盟会長をはじめいろいろな方と解決に向けて行動しており、ファンの皆さんにも良い報告ができると確信している。
ファンの皆さんには大変なご心配をお掛けして申し訳ないと思っており、もう少し事態を見守ってほしい」とのことです。
私の非礼なメールにも誠実に回答をしたとも感じられますが、マニュアル通りの回答だったとも考えられます。
無視された方が、ブログに書きやすく、また、具体的に反論してくれたのなら、LPSAの意図も汲み取れたので、私としては肩透かしの回答でした。
今回の一連の行動だけでなく、独立当初からの行動の拙さを露呈してきたLPSAでしたが、今回は結果的かもしれませんが、巧妙な回答だったと言えます。
しかし、若干の肩透かしを食らいましたが、放電してしまうのが私の私たる所以と自惚れて今回の記事をアップします。時々、浅慮で騒動を招いていますが進歩がないですね。
そもそもは、こちらの記事にコメントしようか迷っているうちに、ああいう行為に出てしまったわけです。お詫びも兼ねまして、こちらに真剣にコメントいたします。あ、以前の記事でコメントした「今回は匿名希望」が私だったってことは、白状しておきます。その節は、差し出がましいことをしてしまい、失礼しました。
で、タイトルどおりです。この問題について、9割方は英さんのご意見に賛成です。石橋女流の行為も、その後のLPSAの対応も、酷過ぎると思っています。
でも、一点だけ、私にはどうしても解せないことがあるんですよね。マイナビ側がLPSAに来期以降契約しないことを通告したタイミングです。石橋さんの対局のほとんど直前ですよね?将棋界を支えるはずのスポンサーが、対局者の気持ちを完全に無視して良い正当な理由があるのでしょうか?あのタイミングで通告すれば、石橋女流が気持ちの整理がつかないまま対局に臨むことになるであろうことは、当然予想できたはずです。対局放棄した石橋女流が非難されるのは当然だと思いますが、マイナビ側が他人面しているのを周囲が黙って見過ごしていい理由は、私にはまったく分かりません。スポンサー失格じゃないですかね?
もちろん、将棋界はスポンサー探しに必死なのでしょう。でも、スポンサーってお金さえ出せば何やっても許されるんですかね?
マイナビがLPSAと来期契約しないのは自由ですし、仕方ない流れかもしれないとさえ思いますが、あのタイミングで通告するのは何ら問題ないんでしょうか?私には、相当酷い行為だと思えるのですが。繰り返しますが、それにしても石橋女流の対局放棄はなかったと、私も思います。それにその後のLPSAの対応は一層拙かった…。
いつもコメント、ありがとうございます。
>マイナビ側がLPSAに来期以降契約しないことを通告したタイミングです。石橋さんの対局のほとんど直前ですよね?
この情報はどこからなのでしょうか?
私の勉強不足から把握していないんです。
もし、こういう事情なら、心情的には石橋さんの行為もある程度理解できます。
情報元が差しさわりのある相手でしたら、その旨を伝えていただけるだけで結構ですし、LPSA、連盟、マイナビ等のどこかのページにあるのでしたら、ご教授ください。
LPSAのサイトは一通り読んだのですが、
http://joshi-shogi.com/lpsa/news/kyukoku_mynavi6semifinal_2.html
http://joshi-shogi.com/2013/01/30/pdf/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%93%E7%A4%BE%E5%AE%9B%E3%81%A6%E3%81%94%E9%80%9A%E7%9F%A5%E6%9B%B8%E9%9D%A2.pdf
などを読む限り、渡部さんのあつかいについて、LPSAと連盟の折り合いがつかず、対局放棄に至ったとは読み取れます。
次期マイナビオープンの契約については、どこかで読んだ記憶もありますが、それがどこで、詳細の内容を思い出せません。
九鬼さんのコメントの主旨はもっともだと思いますが、詳しいレスは、その情報の詳細を知ってからにさせてください。
http://joshi-shogi.com/lpsa/news/kyukoku_mynavi6semifinal.html
確かに、対局予定日が1月30日で、来期契約打ち切りの通告日が21日(つまり9日前)なので、通常のビジネス感覚なら気持ちの整理を付けるのには十分の猶予と言えるかとも思いますが、でも零細企業の社長で同じ状況におかれて平静を保てる人が何人いるか…。まして精神的なものが大きく左右する将棋の対局です。私のようなヘボでさえ、仕事が上手くいかないときは、負けが込みます。マイナビさんの通告のタイミングは、自社主催棋戦の対局者としての石橋女流への配慮に欠けていると、どうしても私にはそう思えるのです。(ちなみに、石橋女流が準決勝進出を決めたのは通告日の約一月前でした。)それでも、対局放棄という石橋女流の対応は許されるべきでないとは思いますけれど。
ともかく。私の表現が適切でなく、失礼しました。
http://joshi-shogi.com/lpsa/news/kyukoku_mynavi6semifinal.html
「昨1月21日、三者契約の1社である株式会社マイナビ社から、次期契約は協会を除き、連盟と二者契約する、との通告がありました」
ええ、そうでした。読んだ記憶があります。失念していたのは迂闊でしたが、現在、LPSAのトップから示されている声明文に欠かせない情報だと思います。
しかし、この情報だけだと、マイナビ社がどういう理由で契約解除の旨を伝えてきたのか分かりません。
契約料がどれだけかにも依りますが、LPSA所属の女流棋士の参加は肯定的だったと思います。
将棋連盟も容認していたと思われます。それが、LPSAが独自に認定した渡部さんの参加を認めると、今後もLPSA認定棋士がどんどん誕生し参加してしまうということを危惧し、歯止めを掛ける必要を感じたのだと思います。
LPSAとしても、これが認められないとすると、先細りが必須となります。この問題は、両団体の存在にかかわる大問題です。
なので、独立当初、あるいは、LPSAが独自にツアープロ制度を確立した時点で、連盟も態度をはっきりする必要があったと思います。
本当なら、LPSAが制度を確立する際に連盟に打診する必要があったと思いますが、円満独立でない状況下では、上手くいくとは思えませんね。
しかし、若い女性の将来を考えると、見切り発進ではいけなかったと思います。
で、遅ればせながら、昨年、この問題が浮上したのですが、マイナビは参加資格については連盟とLPSAで協議・合意して、それに従うという判断をしました。
観ようによっては、責任を放棄したようにみられますが、棋戦参加の資格という問題は、両団体の根幹にかかわる問題なので、おいそれとスポンサーが口を出す問題ではないと判断したのは、仕方なかったように思います。
ただ、第三者的に視て、女流棋士の過去の歴史やLPSA独立の状況を考えると、連盟の主張の方を支持したいです。
もしかしたら、マイナビも連盟の主張を支持したのかもしれません。
あの時期に契約解除の意思を伝えてきたのは、時期運営でのリミットだったと考えられます。
また、連盟がマイナビに「LPSAとの協議が物別れに終わった」と結果だけを伝えたのかもしれません。
LPSAもマイナビからの通達の全容を開示しないし、とにかく、このあたりの事情が分からないと、マイナビの対応については論じられないと思います。
あと、LPSA独立当初からの印象ですが、文書でのやり取りが多く、直接の会談、面談が少なすぎるような気がします。