歴史的出来事


Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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長年の謎が一つ解明された。
クリント・イーストウッド氏がドル三部作で羽織っていたあのポンチョ。
その色がブラウンなのかオリーブなのか・・・
これは長年の謎であった。

映像によって、どちらの色に見える場合もある。
ある場面では、赤みのあるブラウンであった。
ところが違う場面では、もう少しくすんだオリーブ色に見える。

そもそも色の違いが微妙で、光の当たり方でどちらにも見える。
しかも古い作品なので、フィルムが退色しておかしな色になっている可能性もある。
場面ごとに違って見えるので、複数のポンチョが存在するという説もあった。
(確かあの衣装は、イーストウッド氏自身がどこかのフリーマーケットで仕入れてきたような話を読んだことがある)

ポンチョのカラー問題は、世界中のファンにとって、共通した謎であったようだ。
ひとりのファンが、X(旧Twitter)上のイーストウッド氏の公式アカウントで質問した。
ブロンディさん(続・夕陽のガンマンの時の役名)、あのポンチョの色は、オリーブグリーンなのでしょうか、ブラウンなのでしょうか、と・・・

それに対し、何とイーストウッド氏当人が答えてくれたのだ。
回答は以下のようなものであった。

Hello, I only had one Poncho, and it was reversible, with Olive green on one side and brown on the other. Thank You!


おおお、何という事だ。
リバーシブルで、片面がオリーブグリーン、もう片面がブラウンだったなんて・・・
想像もしていなかった。

しかも本人が答えているのだから、真実であることに疑いはない。
世界的な謎に、ついに終止符が打たれたと言っていいだろう。
X上でも歴史的な瞬間であると話題になっていた。

2016年のカーメル市の百周年パレードで、当人がこのポンチョを着て参加している映像がある。
意外に薄手の作りで、もう古くなってヨレヨレになっていた。
まだ大事に持っていたんだね・・・(笑)

ということは、アンダーソンのウォーク・アンド・ドローも、まだ持っているのかな・・・
この前劇場で「荒野の用心棒」を高画質で見たら、ラフアウト仕上げなのがよく分かった。
子供の頃は、まさかガンベルトにこういう革を使うとは思っていなかったので、単に革の表面が汚れているのかと思った。
うーむ、当人にいろいろ聞いてみたいなあ・・・(笑)
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