英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

羽生九段、A級から陥落 【追記あり】

2022-02-05 10:10:29 | 将棋
第80期A級順位戦8回戦で、永瀬拓矢王座に敗れて2勝6敗となり、B級1組への降級が決まった…


―来期、B級1組で戦うことになるが―  という問いに

「まだ特に何も考えてないので、次全力を尽くしたい」

 ………ちょっと微妙な言葉だ。
 えっ、これから考えるの? と思うこともできる…

 ニュースの映像を見ると、やや苦笑混じりに答えていた。フリークラス転出や引退については全く考えていなかったような印象だった。
 もちろん、それについては今後考えると思われるが、将棋が好きなのでやめるとは思えない。B級1組であろうが、こだわらずに指すだろう。

 ただ、最近、良いところなく(勝負所なく)敗れている。内容が悪いのが心配だ。


【追記】
 ただ、このままでは終わらない気もする。
 AI主導の研究により、定跡の精密化や新たな将棋の手法や考え方が開発されて、将棋のレベルがぐんと上がった。
 ただし、一部の棋士を除いては将棋の読みの能力は退化していくような気がする。
 羽生九段は、AIを参考程度に利用して、読みの深さを維持し、大局観を再構築していくべき。

 それよりも、AI主導の研究将棋の行く末の方が心配だ。このままだと、AIが誘導する将棋ばかりになってしまう?
コメント (6)
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