崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「花火、花美」

2018年07月27日 05時28分13秒 | 日記

 前回我が家は涼しく冷房をしていないと自慢のように書いたが昨日それが敗れた。冷房をして寝た。考えてみると大学でも家でも冷房の生活になった。本当に猛暑の夏である。ベランダの鉢物の棗が赤く染まっている。暑さによる「結実」である。テレビでは花火を生中継、本当の「花火、花美」である。美しい。音を主にする爆竹文化とは違う。我が家から観れる関門花火大会が爆竹のレベルを超えて美しくなるのだろうか、それを憂う。
 読書会では山田寛人氏の拙著への書評に注目して議論した。悲惨な被害の展示を観て逃避したくなるか、平和と愛へと繋がるのかに対して私の南京記念館を観覧した感想からの疑問である。記念館のメッセージが正しいのか、という私の問題提起に評者、読者たちがどう考えるのだろうか。