英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『ゼロの真実 監察医・松本真央』 第3話

2014-07-31 23:16:09 | ドラマ・映画
 意外な死因だった。
 死因が解明されたが、≪解明しなかった方が良かったのでは?≫と思ってしまうような真相だった。

印田「正しい死因を究明することで、彼女(被害者)の負の部分も世の中に晒した。
   ささやかに生きている悪気のない若い女性を、被疑者の立場に引きずり下ろした」
真央「正しい死因を究明するのが、監察医の仕事です」
印田「暴かなくていい真実もあると思うけど」
真央「そんなものありません」
印田「ある!…………絶対ある」


小杉(橋爪功)「どんなふうに物を見るか?どこから見るか?誰が見るか?によって、物事は違って見える」
真央「違いません。どんなふうに見えても、本当の姿はひとつです」


 バスの揺れで被害者の首に拳が当たった。しかも、殴打されたことによって引き起こされたくも膜下出血にはタイム差があり、暴行の自覚がない加害者はバスを降りてしまっている。ほとんど“事故”と言って良いように思えるが…。
 主人公でなければ、病死と判断されたはず。
 それにしても、解剖報告書に「殴られた」というのは主観が入り過ぎで、「拳がぶつかって」で良いのではないかと思う。「殴った」というと故意があったことになってしまう

【その他の感想】
・容疑者と若い刑事の追いかけっこは、ふたりともなかなか走力があった。
・バスの中で被害者とぶつかった若い男はフェイクかよ!

【ストーリー】番組サイトより
バスの車内で突然意識を失った女性が、救命措置も虚しくそのまま死亡した。亡くなった蒲生弓子(床嶋佳子)という女性は、医大の講師で、印田(真矢みき)とは医学部の同期。1週間ほど前、旧友の通夜で再会したばかりだった。病院での診断では、くも膜下出血が死因とされていたが、改めて検案した結果、遺体にくも膜下出血にみられるはずの特徴的な症状が見当たらなかったことから、監察医務院で詳しく調べることに。真央(武井咲)の指導係が印田に引き継がれたこともあり、真央は印田と共に解剖にあたる。

その結果、くも膜下出血であることが改めて確認されたが、それを引き起こした直接の原因を特定するには至らなかった。そんな中、屋敷(佐々木蔵之介)からきな臭い情報がもたらされる。弓子は、担当した患者の遺族から医療ミスを疑われて訴えられていたといい、その裁判には勝訴したものの、結審後は脅迫状が届くようになったという。いっぽう、真央は何がくも膜下出血を引き起こさせたのか、原因を調べ続けていたが、意外な事実にたどり着く。女医のもうひとつの顔がだんだんと暴かれ始める…!

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2 コメント

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意外な結果でしたね (koumama)
2014-08-01 21:28:49
武井咲ちゃんがクールな役で結構はまり役かなって見ています
今回の事故・・ですよね(笑)?真実を追及して
女の子の人生に大きな影を落としちゃっただろうなって
思いました。
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目力 ()
2014-08-01 23:08:16
koumamaさん、こんばんは。

>武井咲ちゃんがクールな役で結構はまり役かなって見ています

 咲さん、意外と目力ありますね。真矢さんに負けていませんね。ふたりで「ぎょろり合戦」していました。

>今回の事故・・ですよね(笑)?真実を追及して
女の子の人生に大きな影を落としちゃっただろうなって

 ええ、事故ですよね。バスが止まっていないのに立ち上がったのは当人の過失ですし。
 検案書に私情を挟んではいけないと思いますが、普通なら単に病死で落着しそうなだけに、気の毒でしたね。
 「本当の姿はひとつです」と言っているのだから、「殴った」という主観の入った表現をしちゃダメですよね。
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