原因不明


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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メインで使っているパソコンから、ブログ用の写真をアップロードできなくなった。
それほど重いデータではないのだが、ロードしようとエンターを押すと、それきり返ってこなくなる。
そのままで処理が終わったり、だいぶ時間が経って忘れた頃にアップロードされたり・・・

実はこの現象は、過去にもたびたび起きている。
ところがいつもしばらく経つと勝手に直ってしまう。
数日後には何事も無かったかのように、アップロード出来る様になるのだ。

そのため当初は、ブログの運営側が予告無しにプログラムをいじり、何か悪さをする更新が行われたのだと思っていた。
だがサブで使用しているノートパソコンからだと、問題なくアップロード出来ることが分かった。
これはやはり、メインのパソコンに何か問題があるということだろう・・多分。
一方的にブログを疑って悪いことをした。

調べてみたが、原因がよく分からない。
前回同じ現象が起きた時は、ログが溜まっているのが原因という記事をみつけて、書かれている通りの方法で消してみたが、改善されなかった。
ところが数日後には、例によって直ってしまった。
理由は分らないが、いきなり症状が出ていきなり直る。

現在もアップロード出来ない状況である。
画像を登録出来ないとブログが書けない。
仕方なくノートパソコンからアップロードして凌いでいる。
まあ、そうこうしている内に、また直ってしまうのだろうが・・・
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厄介な被写体


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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仕事でオペレーターが機械操作中の画像が必要になり、従業員が働いているところの写真を撮ろうとした。
ところがある特定の人物を、なかなかカメラで捉えることが出来ない。
絵になる人なので、こちらは写真が撮りたくてレンズを向けるのだが、その度にすっとその場から移動してしまう。

カメラを向けられると、本能的に逃れようとする人のようだ。
彼は写真を撮ろうとすると逃げちゃうんだよ、ほら、見ていてごらん・・と周りの人に言って、作業中の当人にカメラを向けてみたが、案の定すっといなくなる。
皆が本当ですねと笑った。

以前同窓会の会場で、明らかに意識的に写真に写らないように動く人がいると書いたことがある。
何らかの理由で、写真に記録される事を避けるのだ。
今回もそうなのだろうと思い、当人に聞いてみたところ、驚いたことに「カメラに撮られるのは好きです」と言う。
自分でも無意識のうちに避けているようだ。
動物的な勘で、レンズを向けられると危険を感じるのだろうか。

一方で写真を撮った瞬間に、必ずと言っていいほど目を瞑る人もいる。
こちらはカメラを避けているわけではなく、むしろ積極的に写りたがるのだが、まともな表情の写真がほとんど撮れない。
何枚も撮っても、大半の写真が目を瞑っているのだ。

親戚の小母がまさにそれで、本人も自分がシャッターを切った瞬間に目を瞑るくせがあるのはよくわかっている。
先日も一つの場面で10枚ほどの写真を撮ってみたが、そのうち8枚は目を瞑っていた。
意識して撮ってもこれである。
タイミングがずれているのか、あるいは完全に同期しているのか・・・
当初は僕のせいかと思ったが、誰が撮っても目を瞑るという事は、あちら側に原因があるのだろう。

こういう人の場合は、意識してシャッターを押すタイミングをずらすしかない。
いつもより一瞬早めに押すか、撮った直後にもう一枚連射するか・・・
だが今度は他の人たちのタイミングがずれてしまい、油断しているところを撮ったと文句が出る。

カメラを向けるとすっと逃げる人、シャッターを押した瞬間に目を瞑る人・・・
恐らく前者は動物的な勘の持ち主で、後者はリズム感の少し違う人だ。
どちらも写真を撮るものにとっては、少々厄介な相手であることには違いは無いが・・・
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梅こんぶ茶


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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急に梅こんぶ茶が飲みたくなり、ひとつ買って欲しいと事務所の女性に頼んだ。

コーヒーは1日2回ほど自分で挽いて飲んでいる。
しかしそれ以外にも、お客様が来るとドリップコーヒーが出る。
そのたびに一緒に飲むので、多い日には1日に何杯もコーヒーを飲むことになる。
さすがにもう今日はコーヒーはいらない、という状態になる。

そういう時は、普通の日本茶を飲む。
お茶は嫌いではないのだが、味が少し淡白で、何杯か飲むと飽きてくる。
もう少しはっきりとした、手応えのある味が欲しくなる。

そこでピッタリなのが梅こんぶ茶である。
あの赤い缶に入ったやつだ。
小さいスプーンが付いていて、フリーズドライの粉末をすくってお湯で溶いて作るのだ。
そう書いただけで多くの人に通じるのだから凄い(笑)

ところが事務所の女性から、あんな年寄り臭いものを・・と言われた。
まあ、確かにそういう見方もある。
しかしあのしっかりした味が、疲れた時などにちょうどいいのだ。
飲みだすとやめられなくなり、ちょっと中毒性も感じる。

・・というわけで、今は休憩のたびに梅こんぶ茶をひとり隠れて飲んでいる。
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時間差


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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花粉症を気にしながらも、用があって表参道まで行ってきた。
無謀にもマスクなしで歩き回った。
意外に平気だった。

と思ったが、帰ってきたら目がやたら痒い。
先ほどからくしゃみも出始めた。
時間差で症状が出るのだろうか?
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始まり


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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何というか・・・
目が痒い。
くしゃみも出る。

認めるしかないか・・・
今年も始まったようだ。
花粉症が・・・
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ストライキ


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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5月にドイツに出張するのに、あちらでもっとも大きい航空会社のチケットを予約した。
航空券は某大手旅行サイトを通じて購入したが、そのサイトの出来がいまひとつで、動きがあやふやで何だかはっきりしない。
これで大丈夫なのだろうかという不安を感じたので、念のため航空会社にも電話を入れて確認をした。
オペレーターの女性から、間違いなく予約されていますという返事を貰い、やっと安心出来た。

ところが今回海外の技術者と話していたら、あの航空会社はやめた方がいいと言われた。
彼らはその展示会に出品するので、当然あちらでも会う予定なのだが、彼らはドイツに行くのにその航空会社は使わないという。
というか、彼の会社の属する巨大なグループ全体で、そういう指示が出ているらしい。

なぜか聞いたところ、航空会社がストライキを行って、急に飛行機が飛ばなくるのだという。
数年前にドイツで展示会があった時も、ちょうどストライキが行われ、大勢の人が大変な迷惑を蒙ったらしい。
いきなり飛ばないと言われ、現地に行くことが出来ず、予約していたホテルもキャンセル・・・そんな来場者が続出した。
それで、もうその航空会社を使ってはいけないというお達しが出ているようだ。

僕もこれは大変だと思い、早速航空会社のサービスに連絡を取ってみた。
彼から聞いた話を伝えたところ、オペレーターの女性は困ったように、確かにストライキを連発していた時期がありましたという。
最初に「ご迷惑をおかけしました」と謝られた。

しかし最近はパイロットのストライキは行われていないという。
だからもう大丈夫です、とは断言できない様子だが・・・
また空港がストライキを起こすこともあり、その場合はどの航空会社もストップになるようだ。
そうなったら仕方が無いとして、今年の5月はどうなのか聞いてみたが、ストライキが実施されるかどうかは24時間前にならないとはっきりしないのだという。

結局、出発が近くなった頃にもう一度電話して様子を聞くしかない・・ということになった。
海外の展示会の視察はかなり重要で、行けないとなると将来の方向性が掴めず仕事に影響が出る可能性がある。
ストライキは分かるが、世界中の人たちに迷惑をかけるのもいかがなものかと思うのだが・・・
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技術者


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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機械の設置が完了し、午後には海外の技術者は帰った。
帰ったと言っても、これから都内の別の会社に行くのだそうだ。
イタリア製の機械のメンテナンスをするためだ。
本国とやり取りする必要があり、ヨーロッパが日中の時間になる今日の夜中に作業をするらしい。
朝8時から真夜中過ぎまで休み無しである。
そのくらい彼らは平気なのだ。

今回アジア担当の技術者が、インドネシアからひとり来た。
食事をしながら地震や津波の話になった。
ところが意外なほど反応があっさりとしており驚いた。

将来東南海で地震が発生すると、日本の西半分の太平洋岸は津波に襲われ大きな被害が出るだろうという話になった。
しかし彼の国では、2004年のスマトラ沖地震の際の津波では16万人以上が亡くなっているという。
また富士山が噴火する可能性に話が及んでも、インドネシアは火山だらけなので慣れていると笑っていた。
彼らは既に大きな悲劇を幾度となく経験しており、逃れられない大自然による暴力的な破壊を前に、どこか冷めた目で見ているように感じられた。
恐らく身内や知り合いにも被害者がいるのであろうが、そういうものを背負いながら、彼は世界中を飛び回って仕事をこなしていくのだ。

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設置


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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新しく設備投資した機械の設置作業で、この数日間は異様に忙しくしている。
特に今回は代理店を通さず直接輸入したので、初めてのことが一杯で、かなり大変であった。
契約書のやり取りから輸送の手配や設置作業、税金の手続きなど、本来代理店がやる仕事をすべて自分たちでやらなければならない。
支払いも直接米国に送金したのだが、1ヵ月後の換算レートと比べて数百万円も損をした。
まあ仕方の無いことなのだけれど・・・

今は海外から技術者2名が機械の組み立てと指導に来ているが、毎晩僕が夕食に連れて行く。
ひとりはベテランの作業員で旧知の仲、もう一人は大学を出たばかりの新人の若者だ。
話してみるとなかなかの切れ者で頭の回転が早い。
アニメやら漫画が好きで、日本に来るのは初めてなのに、日本語の単語をいろいろ知っている。
昼食は何がいいか尋ねると「ベントー」と答えたりする(笑)

面白いのは食事をしていても、皆がスマホをいじり出すと無言になってしまうことだ。
若者ばかりでなく、年寄りもスマホを見出すと静かになる。
以前のように常に話題を見つけてお相手する必要が無いのは楽でいい。
だが無言でいるのも何だか気まずくて、食事中も時間を持て余し気味ではある。
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夜型


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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僕はどうも夜型なのか、ちょっと油断するとすぐに昼と夜が逆転してしまう。
長い連休などあると、初日から夜更かしが始まり、翌朝起きるのも遅くなる。
それがだんだんとエスカレートしていき、そのうち明け方まで起きていて、昼まで寝ているような乱れた生活になっていく。

そういうリズムの生活が、元来合っているのかもしれない。
普段の朝早く起きて会社に行く生活には、肉体的にも精神的にも苦痛が伴っている。
連休の度に生活が乱れるので、連休明けに普段のリズムに戻すのが大変である。
5月の10連休が今から心配で仕方が無い。
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詐欺


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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知人の会社に、ある外資系の企業から短期間で大量に製品を製造して欲しいという依頼が来た。
聞くととんでもない数量である。
しかも納期も短く、いきなり来て今月中に納めろという。

何ヶ月か先までの納入計画を見せてもらったが、毎月増加していき、途中からはどうやっても対応不可能な数量になる。
徹夜で生産しても追いつかない数だ。
その工場で生産できる限界数と一桁違うのである。

その発注をした会社は、あちこちのメーカーに声をかけたが、あまりに無茶な話なので、一部からは断られたようだ。
比較的安い価格帯の製品で、それほど儲からない仕事なのだ。
そんな仕事で生産枠が一杯になってしまい、せっかくの高利益な商品の生産が出来なくなったら、いくら売り上げが上がっても被害が大きい。
つまりあまり積極的にやるべき仕事ではないのだ。

そもそもこんな短期間で資材が集まるのだろうか・・と知人は言う。
仮に調達できてもそれなりの資金が必要になる。
本来なら断るところだが、別の大手得意先が間に入ってクッションになると申し出てくれた。
付き合いもあるので、やれる範囲でよければ・・という条件で受けることにした。

それよりも、まずは詐欺を疑いたくなる。
オリンピックみたいな華やかな催しの裏では、必ずそういう人間が出てくるから気をつけるようにと、過去に業界の先輩から忠告を受けたことがある。
そのパターンにピッタリ当てはまるのだ。
僕も心配になり知人にその事を告げた。

しかしそのクッションになってくれる得意先も、やはり詐欺を疑いながら慎重に動いているという。
承知の上で受けるならいいだろう・・ということになったようだ。
もちろん前金として代金を受け取ることが条件である。

早速今月からある数量を納めて欲しいと言われ、知人の工場は現在生産に入っている。
来月の予定を見せてもらうと、すでにその工場の容量一杯ともいえる数量である。
本当にこの数が作れるの?と思わず聞いてしまった。
まあやれるところまでやるさ・・と知人も笑っていた。

先方は、これに対応出来ないなら他のメーカーに切り替えると脅しのようなことを言ってくるのだという。
相手を動揺させて考える暇を与えないのは、典型的な詐欺の手口である。
段々と注文数が増加し、最後に大量に発注し、払わないでドロン・・・というパターンではあるまいな(笑)

何とも危なっかしいが、実はIT時代の新興企業によく見られる手法でもある。
彼らは実際にものを作る部分には携わらず、その経験も無いので、スピードと数字だけでしかものを見ることが出来ない。
そのため地に足が付いておらず、どうしてもやり方に詐欺っぽさが伴う。

念のためその会社について調べてみたが、海外で若手が起業したベンチャーで、一応プレス発表も行われて話題にもなっているし、日本の大手企業が出資をしている。
その会社のふりをした詐欺という可能性もあるが、日本法人の住所も一応あっている。
恐らく詐欺では無いのだろうが、あの感じでは、急に方針を変えたからもういらないとか言いかねないよなあ・・・
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オックスブラッド


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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アレン・エドモンズのパーク・アベニュー。
65ラスト。
ダイナイト・ソール。
色はオックスブラッド。
サイズは7EE。



白状すると特別欲しくて購入した靴ではない。
以前よりこのブログで時折取り上げているアレン・エドモンズの65ラストの研究の一環で、サイズが7EEの靴がどうしても必要だった。
そこでB級品扱いであるファクトリー・セカンドに狙いをつけ、セールになるタイミングを待っていた。

1月にそのチャンスが巡ってきたので発注した。
価格は約200ドル程度であった。
最近は靴の価格そのものがかなり上昇しているので、セールでも以前のような割安感はない。

ファクトリー・セカンドの製品は基本的に日本には送ってくれない。
そのため以前購入した時は、先方の担当者とメールで話し合い、オレゴンの転送サービス会社に送ってもらった。
2017年2月1日の日記 SHOE BANK 1
2017年2月2日の日記 SHOE BANK 2
2017年2月3日の日記 SHOE BANK 3
2017年2月4日の日記 SHOE BANK 4
2017年2月5日の日記 SHOE BANK 5

今回はセール期間中だったので、AE社のメインのサイトの発注の仕組みを使ってファクトリー・セカンド品を発注することが出来た。
すると仕組みが新しくなっており、日本からの購入なのに別の国の住所に送る機能が加わっている。
不思議な機能であるが(笑)早速転送サービス会社の住所を登録して利用させてもらった。
今はそういう「裏技」的要求も多いのかもしれない。



実のところ、65ラストを使ったモデルのサイズ7EEであれば何でも良かった。
65ラストの靴というと、パーク・アベニュー、フィフス・アベニュー、ストランド、マックアリスターなどがあるが、B級品となると在庫のあるものは限られる。
以前より同社のB級品専門のサイトであるシュー・バンクで在庫を確認していたが、そもそもワイズEEの生産は限られるようで絶対数が少ない。
しかも今回はセール期間中ということで、みるみるその少ない在庫が無くなっていく。
慌ててこのオックスブラッドのパーク・アベニューを発注した。

届いてみると、どうしてどうして、なかなかいい靴である。
オックスブラッド(雄牛の血)というとどす黒い赤を連想するが、今回届いたパーク・アベニューは赤みのある明るめのブラウン・・という感じの色である。
アレンの靴の中では、以前あったメルローの方がダークで血の色に近い印象がある。



内羽根式ストレートチップというと、まずはフォーマルな黒が思い浮かぶが、こういう華やかなブラウンというのもいいものだなと思った。
キャップトゥ独特のドーンという迫力があって思わず目が行く。
なかなかの存在感である。
B級品扱いという事で、よく見ればわずかな染みや傷などあるにはあるのだが、例によってアレンなので正規品と大差ない(笑)

足を入れてみると、羽根は程よくV字に開いてくれる。
サイズ感はちょうどよく、アレンらしいストレスの無い履き心地だ。
こういう特殊な色のストレートチップを、ひとつ持っていると意外に重宝するかもしれない。
これで65ラストで僕の足に合う各サイズの靴が揃ったので、いつかレポートをここに書きたい。
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ポケット


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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昨年暮れ、濃紺のカシミアニットのカーディガンを買った。
デパートのセール会場を家族で歩いている時に、店員さんから勧められたのだ。
母親が僕に似合うからと言ってプレゼントしてくれた。
大体僕の着るものはセール品である(笑)

Mrs.COLKIDは黙っていたが、そのカーディガンを買うことに必ずしも賛成ではない・・という顔をした。
後で聞くと、あなたはそれに似たカーディガンを既に持っている、という。
確かに家に帰ってみると、昨年買ってもらったものがほぼ同じ色であった。
ただしそちらはカシミアではない。

僕はお洒落ではないと自認しているが、意外に衣装持ちなのだ。
クローゼットには自分でも知らない服が大量に下がっている。
お洒落にあまり興味が無いので、どのようなものがあるのか自分で把握していないのだ。
しかも古いものの処分の仕方も分からないので、どんどん溜まっていく。
前述の通り、Mrs.COLKIDの方が何があるか心得ている。

それはそうと、そのカーディガンであるが、セールで安かったとはいえ、品質は良いようだ。
恐らく正価はけっこうするはずだ。
着ていると驚くくらい暖かい。
ちょっと膝にかけても、その部分だけ暖かくなる。

そのため寒い日には好んで着るようになった。
薄手で軽くて邪魔にならないところもいい。
昨年買ったものもブランド物でカッコいいのだが、暖かさではカシミアの方が一枚上手である。

母親が勧めるくらいだから、僕に似合うのだろう。
と思っていたが、どうも気に入らないところがあるようで、着ている僕を見て、母親とMrs.COLKIDが何やらヒソヒソと話している。
聞くとポケットが貧相に見えるという。

せっかく形がいいのに、着るとポケットの辺りがだらしなく見えるようだ。
素材が柔らかいために、ポケットの口が開いてしまうのだ。
しかもポケットの内側の素材が、不釣り合いなほど安っぽくて、妙に野暮臭い。
やはりセールに出ると言うのは、そういうツメの甘さが理由であろうか。

それでも暖かいものだから愛用していた。
先日いつものようにそのカーディガンを着て、ポケットに手を入れようとした。
ところが、手が空を切った。
あれっと思ってポケットを探したがみつからない。

「ポケットが・・・ない!?」
よく見ると、いつの間にかポケットの口がきれいに縫い込んであった。
知らないうちに、二人がカーディガンを改造してしまったのだ。
ちょっと驚いたが、ポケットが開かなくなったお陰で見た目も大分よくなったようだ。
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平紐


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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オールデンのブーツには平紐が使われている。
きしめんのように平たい靴紐である。
エレガントではあるが、今ひとつ好きになれない・・・と書こうと思ったら、すでに数年前に書いていた。
2016年9月14日の日記

使っているうちにどうしても捻じれてしまい、それが気になって気になって・・・精神衛生上好ましくないのだ。
それに意外に弱くて、ギュッと締めると金具のところで紐が痛んでいく。
ブーツはそんな事気にせず荒っぽく履きたいので、新しいものを買ったら、早めに丈夫な丸紐に替えるようにしている。


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薬漬け


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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半年ほど前からずっと肩が痛かったが、マッサージを受けても改善せず、むしろかえって悪化するだけであった。
変な話だが、マッサージ店で整形外科に行くよう勧められて、先々週行ってきた。
病院でレントゲンやMRIを撮り、結果肩の筋肉の隙間に水が溜まっていることが判った。
注射を射ち痛み止めの薬などが数種類処方された。

先週は風邪っぽい症状が出て、やはり週末に内科の病院に行った。
ここにも書いたが、熱を測っても平熱の範囲であった。
そのため各症状を抑える数種類の薬を処方された。

それ以外に糖尿の薬を飲んでいる。
風邪の薬を貰う時にお薬手帳を見せたら、整形外科で処方された薬が薬剤師の目に留まった。
痛み止めの薬の成分が被るので、整形外科で出た薬のうちのひとつを飲むのを止めるようにと指示があった。

糖尿、風邪、筋肉痛と三つ巴の大量の薬が手元にある。
それぞれ飲むタイミングと数量が異なる。
あるものは毎食後、あるものは朝夕、2錠だったり1錠だったり・・・
さすがに覚え切れない。

バラバラに持つと失くしたり忘れたりするので、一つのケースにすべて入れて持ち歩いている。
食事の時にそれぞれの紙袋から必要な数を出す。
多い時で10錠以上の薬である。

袋に書いてある用法を確かめながら、テーブルの上に並べていく。
赤、緑、銀・・といった色とりどりの包装・・・
まあ、見ていて気持のいいものではない。
外食の時はみっとも無くてちょっと出せないよなぁ・・・
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マスク


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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風邪を人にうつしてはいけないと思い、この数日間マスクをしている。
最近のマスクはよく出来ていて、軽く走ったくらいでは息苦しくならない。
耳が痛くなることもほとんどない。
大勢の人がマスクをしているので、かなりの開発競争があるはずで、進化する速度も速いのだろう。

不便だな・・と感じたのは、スマホをいじった時だ。
顔認証の機能が利かない。
顔の下半分が隠されているので当たり前ではあるのだが・・・

毎回顔認証に失敗し、パスコードを入力する画面に変わってしまう。
少しでも間を置くとロックされてしまうので、その度にパスコードを入力して解除しなければならない。
これなら旧型の指紋認証の方が楽であった。
逆に言うと、普段いかに顔認証の恩恵を受けていたかである。

ネットで調べてみたら、iPhone側に学習能力があるそうで、認識できなくてもパスコード入力を繰り返すと、そのうちマスクをした顔を覚えてくれるらしい。
確かにそういうAI的な機能がないと、髪型を変えたり痩せたりするたびにロック解除が出来なくなってしまう。
人の顔は常に変化していくものなのだ。

僕のiPhoneも、いつの間にか学習してくれたようだ。
完全にマスクをしたままだと難しいのだが、少しずらして鼻まで出すと認識してくれるようになった。
赤外線でマスクの下の顔を判別すれば・・なんてことを考えたが、機械が頭を使って対応する方がスマートだ。
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