検査


D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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会社を休んで、朝早くから脳のクリニックに行った。
糖尿以外にも、体調管理の一環として、検査しておきたかったのだ。

レントゲンとCTを撮ったが、脳自体はまったく問題なく、お世辞であろうが30代前半なみだと褒められた。
しかし首の骨が遺伝的に真っ直ぐ(本来は曲がるべき部分)のために、肩こりが激しいのではないかと指摘された。
まったくその通りなのだが、これは治しようがないので、そのまま生きていくしかないということであった(笑)
とにかく脳は大丈夫と聞き、一安心である。

夜になって母親と三人で、今日から公開された「桜田門外ノ変」を見に行った。
吉村昭原作の作品は、映像化されて成功した例が少ないように思う。

今回の映画も、襲撃シーンは出色の出来で、ホロリとくるシーンもあったが、全般に粗さやつなぎの悪さが目立った。
よりによって吉村作品に、原作にない決闘シーンを中途半端に入れたのも、何とも不可解であった。
ナレーションや現代の映像の挿入等、演出の古さも目立ち、数十年前のテレビ映画のようである。

本当は関鉄之介の長い逃避行と、身を挺してその手助けをする人々、じわじわと迫る追っ手の恐怖を、じっくりと描写すべきだと思うのだが・・・
何年も前から、そういうシーンが自分の頭の中で出来ていただけに、見ていてもどかしく、非常に残念だった。
もっとしっとりとした質感が欲しいし、あの俳優陣なら十分に出せたはずだ。

同行した二人にも不評であったが、襲撃シーンと桜田門のセット(位置関係がイメージ通り)と、大沢たかおは良かった(笑)という。
映画に関しては、文句ばかりになるので、この辺でやめておく。
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