収納


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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以前より懸案であったジッツォの1型トラベラー三脚(GT1544T)のヘッドの問題であるが、いろいろ試してみて一応ひとつの形に落ち着くことが出来た。
2015年1月20日の日記を参照

トラベラー三脚は、通常の三脚より小さく折りたたむことが出来る携帯性に優れた三脚である。
3本の脚を、一般のモデルとは逆に上側に180度折り曲げて収納する。
脚の蝶番もそれが出来るように特殊な構造になっている。
センターポールは目一杯伸ばした状態で、たたんだ3本の脚の中央に挟んで収納する。

通常の三脚では上に飛び出してしまうボールヘッドの部分を、折りたたんだ脚の間に収納して全長を数センチ短くする設計だ。
この数センチの違いで、リュックに入ったり機内に持ち込めたりと、いろいろ利便性が上がるのだ。

ところがこの隙間に上手く収まってくれるヘッドがなかなかみつからない。
折りたたんだ脚の間には、細長い狭い空間しかない。
そこに上手く収まってくれて、かつ性能的にもある基準を満たす小型ヘッドというと、市場にほとんど無いと言っていい。

3本の脚を目いっぱい折りたたむと、センターポールのヘッドを取り付ける台座の縁部分に接触したところで止まる。
脚を3本ともここまで閉じるのが「正常な収納状態」である。
ところが大抵のボールヘッドは、デザイン上どこかがポコッと飛び出していて、そこに脚がぶつかって3本のうち1本だけ少し開いてしまう・・という状態になる。
これが中途半端で大変気持ちが悪い(笑)
何とかすべての脚を台座部分まできれいに閉じさせることが出来ないかとずっと悩んでいた。



今回ライカ製の小型ボールヘッドを採用することで、この問題を解決することが出来た。
このヘッドだと隙間にきれいに収まり、脚を邪魔することがない。
3本の脚がほぼ水平になり、本来の設計通りの収納状態になる。

ライカのボールヘッド18という製品である。
このボールヘッドは色がブラックとシルバー、さらには本体の形状が長いものと短いものの4種類が用意されている。
今回はブラックのショートの方を選んだ。(コードNo.14109)
デザインも長さもジッツォにピッタリで、まるでこの三脚用に設計されたかのような製品である。



ライカのボール部分はご覧のように凹凸のある変わったデザインになっている。
このボールヘッドはガッチリ掴んで動かないと一部で評価が高いが、それはこの特殊な構造によるものであろう。
実際ネジをしっかり止めると、力をかけてもほとんど動かなくなる。

ただこの凸凹のせいか、動きの滑らかさは今一つである。
ガサゴソとした引っかかりを多少感じる。
固定力は強いので、実質的には問題はないのだが・・・
なおヘッドをセンターポールに取り付ける際には、レバーが脚と脚のちょうど真ん中にくる必要があるので、台座の六角ネジを緩めてヘッドの固定位置を微調整する。



組み合わせるプレートにはRRSの幅38mmのネジ式クランプ(B2-mAS)を選んだ。
同社にはさらに幅の狭いマイクロクランプもあるのだが、携帯用とはいえやはりある程度の強度は欲しい。
B2-mASも小さいなりに強固にカメラプレートを銜え込むことが出来る。
しかも90度横に倒すと、折りたたんだ脚の先端とほぼつらいちの位置にくる。

このプレートの中央の穴には3/8"のネジ山が切られている。
ボールヘッド側からは1/4"のスクリューが出ているので、変換アダプターを介して取り付けてやる。
ボールヘッドの台座には傷防止用のレザー調のシートが貼られたお皿が乗っている。
このシートに多少クッション性があり、それを介してクランプを取り付けるとガタが出るので、皿ごと取り外してしまった。
その結果強固に固定することが出来た。



見た目は華奢だが、一応D850も保持することが出来る。
まああくまで携帯用なので、性能的には完全とは言えず、少し力不足な面もある。
ただこのままバックパックに放り込んで、気楽に散歩に持って行けるのは魅力である。

今回は
・収納時に3本の脚が完全に閉じること。
・小さくて軽いこと
・ほどほどに固定能力があること
・外観がカッコいいこと
の4つを目標としたが、ほぼ達成できたと言っていいだろう。

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RRS


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

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D850用のRRS(Really Right Stuff)社製L字型プレートが届いた。
正確にはベースプレートとL-コンポーネントのセットである。
久しぶりにRRSのプレートを買ったが、かなり凝った構造へと進化していたので驚いた。
もっともこの新しい部分の是非が、海外でも議論になっているようだ(笑)

D850用のL字型プレートは、カメラボディの底部分につける水平方向のプレート(ベースプレート)と縦位置撮影用の垂直方向のプレート(L-コンポーネント)のふたつのパーツからなる。
この縦位置のプレートが、以前はボディから離れて空に浮く構造だった為、強度面で少し不満があった。
今回の製品は、この縦位置のプレートをカメラのボディと連結させて、ガッチリと固定できる設計になっている。
具体的にはカメラのストラップを通す金属部品の穴にスクリューで留めてしまうのだ。

確かにカメラのストラップを取り付ける金具なら、もともと強度の必要とされるパーツなので、それなりに頑丈に作られているだろう。
これで縦位置プレートの強度の問題が上手く解決できるなら喜ばしいことである。
ただそうは言っても、メーカーの想定している使い方ではないので、本当に大丈夫かな・・という不安がないわけではない。

またもうひとつ気になるのは、ストラップをどうするのか、という問題である。
取付け用の穴を使ってしまうので、当然ストラップは別の場所に取り付けるしかなくなる。
縦位置プレートにストラップを通す穴が用意されているが、そこに通した場合、L-コンポーネントを取り外すたびに、ストラップも一度外して付け直さなければならない。
これはかなり不便である。
何かもう少し洗練された方法で解決したいところだ。

海外の掲示板でも、この問題について議論されていた。
中にはこのストラップ取付けの問題が不満で、このプレートを買わないという人もいた。
しかし僕としては、縦位置プレートの強度を上げられた事は大きな進化と感じており、ストラップの問題はアイディア次第で何とか解決できると考えている。




こちらがベースプレートのBD850。
ボディとの連結、およびL-コンポーネントの着脱に使用するスクリュー用の六角レンチ(5/32)が収納できるようになっている。
(後述するが、このプレートには大(5/32)、中(M2.5)、小(3/32)の3種類の大きさの六角レンチが必要になる)
写真はベースプレートのカメラボディ側の面であるが、ふたつ見える小さい銀色の円柱はマグネットで、六角レンチがカチッと吸い付いて、ボディとプレートの隙間に収納される。
このレンチは日常的に使うものなので、プレートに収納できるのは便利である。




こちらは縦位置用プレート(L-コンポーネント)のBD850-L B。
ベースプレートにスクリュー留めする器具で、これ単体では機能しない。
下面の横長の穴が、ベースプレートと結合させるスクリュー用の穴である。
プレート部分はご覧の通り四角い枠状になっており、カメラボディの側面にケーブル類を接続する際に妨げにならないようになっている。
しかしプレートとカメラの隙間はミニマムで使いにくいので、ケーブル使用時は邪魔なプレートをずらして使用することが出来る。
そのために穴を大きく横長に取っているのだ。




こちらがベースプレートのみをD850に取り付けた状態の画像である。(L-コンポーネントは付けていない状態)
ロゴがRRSという頭文字になり、以前のReally Right Stuffとフルネームで書かれていた時より明瞭に見えるようになった。
L-コンポーネントを簡単に取り外すことが出来れば、その日の撮影に応じてベースプレートのみにして、カメラを軽量化することも出来るのだが・・・




縦位置のプレート、つまりL-コンポーネントを取り付けた状態である。
写真左端に落下事故防止用の小さいスクリューの頭が飛び出している。
同社の専用クランプに取り付けた時に、クランプが緩んでカメラが横に滑っても、ここが引っかかって落下しないようになっている。(以前より多くのRRSプレートに付いている機能)
前述の3種類の六角レンチの内のひとつ(M2.5)がこのスクリューを留めるものであるが、普段取り外すスクリューではないのでレンチを持ち歩く必要は無く収納場所も用意されていない。




底部の画像。
ご覧のように横長の穴の一番端で留めた状態で、L-コンポーネントとストラップ穴が連結できる位置にくる。
前述の通り、L-コンポーネントをずらして使用する時のため(と恐らく軽量化のため)に穴が横長に開けられているのだが、ずらす場合は当然ボディとの連結スクリューも外さなければならない。
ここがちょっと面倒なところだ。
スタジオなどで使用する場合はケーブル接続を多用すると思われるので、ボディとは連結はしないことが前提になるのか。




これが問題のストラップ穴との連結部分だ。
スクリューが小さく、気をつけないと失くしてしまいそうだ。
ここを連結することで、確かに縦位置のプレートはガッチリと固定される。
このスクリューを留めるのに3つ目の一番小さい六角レンチ(3/32)が必要になる。




ボディ連結用のスクリューは、結構な頻度で取り外す事になるだろう。
そのためここで使用する3/32の六角レンチも持ち歩く必要があり、収納する機能が欲しくなる。
ご覧のようにL-コンポーネントにこのレンチ用の収納スペースが用意されている。
やはりマグネットでカチッと固定できるようになっている。

RRSのD850用のプレートは、以上のようにかなり凝った構造の製品となっていた。
僕がしばらくこの世界から離れていたので、浦島太郎状態になっていただけかもしれないが・・・
新しいアイディアが沢山盛り込まれているが、それが本当に機能的に働くのか、何か予想外の問題は起きないのか・・といったことは、実際にしばらく使ってみないと分からない。
なおRRSでは、ウルトラライトと称し従来型のよりシンプルなD850用L字型プレートも用意している。(現時点ではまだ未発売)

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お祭り


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

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先週の話であるが、ニューヨークにあるカメラ関係のネットショップで小物を注文しようと思った。
業界ではもっとも有名なお店である。
ネット時代の早い段階から販売の仕組みが出来ており、海外への発送に関しても対応が安定していた。
何年も前にここで大き目の三脚を買った時も、大した日数がかからずにスムースに届いた。
ネット通販にいち早く対応して成功した例と言えるだろう。

今回はRRS関連の小物を発注することにした。
実は当のメーカーでは在庫が切れていたのだが、この販売店のサイトではインストックになっていた。
これはしめたと思い、こちらで注文しようと思ったのだ。
自社の倉庫に一定量の商品の在庫を持っており、発送業務の仕組みもしっかりしているのだろう。

ところが、いざ注文しようとウェブサイトを開いてみて驚いた。
お店がその日からお休みに入るというのだ。
それも一週間以上休みは続き、その間商品の発送は出来ないという。
この時期に長期休暇?
ホームページにはSUCCOS HOLIDAYと休日の名前まで書かれている。

知り合いがちょうど米国に買い付けに行っているのだが、あちらでは連休で街がすべてお休みなのではないか・・と心配した。
しかし調べてみたら、これは仮庵(かりいお)の祭りというユダヤ教のお祭りなのだそうだ。
ユダヤ人の祖先がエジプト脱出の際、荒野で天幕に住んだことを記念したお祭りだそうで、秋の収穫祭でもあるらしい。

要はこのお店はユダヤ教の信者の人が経営している、ということなのだろう。
Wikipediaでお店について調べたら、やはりオーナー以下従業員の多くはユダヤ教徒で、ユダヤ教のお休みにはネットでの取引も停止されると書かれていた。
ネットショップはほぼ一年中開いているというイメージがあったので、これは予定外であった。
何しろそのお店はすぐに商品を出荷することを謳い文句にしているのだ。

慌ててオーダーを入れたが、米国時間でもそのホリディに突入した頃だった。
間に合わないか・・と思ったが、休み前に無理して対応してくれたのか、程なく出荷したという通知のメールが来た。
送料の安い便なので、追跡画面を見ると荷物はまだ米国内をうろうろしているようだが、出荷が一週間も先になるよるよりはいい。
とりあえずは対応してもらえて助かった。
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出荷


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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大分前から予約をしてあったRRS社のD850用プレートが、やっと先方から出荷された。
RRSのサイトで見ると一週間ほど前から在庫があることになっていたが、どういうわけか僕のオーダーは未出荷になっていた。
調べてみたら、どうやら底部のプレートは出来上がっているのに、分割式の縦位置用のプレートが間に合っていなかったようだ。
それがついに完成したようで、やっと出荷済みのメールが来た。

先日も書いたが、どうやらこの縦位置のプレートは、D850本体のストラップ用リングとネジで連結する構造になっているようだ。
これは見るのが楽しみである。
しかし製造上精度が要求されると思われるので、その辺をどのように解決しているのかも知りたい。

RRSの製品に関しては、メーカーから直接買うと送料が結構かかる。
米国内のネットショップでも販売しており、新製品以外は在庫も持っているようなので、今後はそちらからの購入も検討してみようと思う。
かつてジッツォの三脚やレンズなどをそのお店から個人輸入したことがあり、当時の為替レートの関係もあるが、日本で買うよりかなり安かった記憶がある。
久しぶりにカメラ関連の買い物が続いている。
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メモリーカード


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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D850の記録媒体はXQDカードとSDメモリーカードだ。
まだXQDカードを買っていないので、とりあえず手持ちのSDカードを使用している。
大量に連写するわけではないが、写真1枚のデータ容量が大きいので、ある程度の大きさのものを買わなくてはならない。

ここで困ったのは、旧来のコンパクトフラッシュカードである。
今まで使ってきたカメラの多くには、CFカードのスロットがあった。
僕もどちらかというとCFカードを好んで使用していた。
端子がむき出しのSDカードより安心して使えるように思えたのだ。

しかしこれからメインで使っていくD850にはCFカードのスロットは無い。
手元にはけっこうな枚数のCFカードが余った。
それも大きめの容量のものばかり・・・

実は今後もまったくCFカードを使わないわけではない。
現在でもD3やD4で撮影することがあるからだ。
会社で商品の写真など撮る時は、今でもD3が現役であるし、自宅でちょっとした小物を撮る時はD4を使っている。

ただいずれにしても、それほど多くの枚数を撮るわけではない。
CFカードの小さいものが2、3数枚あれば十分である。
つまり手持ちの大半のCFカードは無駄になるわけである。

普及せずに消えてしまった記録方式のもの、古くなり容量的に不足して使えないもの、そして今回のように旧式になったものなど、取り残された記録媒体がどうしても溜まっていく。
今はパソコンの前に使わなくなったCFカードが埃を被って何枚か重ねてある。
それを見るたびに時代の流れというものを感じる。
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三脚病


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ニコンが新型になったことをきっかけに、久々に写真の分野に興味が移っている。
ここに載せる写真を撮るために、ずっと撮影は続けていたが、使用する機材はしばらく更新されていなかった。
しかしD850の導入とともに、ネット上でカメラ関連のグッズを検索することが多くなった。
その分、靴は少しお休みである(笑)

三脚病・・というのがある。
次から次へと三脚を買ってしまう病気だ。
別にコレクションとして買うのではない。
要求を満たすことが出来なくて、どんどん買い増していくのだ。
写真を本格的に始めると、多くの人がかかる病気である。

三脚というものは、ひとつですべてを補うのは難しく、どうしても数種類必要になってくる。
携帯性と強度という相反する二つの要素が絡む、なかなか難しいグッズなのだ。
あれこれと悩んで、結局いくつか買うことになる。

前にも書いたかもしれないが、昔は三脚病は次のようなパターンに陥る場合が多かった。
まず最初は、三脚なんて必要ないと馬鹿にして、国産の安いやつを買う。
ところがぶれた写真ばかりで情けない思いをする。
それではと性能重視に変わり、重量級の大型三脚を買う。
それを山に持って行き、あまりの重さに遭難しそうになる。
重いのには懲りて、少し性能を妥協してカーボン製の中級の大きさの三脚を買う。
こうして三脚が増えていくのだ。

今は中国製など選択肢も増えたため少し変わってきたのかもしれない。
ネットで得られる情報の量も違うだろう。

僕もかつてずいぶんと投資したので、三脚に関しては一通り持っている。
純粋に性能重視のものから、軽いことを優先したものまで・・・
今のところ僕の三脚は、以下のような組み合わせで落ち着いている。
(これでほぼ完成されているので、今から新たに購入することはまずない・・と思う・笑)

1.重量級 性能重視型
ジッツォの5型カーボンにブルジンスキーのヘッドを付けたもの。
これは僕の中では最強に近い組み合わせだ。
また今となっては貴重なフランス製ジッツォの5型アルミも新品同様のものを持っている。
20年以上前に買って大切にしていた・・というより重くて外に持ち出せなかったものだ(笑)
こちらはとりあえずカンボのヘッドをつけている。
ただ超望遠を使うことは少ないので、どちらも滅多に出番は無いのだが・・・

2.性能と重量のバランス型
ジッツォの3型カーボンにRRSの大型ボールヘッドを付けたもの・・これが一番稼働率が高い。
性能と重量が高度にバランスされており、車で出かける時に持って行く三脚のスタンダードになっている。
2型カーボンにRRS中級ボールヘッドを組み合わせたものも持っており、こちらは飛行機で撮影旅行に行く時など持ち出すことがある。

3.軽量・携帯性重視型
近所の散歩や海外出張の際に使うのが、ジッツォの1型トラベラーである。
スーツケースに余裕で入るし、背中のバックパックに入れて運ぶことも可能である。
ただし性能的には限界があり、特に望遠系に使うのはちょっと厳しい。
ブレないように上手く撮るには工夫が必要になるだろう。
本来D850クラスに使う三脚ではなく、あくまで携帯用と考えた方がいい。

年齢とともに重い装備はきつくなっており、どうしても上記3番の軽量三脚を持ち出す事が多くなっている。
現在はRRSの小型のボールヘッドをつけているが、よりマッチしたのが無いか物色中だ。
いい組み合わせがみつかったら、ここで紹介しようと思っている。

実はもっと小さいジッツォのバサルト00型という三脚も持っている。
これはおもちゃのような三脚で、一眼レフにはまったく使えないが、コンパクトカメラで散歩に行く時などはあると重宝する。
以前はシグマのDPシリーズ3台とこの三脚を持って都内を歩いていたこともある。(3台まとめてもニコンの一眼レフより軽かった)
将来はコンデジとバサルト00型の組み合わせも悪くないと考えている。
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ピント調整


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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昨日からシグマのレンズのAFピント調整を行っている。
と言ってもすべて自己流で「本当にこれでいいのかな・・・」と悩みながらなので、どこか間違っているかもしれない。
ちゃんと勉強しないで始めてしまうのが僕の悪いところなのだが・・・

まずピント位置確認用の白黒のチャート(スパイダー・レンズキャル)を三脚につけて、カメラも別の三脚につけて、両者を同じ高さで並行になる位置に固定した。
シグマのUSBドックのプログラムは、同社のウェブサイトからVAIOにダウンロードしカメラのそばに置いた。
何度もレンズ内部のプログラムの書き換え作業を行うので、そばにパソコンがないと不便なのだ。

単焦点の35mmと85mmのピント調整は、撮影距離(最短撮影距離から無限遠まで)を4分割して、それぞれのエリア毎にプラスマイナスの補正が出来るようになっている。
その点はさすが専用の調整装置を使うだけあって細かい。
当然カメラとチャートもそれに合った距離に設置し直さなければならない。
無限遠は無理なので、晴れた日の日中にでも屋外に出て、別の方法でやり直す必要があるだろう。

具体的な作業だが、まずはレンズの絞りを開放にして、チャートの白黒のコントラストの高いところにAFで合焦させて撮影する。
その結果を拡大して見て、合焦位置が前後にどのくらいずれているかを調べるのだ。
チャートには前後方向に斜めに物差しが付いていて、そのゲージの線のボケ具合でどこに合っているか分かるようになっている。



しかし実際には簡単な作業ではない。
いくら絞り開放で被写界深度を浅くして撮っても、目盛単位でピントの合った1点を判別するのは難しい。
しかも毎回安定して同じ結果にはならないのだ。

特に目いっぱいピントリングを回しておいて、最短側から合焦させた場合と、無限遠側から合焦させた場合で、明確にずれ方が異なってくる。
そのためどちらに合わせていいか分からない。
結局何度も繰り返して平均点を狙うしかなく、最後まで「ピタリと合った」という感触が得られない。

その度に重いレンズをカメラから外して、USBドックのマウントに装着しなければならない。
すると毎回レンズとのリンクから開始し、ソフトがレンズの型番やバージョンなどを読み取る間待つことになる。
また数値を修正した結果を書き込む作業は、途中でレンズを外すと壊れるそうで、毎回その注意が出る。
それからまたボディに戻し結果を検証・・その一連の作業を何度も何度も行う。
出来ればレンズ本体にに直接USBケーブルを差込み、カメラボディから外さずに書き換えることが出来ると有難いのだが・・・

どちらのレンズも各エリアでプラス方向の補正になった。
こんなものかな・・という大まかなやり方である。
とりあえず改善はされているようで、何もしない状態よりは良くなっているようだ。
カメラを手で構えて、近くのものや離れた被写体を何度もAFで撮影してみたが、まあまあの精度で合焦している。

そういうものなのだろうが、何だか最後まですっきりした気分になれない(笑)
これって出先で簡単に再補正することが出来ず、案外不便なのではなかろうか。
D850にもAF自動調整機能があるようなので、そちらも試しながら、もう少しいろいろトライしてみる。

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調整中


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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今日は先ほどからレンズのピントの調整中。
昨晩amazonでシグマのUSBドックとピント確認用のスパイダー・レンズキャルを注文した。
今日会社に届き、自宅に帰ってから調整を始めた。
シグマのポッドはピント域を4分割してそれぞれ調節出来るのだが、撮影しては調整、撮影しては調整の繰り返しでけっこう大変な作業だ。
腰が痛くなってきた。
今日は出来るところまでやってみるが、晴れた日に明るいところでやるべき作業かもしれない。

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85mm


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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晴れた(笑)
予定より台風が早く通り過ぎた。
朝起きたら台風一過の晴天であった。
何となくそうなるような気もしていたが・・・(笑)

とは言え準備をしていなかったので、慌ててカメラを用意した。
今から車で遠くに出かける余力は残っていない。
いつもと同じように、都内を軽く歩く程度にする。

新しいシグマの85mmをD850につけた。
手持ちでは難しい場面もありそうだが、三脚は重いので2型の一脚を持って行くことにした。(結局使わなかったが・・・)
レンズはその1本だけ、他には何も持たない。
ご存知DXoMARKの性能ランキングで現在トップのレンズだ。

案の定開放でAFだとピントが正確に出ない。
同社の35mmと一緒だ。
これって調整で何とかなるのだろうか。
仕方なく正確に合わせたい時はマニュアルでピントを合わせた。

久々にそういう撮影をしたので疲れてしまった(笑)
早めに帰宅して少し休んでいる。
D810に比べて画像データが大きいので、コピーにもバックアップにもその分時間がかかるようだ。
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プレート


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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D850用のRRS(Really Right Stuff)社のプレートが無い。
予約はしてあるのだが、まだ開発途中で製品が出来上がってこない。
以前のD810用のプレートは、形状に違いがあり取り付ける事が出来なかった。
仕方が無いので、とりあえず手持ちのプレートの中から適当なものを付けている。

新しいボディを、いの一番で導入した時はいつもこうなる。
現在は平たい板を底部にネジ止めしているだけの状態なので、固定の強度があまりよろしくない。
ボディに思い切り力を加えると動いてしまいそうだ。
まあそんな実験ばかりしているから、カメラを傷つけてしまうのだが・・・(笑)

以前は毎月のように米国から取り寄せていたので、RRSの製品は自宅にごろごろしている。
三脚ヘッドのクランプも、すべて同社の製品で統一している。
アルカスイス型と完全な互換性が無いので、RRSの製品だけで統一せざるを得ない。

古くからここを読まれている方はご存知かと思うが、K師匠が考案されたボディとレンズ本体の直結方式を、RRSの器具の組み合わせで出来ないか実験していたこともある。
驚くべきことに、今はこの直結方式が超望遠撮影の世界標準になっており、カメラ店で専用器具が売られている。
その昔K師匠が撮影していたら、メーカーが来て機材を見せて欲しいと言って、師匠の自作された器具の写真を撮っていった・・という話は聞いていたが・・・
あの方は天才なので、さらに凄いアイディアもいろいろ聞いているのだが、それは内緒にしておこう(笑)

ところでRRSの製品も一般的になり、現在ではヨドバシ辺りでも売られている。
カメラを趣味とする人は高齢の方が多く、ネットで海外から取り寄せるのは敷居が高いようで、頼まれて一緒に取り寄せたこともあった。
それが現在では町のお店で普通に入手出来るようになった。

D850の専用プレートが届いたら、またここでレポートしようと思う。
同社のサイトにアップされている試作品の写真を見ると、L字の縦位置のプレートが取り外し可能になり、さらにはカメラ側のストラップ取り付け穴とネジで連結出来たりと、以前のものより改良されているようだ。
確かにあの縦位置プレートは宙に浮いていて少し強度が低かった。
改良の効果がどれ程のものか、見るのが楽しみである。
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nik


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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昨年3月グーグルが画像加工用のプラグイン・ソフトウェアであるnikコレクションの無料ダウンロードを開始した。
・・という話は聞いていた。
もとは数万円もしたソフトが、無料で手に入るのだ。
そしてつい最近、グーグルは今後このコレクションへの新機能追加や更新は無い、と発表した。
とりあえず開発終了、ということだろうか。

このソフト群には独自のノイズ除去フィルター、シャープネス・ツール、画像加工フィルターなどが含まれている。
早速Photoshopのプラグインとしてダウンロードしてみた。
何しろ無料なのだ(笑)

nikは以前はニコンと深い関係にあったソフトウェア会社である。
かつてのニコンの専用現像ソフトであるCapture4などの開発に携わっていた。
さらにはnikの各種フィルターをCaptureのシリーズにプラグインとして付加することが出来た。
当時はそれをダウンロードしていろいろ楽しんだものである。
2007年9月21日の日記

そのnikが2012年にグーグルに買収され、その影響かニコンの純正現像ソフトウェアも違うものに変わった。
そちらの出来が非常に悪く大分苦労させられた。(最近は徐々に改良されてはきている)
裏でどのような事情があるのかはわからないが、企業の勢力図の変化に、ユーザーはけっこう振り回されてきたと言えるだろう。

実はいまだに旧型のソフトであるCaptureNX2を併用している。
ここに載せる靴の写真の多くはD4で撮影しており、それらはコントロールポイントの使えるCaptureNX2で現像している。
加工する、という領域まで考えると、今でも旧型の方が優れていると思う。
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とびものカメラ


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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K師匠がニコンのD500を買われた。
多くの人がD5を買っているのに、あえてD500の方を選んだ。
その理由は、いわゆる「とびもの」を撮る場合は、D500の方が優れているのではないかという直感である。
K師匠とのお付き合いは長いが、論理と経験の面は完璧に近い方であが、実は直感力も極めて優れていると僕は知っている。

案の定「とびもの」(主に飛行中の鳥)を撮影するD500は、異次元の性能を示してくれたようだ。
今までのカメラとは別もので、一気に何世代か進んだような印象を受けたという。
一度ピントが合った被写体に喰らいついていく度合いが、驚くほど改善されているようだ。
もう旧世代のD3やD4は使えなくなってしまったという。

もっとも最初の設定が重要で、これに数日かかる。
今まで多くの人が敬遠していたピント優先の機能を生かすのがコツのようだ。
その設定さえ適切であれば、以降は驚くべき性能を発揮するという。

今まで合焦の成功率10%だった飛行中の鳥のの撮影が、何と一気に90%にまで上がったという。
最初にしっかり合焦させれば、後はカメラが追いかけてくれて、ピントが合ったところでシャッターが切れる。
連続200枚からの撮影が可能であり、XQDカードにストレスなく記録されていく。
止まる事のない連写音に周囲の人が驚くという。
しかもその大半が「成功」写真なのである。

D5と比べて劣る点は、当然のことながらDレンジの面で不利なことと連写の速度。
連写枚数はカタログ上のスペック競争になりやすいが、何しろピントの合焦率が大幅に上がっているので、そんなにたくさん撮る必要がなくなってしまった。
サーボモーターによるミラーの上下も、動きに工夫がなされたようで、連写中もきれいに画像が見られるようになった。
あとは耐久性であるが、アマチュアの場合、本体が壊れるほど使うには数年かかり、その頃には新型が出ている。

逆にD500の方がいい点は、DXフォーマットの倍率で画像がファインダー全面に大きく見られることだ。
D5でクロップ撮影した状態と比較すると、D500の方が解像度も高い。
レンズを見かけ上1.5倍で使えることで、被写界震度の面でも有利で使いやすくなる。
価格以外で有利な点はその程度であるが、「とびもの」には非常に重要なポイントである。

スナップ中心の僕の場合はあまり関係ないのだが、「とびもの」を撮影する限り、かなり面白いカメラらしい。
だがこれだけ撮影の成功率が上がると、今まで難しいとされた写真も、多くの人が撮影可能になってしまう。
今後、飛行中の鳥にぴったりピントが合っていても、それほど価値のある写真とはみなされなくなる可能性はある。
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解像度


SIGMA DP3Merrill

大きな画像

最近はカメラのことをあまり書かないようにしているが、参考までにDP3Merrillで撮影したデータの拡大を載せておく。
上の写真の一部を切り取って、等倍で載せたのが下の画像である。

ちょうど中央の窓の向かって左側の、建物の角にあたる部分である。
上の写真とその「大きな画像」を見て、それから下の画像を見ると、およその位置はわかると思う。

こういうポテンシャルを持っているので、どうしても気軽に手持ちで撮影する・・という気分にはなれないカメラなのだ(笑)
特にDP3Mの場合望遠系に属するので、手持ちでは手ブレが起きやすいだろう。
また、ここに載せられる程度のピクセル数に落とした場合、いかに多くの情報を捨てているかもご理解いただけると思う。







今日の時計ベルト。
デュカットにアラン・シルベスタインのグリーンのベルトをつけた。

時計のデザインを生かすいい組合せだ。
デュカットは意外に癖のある時計で、どのベルトでも受け入れてくれるわけではない。
いくつか試してみたが、なかなかしっくりくるものがなかった。
デザイン性が強いために、それに見合うだけの力を持つベルトを組み合わせてやる必要があるのだ。

この組合せは、ダブルステッチのベルトの凝った構造と、時計の存在感とがよくバランスしている。
さらにはゴールドのインデックス、ハンズの色と、ベルトのグリーンが同系色であることも効いている。
軽快さを保ちながら、決して安っぽくは見えない。
お洒落なもの同士が、上手く融合した例と言えるだろう。

この時計に組み合わせるに、ベストのベルトかもしれない。
日常的に使いたくなる、なかなか素敵な組合せである。

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機材


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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日光に持っていった機材は、先日那須に持って行ったものと同じ。
実はじっくり選ぶ時間が無くて、前回のカメラバッグをそのまま持っていった。
中に入っていたのは、F1.4の3本とPC-Eの3本、ボディはD800EとD4であった。

しかし、一泊二日のごく短い旅行だったこともあり、結局使用したのは35mmF1.4と24mmF1.4くらいであった。
1、2日の短い日程の場合、レンズはせいぜい2、3本しか使わない・・という法則通りである。
意識的にレンズのテストを行えば別だが、それには時間を要するので、もっと余裕のある時でないとやる気になれない。

逆に言うと、35mmと24mmの2本があれば、僕の場合たいてい間に合ってしまうのだ。
しかもその2本で撮った写真も、Exif情報を確認しなければ、どちらで撮ったか判らないほど似たものになる(笑)
極論すれば、とりあえず使いやすい画角の35mmF1.4が1本あれば、他はなくても何とかなる・・とさえ思う。

まあ万一を考えて、旅行の時はボディは二つあってもいい。
D800Eに35mmF1.4と24mmF1.4の組み合わせであれば、小さなリュックひとつで済む。
それに万能のD4+24-70mmF2.8ズームの組み合わせを予備として持てばいいだろう。
あるいはまったく考え方を変えて、自分に束縛を与える意味で、PC-Eのみでいくという楽しみ方もある。
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参考

那須で24mmレンズの撮影テストを行った。
個人的に行ったテストで、公開する気はなかったが、参考までに結果を載せることにした。

AF-S24mmF1.4GとPC-E24mmF3.5Dの、比較的新しい2本の24mmレンズの画質の違いを見たかった。
それぞれの性質を理解して、使い分けようということだ。
ズームを含めて他にも24mmのレンズはいくつか持っているが、性能的にはこの2機種がトップと判断し、他機種はテスト対象から外した。




D800E + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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D800E + PC-E NIKKOR 24mm f/3.5D ED

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ともにF5.6で撮影した画像。
手前にある草(画像右下)を見ると、同じ絞り値でもPC-E24mmの方がピントが合っている。
イメージサークルの大きさの問題もあるかもしれないが、多分レンズの設計からくる被写界深度の違いであろう。

中央部の解像度は、元データで見てもほぼ互角と思われるが、わずかにPC-E24mmの方がいいかもしれない。
少し淡泊に思われるほど、PC-E24mmには画面全体の解像度が高いという印象がある。
一方AF-S24mmは、ぼけた部分とシャープな部分の差が大きいので、立体感の描写に長けている。
D4やD800Eといった新しいボディとAF-S24mmを組み合わせると、今までの印象よりタッチが強い濃厚な描写になるように感じられる。

あおりの必要な写真にはPC-E24mmしかないし、ボケを生かした写真にはAF-S24mmだろう。
風景写真でどちらのレンズを選ぶかは非常に難しいところだ。
隅々までシャープに撮ろうというなら、PC-E24mmが有利かもしれない。
しかしD800系の発売で、世の中がそういう作例で溢れる可能性があり(笑)、今後はそういう写真はあまり価値を持たないかもしれない。

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