
今日11時韓国の大統領の弾劾の裁判が生中継される。東アジア情勢が緊張している。私は今日まで出版社へ原稿を送ると約束したので数日間作業をしている。そんな中でも、読書会は続けている。倉光氏はジョン・ラーベ『南京の真実』の読後感を発表した。現場にいて事実に基づいて客観的に書かれた本であり日本であまり話題にならないことに疑問、戦死犠牲者5-6万人という情報が中国では30万人という大げさは指摘されている。数の問題ではなく、残酷性の指摘はもっと大きい問題である。
彼は日本軍もソ連軍のように腕時計を奪取したり強姦したりしたと言うことを知ってのショックを叫ぶように語った。普段の語調より強かった。私は大きいことに気がついた。彼をはじめ多くの日本人は当時の日本軍は「日本帝国」の品のあるジェントルな軍人だという妄想を持っていることである。なるほど戦争は平和のためであるから戦士は天使と思われがちである。戦争と軍人の実像を知らないのが一般的である。
日本軍がいかに残虐で、日本人は駄目な民族だと思う人で溢れた。
だから、簡単に慰安婦問題も、南京問題も信じたと思います。
私は、南京について、資料を調べた限り、30000~50000のほとんども、民間人ではなく、国民党兵士の遺体だったと感じます。
また、ジョンラーベさんより、スマイス博士の調査の方が信憑性あるように思います。
いずれにせよ、ヤクザも兵隊だったわけだから、犯罪をおかした人が全くいなかったとは思いません。
が、国民党兵の仕業か、日本兵なの仕業か判別できないと言われてたことも、いつのまにか、日本兵のことしか騒がれなくなりましたね。
ネットウヨと切り捨てても良いのですが、違うのであればどこが違うか、反論する必要はあるのではとも思います
http://www.history.gr.jp/nanking/rabe.html
それにしても、国民党軍がやったはずのことはどうなったのかとつくずく感じます。