7月13日記事『中田章道七段作「鮮やか」』の解答です。(タイトルの『鮮やか』は私が勝手に命名)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b2/87e3cbc9b108274fe20ff0bfbe8df5dd.png)
問題図では、まず▲1一飛(第1図)と打ってみたくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/9c/aa3b9488490eb279f2b74750bc65c573.png)
ひねくれて取らずに合駒をする手がありますが、まず、素直に△1一同銀と取る手を考えましょう。△1一同銀に▲2一飛(第2図)と飛車捨ての第二段!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/bb/ae404d99bb655ebedf48435132eb2dce.png)
これに△2一同銀と銀で取ると▲2三桂(変化2図)と綺麗に早詰み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/93/61a0ac498cd1b4e1d13b5009cd713342.png)
なので△2一同玉とします。これには▲3三桂(第3図)と追い打ち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/78/b09fb3b59771ca7b2138b2610e9b9aaa.png)
変化2図と第3図で桂が打てるのが初手の飛車捨ての効果です。2二の銀を1一に追いやることで2三や3三のガードがなくなっています。
第3図の▲3三桂には△3一玉(第4図)と逃げるしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4d/a3395f2197e2d361387c02830cce0ddb.png)
さあと少しです。
初心者の方もここから今一度、チャレンジしてみてください。3手で詰みます。
ヒントは、コメント欄で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b2/87e3cbc9b108274fe20ff0bfbe8df5dd.png)
問題図では、まず▲1一飛(第1図)と打ってみたくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/9c/aa3b9488490eb279f2b74750bc65c573.png)
ひねくれて取らずに合駒をする手がありますが、まず、素直に△1一同銀と取る手を考えましょう。△1一同銀に▲2一飛(第2図)と飛車捨ての第二段!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/bb/ae404d99bb655ebedf48435132eb2dce.png)
これに△2一同銀と銀で取ると▲2三桂(変化2図)と綺麗に早詰み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/93/61a0ac498cd1b4e1d13b5009cd713342.png)
なので△2一同玉とします。これには▲3三桂(第3図)と追い打ち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/78/b09fb3b59771ca7b2138b2610e9b9aaa.png)
変化2図と第3図で桂が打てるのが初手の飛車捨ての効果です。2二の銀を1一に追いやることで2三や3三のガードがなくなっています。
第3図の▲3三桂には△3一玉(第4図)と逃げるしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4d/a3395f2197e2d361387c02830cce0ddb.png)
さあと少しです。
初心者の方もここから今一度、チャレンジしてみてください。3手で詰みます。
ヒントは、コメント欄で。
初手の▲1一飛は浮かんだんですよねぇ。
なんとなく、詰め将棋らしい手なので。
その後、手を読もうとすると苦痛を感じてしまうという「根性無し」です。
そうか、もう一枚飛車を捨てるのですか。
なるほど、こりゃ、気持ちいいや。
あっ、あの赤字の大きめのフォントの言葉は、ssayさんに呼びかけたのではありませんが、赤字で大きな文字で「初心者の方」と呼びかければ、ssayさんを「あおった」とも受け取れますね。
実は、最近、常連さんになってくださった「玉さん」にどうかな?と思ったもので。
せっかく、初級者将棋講座を読んでいただいているのに、私がさぼっているもので、ちょっとズルして、「初級者講座」を兼ねてしまいました。
それはともかく、中田七段の詰将棋は爽快です。どの詰将棋もその作りが見事で「鮮やか」です。
それに、中田七段は3桂詰、4桂詰をよく創作し、それが見事ですね。
早い梅雨明けで猛暑が長いなと思ったら夏台風・・・、と荒れ模様ですね。
この問題、出題ログを見て真剣に考えました。
5分で初段でしたっけ?
30分は楽に考えましたね。もっとかな(笑)
なんとか正解にたどり着けたのでホッとしました。
>30分は楽に考えましたね。もっとかな(笑)
それは楽しい30分でしたね。
>なんとか正解にたどり着けたのでホッとしました
それはおめでとう?ございます。
中田七段の詰将棋は、テトリスでスポ、スコッとクリアするような爽快さがあります。