これからの生き方。

このブログ、意外に読んでくださっている方が多いようなので、もう少し続けていきたいと思います。

少し前に、いつもお世話になっている税理士の先生をお連れして実家に行き、実家や畑を直接見ていただきました。

久しぶりに訪れた、父がずっとひとりでやってきた広い広い畑。

まわりには住宅が増え、不動産業者が「売ってくれませんか？」と言ってきていたようですが、ひたすら畑を続ける道を選んできた父。

母の亡きあとも、「畑が恋人」といいながら、朝から晩までずっと農作業。

定年退職後もずっといつも「忙しい、忙しい」と言っていました。

そんな畑も、昨年くらいから急に雑草が増え、そのままになり、荒れはじめていました。

どこに作物があるのかわからないくらい・・・

毎日のように畑に行ってるのに、どうしたんだろう・・・と思っていたのですが、どうやら畑には行くものの、ほとんど作業が出来てなかったようです。

そういえば、以前は「じゃがいもがいっぱいとれたから持って行くか？」「白菜があるぞ」「アスパラ持って行くか？」などいつも言ってたのが、ぱったり言わなくなっていたことに気づきました。

親戚の人に聞くと、どうやら、畑にいっても作業ができず、座り込んだりぼーっとしていたようです。

主をなくした畑には・・・

自然薯栽培用に立てたたくさんのポール、もう使われることのない農機具がそのままに。

ほとんど雑草化している畑の中で唯一、収穫されることなく芽を伸ばしていたにんにくたち。

リアルすぎるくらいリアルに、残っていました。

僕もこの畑でよく、野菜を収穫していたなぁ・・・と思うと、ほんとうにさみしい気持ちになりました。

始まりがあれば、終わりもある。

父とともに何十年と活躍したこの畑にも、父の人生と一緒に終わりがきたのです。


そんな中、

両親が亡くなったことで、僕自身も、人生全体を見直すようになりました。

これからの生き方。

僕の人生の軸には、つねに今のサロンがありました。

そのサロンの今後についても、いろいろ考えています。

今、サロンのシステム化を急ピッチで進めています。

今後、このサロンは、僕の仕事人生の一部門になっていくと思います。

これからの人生、やりたいことをどんどんやっていく。

父が弱ってなくなっていく姿をみて、そんなことを教えられている気がしました。

人生の時間は有限。

サロンは今後、またかわっていきます。