婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

秋の夜長の読書

2020-10-30 14:31:45 | Weblog

友が引っ越す先って栃木県の那須町だと言っていた。
どれどれ・・
そんな大まかな話だけで検索して なぜかカーソルが右にずれて『洟をたらした神』の小説をぼうっと思い起こしていた。
よって昨晩、もう一度その本を読みなおす。
そして よせばいいのに我が子が急性肺炎で亡くなっていく様を描いたくだりを熱心に読んでしまった。
月の光がきれいな静かな夜、エッエッって泣いていたのは言うまでもない。
医者にみせるのも お金がなくて躊躇するくだりは、傍に眠るワンコをみて更に激しくしゃくりあげる。
せつないよね。
なんだか私とワンコの行く末もそうだったりして・・
吉野せい様って たしか70半ば過ぎに本が出版されて 数年で亡くなったような気がします。
惜しいなって思う。


 木製パレット屋の婆さんは突然ひらめいて本を読み返す



久しぶりの便りは引っ越し

2020-10-29 11:06:03 | Weblog

久々に友からメール。
12月半ばあるいは、年末に凄い田舎に引っ越しますっていう内容だった。
年末って夜逃げみたいってケラケラ笑ってしまった。
(笑いのツボが人と違うので困ることがある)
その後、ゆっくり驚いた。
まてよ 犬や猫よりましだと言った配偶者は、77歳で友は72歳。
嘘だろうって茫然とした。
年齢がいってきたら ただでさえ会わなくなってきているのでお別れかなって思う。
お互い犬を飼いだしてから ますますだ。
田舎暮らしなんて 若い子のするものだって思っていた。
あぁー!体調の悪い夫がリハビリをかねて土いじりができるしなんて書いてある。
えーーと 砂場遊びを思い出して また笑いがとまらない。
私は、砂場で遊ぶのがとても好きだった。
山を作って 上から水をかけたりトンネルを掘ったりお皿やお団子など飽きるということがなかった。
だからといって土いじりなんて考えたことがなかったな(土いじりは畑か田んぼのことかな?)
しかし、ブレンドされた土をプランターや鉢に入れて植えるのとはわけが違うだろうね。
帰路をたって定住するみたいだが いつもながら行動力があって凄いなって感心する。
おそらく その秘訣はモノをあまり持たないということかもしれない。


木製パレット屋の婆さんは山には引っ越したくない




隣の客は良く柿食う客だ

2020-10-27 11:20:24 | Weblog



ラジオを聴いていたら 今年は熊の出現がとても多いそうです。
原因は、木の実が少ないことと空き家が多くなってきたからだそうです。
えっ!?空き家がなんの関係があるのだろうって思ったら
どうやら 熊が庭木の柿とか美味しい果実などに味をしめたのだろうってことのようです。
そういえば たわわに果実がなっていても放置されていることが多々あります。
お隣の柿の木は、いろんな鳥がお客様で賑やかです。



木製パレット屋の婆さんは子供の頃食べたずるっと甘い柿が食べたい

 

 


おいっちにおいっちに

2020-10-23 15:06:42 | Weblog

 

しかたがなく散歩。
おいっちにおいっちに
目のため、睡眠のため
歩くのは、苦痛なのだが なぜか快調になる。
歩き終わって誰も行かないような 河原に寄り道をした。
ゾッとしたのが 覗いた川は案外 深いのです。
しかも ズルズル落ちそうな傾斜でした。
まったく 泳げない私は、誰にも気づかれずに溺れて死ぬなって思った。
キャァーって足を滑らせて落ちていく様子が目に浮かんだ。
くわばらくわばら
遠くから眺める川は、いいが 傍に行くのはよそうと思う。


木製パレット屋の婆さんは川を覗いてひるんだ