韓国憲法弾劾裁判後集会は続いている。私は学生革命によって李承晩大統領が下野してからもデモが流行り、社会混乱が深化、朴正熙氏による軍クーデターが起きたことに失望したことをしばしば書いた。今それを思い出す。弾劾を訴えた側は朴クネを拘束しなさいという集会、また弾劾反対の集会の映像が映る。ある同僚から韓国に軍のクーデターが起きるのではないかと冗談まじりに言われた。私の痛みを刺す様な言葉である。
韓国を離れて住みながら私はなぜ韓国から関心が離れないのかと自問する。それはそれが私の自分史であるからである。しかし私はその韓国時代の人間ではない。考えてみると私はかなり変わった。大きく変質した。子供時代の泣きむし、利己主義の青年時代、出世主義だった私は大きく逆に変わった。自分は変わっても社会はなかなかそのようには見てくれないことが多い。これからもどんどん変わっていきたい。それが成熟だと思う。*写真は1977年馬山の慶南大学校時代
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時代は変わってるし、韓国も変わってるし、
パククネ弾劾を契機に先生の考えもいいかげんに変わらなくちゃダメですよ。
先生のいいところはあの申榮福先生と
学生時代友人関係だったことです。