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歩くことが唯一の趣味ですから。

長浜

2012-06-10 | Weblog
長浜にきました。滋賀をさまようのも、これで一区切り。コンビニで買った『47都道府県のウワサ』(630円)
で滋賀県のページをひらくと、「新幹線の線路がなぜか市街地を避けて走っているので、確かに地方都市
ではあるがそれ以上に田舎だと思われている」と、もっともなことが書いてある。新幹線から眺める滋賀は
まやかし。在来線に乗り換えると、滋賀のよさがわかる。


長浜城は秀吉の居城だった

もとは今浜といったのを、信長の「長」を一字もらって、長浜という地名にあらためたとか。ご機嫌とりが
うまいのう。長浜の駅のホームに、SLが停車していた。なんか北陸本線、ときどきSL走ってるみたい。
鉄っちゃんが大勢とりついて、写真を撮ったり、乗ったりしていた。


長浜城のすぐ前は、いわゆる琵琶湖ってやつ

滋賀県は、「領地の六分の五が陸地である。他県人が思っているほど琵琶湖は広くない!」と前掲書。
そうだったのか、他県人のなかにはアベコベに「滋賀県の六分の五は琵琶湖である」って思ってる人が
けっこういるかも? 琵琶湖には津波注意報が出るというし。


昔ここに太閤(秀吉)の井戸があったとか

すっかり琵琶湖に浸かってる。埋め立てられて小さくなったと思っていたら、大きくなってる場所も
あるんだ。放流した不届き者がいてピラニアが釣れるとか。それどころか「ビッシー」という怪物が
いて、その正体はビワコオオナマズとも、うぉーたんとも取り沙汰されている。うぉーたんって何?


いるのかなあ、ビッシー……

「駅前に平和堂と民家があり、その背景に田園が広がり、さらにその背後は琵琶湖というのが最も
滋賀県らしい風景だ」と、例の書にある。たしかに「平和堂」はどこの駅前にもある気がする。


これが平和堂

最上階が「スカイレストラン」になっていて、なんとなく滋賀県を満喫できる気がするのでお昼ごはん
を食べることに……したんだけど、お客さんがいない……。


日本の名城の写真がいっぱい貼ってある

「恋愛射撃隊」という昔の歌謡曲(?)が流れている。おすすめの味噌カツ丼(名古屋のメニュー?)
を食べていたら、だんだんお客さんが増えてきた。ふっふっふ、ぼくのおかげだよ。


これがおすすめメニューの味噌カツ丼

今長浜城と呼ばれる(?)平和堂をあとに、また長浜を歩き回る。駅のあたりも城内だったみたいで、
こんな石碑があったりする。周辺の図がまた、なかなか趣のあるイラストレーション。


とっても楽しそうなイラストだけど、ちょっとわかりにくいかもしれない……

黒壁スクエアという地区があって、観光客でごった返してる。じつはこの混雑を避けたくて、昼ごはんを
平和堂の「スカイレストラン」で済ませたのだった。


ほーら、観光客がいっぱい……人ごみは久しぶり

4月中旬に「長浜曳山まつり」というのがあって、その時期がいちばん混むとか。しかし、5月5日の
子供の日(この日)もかなりの人出で、滋賀のイメージがちょっと変わった。


商店街の軒先に飾られた和紙の鯉のぼり

明治のころにつくられたものだそう。こういう古いものが何気なく残ってるのも、滋賀のいいところ。
お寺なんか本腰を入れて回りだしたら時間がいくらあっても足りない。


水辺は19世紀後半のヨーロッパの油絵みたい
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