笑顔の江川

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悲しみの中で静かに祈る

2010-10-29 21:30:44 | 日記
今月23日に薬害肝炎原告のお一人が亡くなられました。
「刻々にいのちの時間無くなりて「命返せ」とまた原告逝く」
これは薬害肝炎全国原告団代表山口美智子さんが詠った短歌です。
肝炎患者さんの支援活動をして最もつらいことは患者さんがなくなられる場面に出会うことです。なくなられた方は昨年の肝炎対策基本法成立に向けての全国での街頭宣伝活動で積極的に多くの署名を集められ法案の成立に大きく貢献しました。肝炎患者さん自らが全ての肝炎患者さんの救済を求めて活動したことが社会の中で多くの支援者を集め、社会全体の声となって国会に届きました。私も共に活動して多くのことを学びました。謹んでご冥福をお祈りします。
この原告さんの行動が多くの肝炎対策基本法の成立に結びつき肝炎に対する医療体制の改善や医療費助成が進み肝炎患者さんの命が救われていると思います。原告さんの思いを大切に、この社会で苦しんでいる患者さんが生きやすい社会にしていくために活動を続けていきたいと思います。
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