発見


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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愛読していた靴磨きの専門書が、どこかに行ってしまった。
探したがなかなかみつからない。
出張先の九州で本屋に入ったら、たまたま雑誌コーナーで同じものをみつけた。
そこでもう一冊購入した。

家に帰り、読もうとして机の上を整理した。
すると積んであった本の一番下から同じ本が出てきた。
新たに買い、九州から持ち帰ったほうは、まだ一度も目を通していないのに・・・
同じ本を2冊並べて、何となく不愉快な気分である。



パラブーツのシャンボード。
甲革は油分の多い同社独自のリスレザー、色はNUITと呼ばれる黒に近いネイビー。
ソールは同社自慢のパラテックスだ。
サイズは6.5。

都会的な色である。
靴自体のデザインは無骨であるが、この色と組み合わせると、さすがはフランスの靴だなと感じる。
ネイビーは流行の色のようで、いくつかの会社からニューモデルとしてリリースされている。
合わせ易い色といわれているが、一方でどのような服にも完全には調和しない頑固さがある。
色としては好きなので、このところいくつか揃えたのだが、なかなか難しい色だと感じている。

一番履きやすい靴は何か?
ベテランの店主にそう問うたら、それはパラブーツだろうという返事であった。
チロリアンタイプのミカエルもいいが、さらに履きやすいのはシャンボードだという。
前々から気にはなっていたが、その話を聞き、ひとつ買ってみることにした。

パラブーツはファンの多い靴メーカーであろう。
雑誌でもよく取り上げられるし、青山に直営店も持つ。
メジャーなのにマイナーに見えるという、その立ち位置もいい。

実際パラブーツの製品は、同社独自の特徴を多く備えており、市場では強力な存在といえる。
世界で唯一といわれる自社生産のラバーソールであるパラテックス。
登山靴を発祥とするノルヴェージャン・ウェルト製法。
油分が多く雨に強いリスレザー。
同社のトレードマークであるグリーンのタグ。
ファッション性と堅牢さを両立しているところが、パラブーツの売りである。

そこは上手いところで、チロリアンシューズのミカエルなどは、一見登山靴の流れのように見える。
店頭で安藤製靴のチロリアンと履き比べたことがあるが、両者はまったく違うものであった。
安藤製靴のものは、山に登る人が街で履く靴・・という、まさに登山靴直系の硬くて頑丈な靴である。
一方パラブーツのミカエルは、しなやかで履き心地がよく、あくまでタウン用として作られているのがわかる。



シャンボードはサイズ6.5を選んだ。
24.5cmに近い。
お店で何度も試着してこのサイズに決めた。
いつもと比べるとかなり小さめであるが、それでも羽根は閉じてしまうし、踵も緩めである。
それでいて全長は短めに感じる。
木型が足に合っていないのかもしれない。

お店のご主人からは、もう1サイズ上でもいいのではないかと言われた。
これだと足のボールジョイントが、許されるぎりぎりの位置になってしまうという。
しかしこのサイズでさえ羽根が閉じ気味になるのに、これ以上大きいサイズを選ぶ気になれなかった。
ちょうど羽根の閉じ具合を一番気にしていた時期だったのだ(笑)

それから既に何度か履いている。
最初は何となく寸詰まりの感じがして、これはサイズ選びに失敗したかと思った。
しかし程なく馴染み始め、数回履いた頃には、ほぼしっくりくるようになった。
踵も何とかついてくるようになった。
靴のほうで足に合わせてくれる柔軟性を持っているようだ。
きつめのサイズを選んでも、合わせてくれる靴と、拒否される靴があるから難しい。

やはりこれだけ特徴があると、製品としては強いと思った。
パラブーツならではの魅力というものが、確かにある。
天然ラテックスのソールは、ヒタヒタとした柔らかい感触で、実に歩きやすい。
パラブーツが、オールデン、トリッカーズと並ぶブランドであるという評価も頷ける。

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変化


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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人質事件について、考えていたことを書こうかと思ったが、事件の進展が早くて、気をつけないと的外れになりかねない。
今回の事件ばかりでなく、この数ヶ月、数週間で、変化したことが沢山ある。
会社に来るお客さんと話しても、同じ事を言う人がけっこういる。
やはり世の中は大きく動いているように感じる。

世間は第三次世界大戦に突入していると言う人もいる。
後から見れば、今は戦時中なのかもしれない。
だとしたら、激しく動くのは当然のことではある。
ところで明日は大雪だというが大丈夫だろうか・・・
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光量


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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夜景を中心に撮影をしている人と話した。
D4とD810を使われているという。
長時間露光での撮影を専門にしている。

どうも夜景を撮ることにかけては、D4の方が画質がいいらしい。
具体的にどのような違いがあるのか尋ねたが、D810だと立体感がなくなり、階調も綺麗に出ないようだ。
画質の差がはっきりとわかるという。

特に撮影したデータを同じピクセル数にトリミングして比較すると、D810の方がノイズっぽいのが明確になるという。
夜景ではなくても、望遠レンズにテレコンバーターを使って撮影すると、D810の方が画質劣化が激しいらしい。
最初はなぜ甘くなるのか、理由がわからず悩んだという。

考えてみれば当たり前の話で、結局は解像度の高いカメラほど、1ピクセルに当る光量が少ないということだろう。
物理的に避けることの出来ない現象である。
同じピクセル数に切り出すとなると、解像度の高いD810だと、撮像素子の狭い範囲の情報のみを使うことになる。
複写機で原稿を拡大コピーしたように、画質が悪くなるはずだ。

昼間の撮影はD810の方が圧倒的にいいので、被写体によって使い分けているという。
夜景に有利なD4であるが、実のところD3sはさらにいいという噂まであるらしい。
普段D810の高解像度な画質を見ているので、その話を聞くと少し意外な気もする。
プロ機は印刷時の大きさを意識して、解像度を必要最低限に抑えてあるが、こういう部分までしっかり吟味して仕様を決めているのだろう。
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小型化


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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総合スーパーのイオンの株が急落したという。
大型店・・という形態自体が、世の中に合わなくなってきた。
それが鮮明になってきたのが、株価が下落した理由だという。
日常の買い物はコンビニ、或いは小型のスーパーで済ませ、それ以外はアマゾンや楽天に注文する。
消費が「小型化」と「ネット」にシフトしているのだ。

たしかに大型店というのは、足を運びづらい。
行くのが何だか面倒に感じられるのだ。
家から歩いて数分のところに、大きなショッピングモールがあるのだが、そこにも滅多に行くことはない。
月に一度ほど、家族で食事に行くくらいで、その時も食事以外のものにお金を使うことは珍しい。

郊外にあるモールの場合は、車で行って、大きな駐車場に停めなければならない。
そこからお店まで距離があるし、施設内はうんざりするほど広い。
トータルではけっこうな距離を歩くことになる。
しかも清算の際にレジに並ばなければならない。
大型店にはそういう面倒な要素がいっぱいあり、行くのが億劫になる。

コンビニは価格は高いが、駅から家までの道の途中にある。
お店に入ると、10歩から20歩の範囲で、欲しいものまで辿り着ける。
一度に大量に買わなくても、また次回買えばいい。
お店は24時間開いているので、いつでも買いに来る事が出来る。

主婦の場合は価格にシビアであるから、数円安いだけでも大型店の方に行く。
現実にやりくりしなければならない苦しさもあるのだろうが、精神面でも、自分が少しでも金銭的に損をするのが許せないのだろう。
一方独身者などは、少々価格が高くてもコンビニの方を選ぶようだ。
大型店の方が安いとしても、車を出したり、広い敷地内を歩いたりする労力、それに何より時間的損失が、価格差に見合わないと判断するのだろう。

入り口から店内に入る時に、大型店はいかにも「さあ入るぞ」という感じになるが、コンビニは何も感じない。
見知らぬ街の、初めて行くコンビニでも、何の抵抗もなくスッと入っていける。
恐らく、精神的にも肉体的にも「ちょうどいい大きさ」というものがあるのだ。
コンビニはその大きさに程よく合っているのだと思う。
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連結


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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前から思っていたのだが、山手線の車両を数珠繋ぎにして、大きな輪っかにしてしまったらどうだろう。
山手線の線路一周分、大量の車両を連結して、巨大なループを作り、線路上をグルグルと一定速度で回転させるのだ。
乗客は好きなところで乗って、好きなところで降りることができる。
観覧車とか、スキーのロープトウなどを思い浮かべればいい。

もちろん車両が高速で動いていたら乗り移れないので、通常より遅い速度で走らせる。
とはいえ、停まることなく動き続けるのであるから、平均速度は今とそれほど変わらないだろう。
停止、加減速がない分、燃費効率もいいはずだ。

乗客はホームから車両に乗り移るのにコツがいる。
だがそんなものすぐに慣れてしまうだろう。
さすがに停止しているホームから、移動している電車にポンと飛び移るのは難しいから、ホームにも動く廊下を作り、電車と並行に動かし、安全に移れるようにする。

混んでいる時はどうするか。
そもそも山手線の線路一周をすべて車両で埋め尽くすのであるから、現在よりはるかに収容人数が多くなり、混むことはなくなるだろう。
混んでいたら、慌てずに次の車両に乗ればいいのだ。

線路が車両で埋まって飛び込むことは出来なくなるから、人身事故で止まる確率は大幅に減るはずだ。
運転手も車掌もいらないので、人件費も減るだろう。
それ以外に、どのようなメリットがあるか・・・
ウーム・・・
他にもきっと何かあるはずだ。

デメリットは・・・
一両壊れると全線停まってしまうこと・・・
駅の改造に莫大な費用がかかること・・・
隙間無く車両が繋がるので、整備が難しくなること・・・
他の車両が、一時的に山手線の線路を使うことも出来なくなる。
現在一ヶ所だけある山手線の踏切も、何とかしなくてはならない。

・・・・
いや・・・まあ・・・
要するに、一周繋がってグルグルまわる電車を見てみたいだけなのだ。
電車のおもちゃで昔やったみたいに・・・
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染め


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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先週は肉体的、精神的に疲れた一週間だったので、今日の日曜日は大人しく過ごした。
午後になってMrs.COLKIDと銀座に出て昼食をとった。
デパートはセールの真っ最中で、まあまあの賑わいであった。
これからの季節に着ることの出来る、薄手のコートを一着買ってもらった。

今日はリュックに、米国製の古靴を一足入れていった。
銀座にある衣服のお直し屋さんに、靴の塗り替えをお願いしたのだ。
靴を別の色に塗り替えてしまおう・・という訳だ。

以前自分で靴を塗装して、ここにレポートを載せたことがある。
あれは顔料系の塗料で、ペンキのように上からコートしてしまう方式であった。
そのため、革ならではの質感が、多少失われる傾向がある。

今回は専門家にお願いして、染料系の塗料で染めてもらおうというというわけだ。
実は半月くらい前にも、別のお店にひとつ依頼している。
そちらは納期が2ヶ月ほどかかると言われている。
今日のお店はもっと早く出来るようだ。

いずれも通常では売っていない色でお願いした。
完成がかなり楽しみである。
出来上がったらここでレポートするので、乞うご期待である。

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夜中


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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疲れて居間の床で寝てしまった。
テレビで何やら騒いでいて、起きたら夜中であった。
暖房を入れていないので、少し寒い。
今日はこのまま風呂に入って寝ることとする。
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停止


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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地下鉄に乗っていると、ある駅のホームで、ドアを開けたまま電車が動かなくなった。
ホームの反対側では、逆方向に行く電車も停止している。
駅のスピーカーから、ブーという連続したブザー音が聞こえる。
様子がおかしいのに気付き、スマホからチラリと顔を上げ、辺りを窺う人もいる。

○○駅で安全確認をしている都合でしばらく停車します・・・
というアナウンスがあった。
線路内に人でも侵入したか?

5分か10分くらいで、また動き出すのではないか。
そう思い、そのまま車内に立っていた。
電車の動く音がしなくなったので、駅は妙に静かである。

振り替え輸送を行いますのでご利用ください・・・
そうアナウンスがあった。
数人の乗客が顔を見合わせた。
復旧までに時間がかかる・・・ということだろう。

それを聞いて、すぐに電車からホームに降りた。
何人かの乗客が同じ行動をとった。
足早に移動し、僕が先頭でエスカレーターに乗った。
多くの乗客は、まだ車両内で躊躇しているようだった。

アナウンスが、盛んに何かを伝えている。
通路に音が響いて、細部を聞き取ることが出来ない。
いずれにしても、通常とは違う理由で、全面的に電車が止まってしまった。
しかもすぐには復旧できない、ということだ。

他の人たちは、別の路線のホームに向かっていった。
僕だけ別行動をとり、改札を出て階段を上った。
とにかくまずは地上に出ようと思った。

ご存知の通り、世界的にテロの危険が高まっている。
日本が標的にされる、と危ぶむ人がいるが、それ以前に、既に世界的な戦争に突入しているのだと分析する人もいる。
今までの平和ボケした感覚では、生き残るのが難しい局面に遭遇するかもしれない、と考えるべきだろう。

特に都心は標的になる可能性が高い。
戦争の状況下では、いち早く行動に移らなければならない。
少々大袈裟に見えても、即行動したものの勝ちだ。

地上に出た人は少なく、路上ではタクシーが何台か並んでいる。
よかったと思い、すぐに乗り込んだ。
ここからなら、20分ほどで家まで到着する。

帰宅後、原因は施設内に煙が充満したためとわかった。
理由は不明だという。
それだけで事なきを得たのだが、それでもいち早く行動に移したのは正解だったと思っている。
そういう時代に突入したのだ。
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人体実験


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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夕刻になって急に疲れが出て、何だかグッタリしてしまった。
昨日の強行軍が、今になって応えてきたか。
立っているのも辛くて、ベッドに少し横になった。
ちょうどいいと思い、実験中の特殊な高機能繊維を持ってきて、自分の体の上と下に敷いてみた。

そのまま1時間ほど寝た。
起きたら、あら不思議、疲れが取れて元気になっている。
おお、実験成功である。
というか、体が単純な構造なだけかもしれないが・・・(笑)



クロケット&ジョーンズのチェビオット。
素材はスコッチ・カントリー・グレイン。
ダイナイト・ソール。
色はタン、サイズは7E。

英国製のロングウイングチップである。
クロケット&ジョーンズとしては珍しい形状だろう。
福岡のショップFRAMEの別注品。

以前より非常に気になっており、何度かお店で実物に触れていた。
ご存知の通り、僕はロングウイングチップには目が無い。
気になるのは当然のことである。
実は出張のたびにお店に立ち寄っていた。

アメリカ靴のファンとしては、ロングウイングチップなら米国製が欲しい。
しかしクロケット&ジョーンズの英国製ロングウイングチップは、正直相当よく出来ている。
ムラ感のあるグレインレザーと、ほどよい明るさのブラウン。
押さえるところを押さえてあり、心を騒がせるものを持っている。

作りのよさは先日のアイラと同じ。
ウイングチップ先端部のカーブの形状も、同じ型紙を使っているようだ。
ただラストはアイラが365だったのに対し、チェビオットは335が使われている。
サイズは7Eと、アイラよりハーフサイズ小さ目を選んだ。

このラストはヒールが大きめのようで、幅はキッチリなのに、踵は緩めで歩くたびに抜け気味になる・・という、困った状態になる。
7-1/2も試着させてもらったが、明らかに大き過ぎであった。
ラストの違いばかりでなく、足の甲で履くブーツと短靴では、履き方が異なることも関係している。

完璧なフィッティングとは言えないが、実用上はまあ何とか許せる範囲。
過去に何度か店頭でクロケット&ジョーンズの靴を試着しており、そのたびに踵が緩めで自分の足に合っていないと感じたが、このラストを使用した靴だったのかもしれない。
アイラは非常にしなやかな靴だと思ったが、チェビオットは逆に少し硬めに感じた。

と、悪い点ばかり書いているが、実際に履いて街に出ると、とにかくカッコよくて目立つ。
一目見て、革も作りもいいのが伝わるのだ。
太陽光が当ると、色に深みが増し、表面のムラが効果的に浮かぶ。
クラシカルかつ高品質で、所有する喜びを感じさせる靴である。

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急の出張


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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昨晩、手帳と壁のカレンダーを見比べていて、大変なミスに気付いた。
翌日、すなわち今日は、大阪で業界の大きな集まりがあるのだった。
カレンダーへの書き込みが抜けていて、まったく頭になかった。

昨年のかなり早い時期に、その通知を受け取ったのが、失敗の原因と言える。
壁のカレンダーを新しいものに付け替えた時に写し忘れたのだ。
手帳のスケジュール表も、年度の変わるところで書き写したが、そちらはメモ程度に残っていた。

カレンダーの今日の欄は真っ白になっている。
ダブルブッキングにならないだけよかったが、一日仕事に専念できると思っていたので、完全に予定が狂った。
慌てて出張の用意をするとともに、その日のうちに出来る限りの仕事を終わらせた。

大阪までの日帰り出張となると、完全に一日仕事になってしまう。
朝早く出て、夜遅く帰ってくるパターンである。
あちらでは専門家によるセミナーや懇親会があり、それらに半日以上の時間が費やされる。

何とも惜しいが仕方がない。
・・・・とここまでを、行きの新幹線の中で書いた。

ここからは、帰りの新幹線の中で書いている(笑)
今は名古屋を出たところ。

会は無事終了し、新大阪の駅まで出て、一番早い新幹線に飛び乗った。
お土産を買うことも出来なかった。

この集まりには昨年も出席したが、国歌斉唱から始まる大変保守的な印象の会である。
業界の重鎮とも話すことが出来、それなりに出席した甲斐はあった。
皆売上げの低迷に苦しんでいるようだが、発展的な意見も聞くことが出来た。

雨が降るかと思い、靴はチャーチのシャノンを履いてきた。
行きの電車の中で、周りの人の靴に比べて、僕の靴だけ妙にごついのが気になった。
みな革の薄そうな黒い革靴を履いている。
シャノンはダブルソールにガラスレザーの大型のプレーントゥで、迫力のあるデザインで意外に目立つのだ。

ところが大阪の街を歩いていると、特別違和感は感じなくなる。
まわりにごく普通に溶け込むのだ。
やはり地域によるセンスの差というものがあるのだろう。
とても面白い現象であった。
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参列


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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朝から近所でお葬式があり行ってきた。
アルバイトで働いているN君のおじいさんだ。
会社から近いということもあり、近所付き合いの意味でも参列した。

故人とはお会いしたことはなかったが、どうもかなり偉い方だったらしい。
ボランティアとして長年地域に貢献し、国から勲章まで授与されている。
天皇陛下から直接お言葉をいただいたという。
経歴が読み上げられ、初めて知った。

葬儀は盛大で、衆議院議員や地元の地方議会議員も駆けつけていた。
大臣からの弔電も来ていて、葬儀委員長はモーニングを着ている。
お経は紫色の大衣を着た僧侶が唱えた。
かなりの名士であったようだ。
いい加減なタイプのN君からは想像がつかない(笑)

近所の人たちからも慕われていたようで、皆おいおいと泣いている。
焼香を済ませたら早々に退散しようと思っていたのだが、誰も帰る人はおらず、こちらも出るに出られなくなってしまった。
棺のご遺体に花を添えることまでして(それが初対面であったが)、クラクションを鳴らして出て行く霊柩車を、近所の方々と見送った。
寒空の下、2時間以上立ちっ放しであった。

夕刻になって、今度は金融機関の新年会に出席した。
そちらは地元企業のお偉方が来るが、まあ中小企業の親父連の飲み会だ(笑)
朝は黒い上下だったが、夜は普通の背広に着替えて行った。

すると、今朝と同じ衆議院議員と地方議会議員の名前も出席者の名簿に書かれていた。
一日に二度も会うとは・・・
と思っていたが、新年会の挨拶が始まると、地方議会議員は来ているが、衆議院議員のほうは欠席であることがわかった。

代わりに議員の秘書が壇上に立ち挨拶をした。
議員は公務が入って、急に来れなくなったという。
まあ、今日は疲れたので、お前代わりに出ておいてれ、とでも言って帰ってしまったのだろう。
秘書の方が話は上手く、ペラペラと流暢に話す。

宴会の最中、秘書がビール瓶を持ってテーブルに来たので、少し話をした。
議員は大変に多忙で、せっかくの会にも出席出来ず申し訳ないと、またも言い訳のように話す。
僕は、「午前中にお寺でお会いしましたよ」と言った。
秘書は少しぎょっとなって、それ以上この話題には触れようとしなかった。
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トラベラー


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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さすがに最近は歳で、重い三脚を持ち歩くのはきつくなってきた。
車で出かけるのならいいが、軽い散歩程度で、でかい三脚を持って歩くのはうんざりする。
もっとも、散歩するのに大きい三脚を持っていく人なんて見たことないが・・・(笑)

そこで、しばらく前から、散歩用の小さい三脚を物色していた。
小さいといっても、高解像度のボディと重めの単焦点レンズの組み合わせを、最低限保持できる性能は必要だ。
それでいて重量は軽く、折りたたんだ時の全長も短めに抑えたい。
さらにここが重要なのだが、触った時の質感が悪いものは、それだけで嫌になるので避けたい。

それらの要求を満たしたものを、昨年から探していた。
ヨドバシに行く度に触ったり、ネットで検索したりしていた。
その結果、やはりジッツォから選ぶのが無難という結果に至った。
他の会社のものを買っても、恐らく不満が出て、最終的にはジッツォに買い換えることになるだろう。

ジッツォのトラベラーのシリーズから選ぶことにした。
今回の要求にもっとも適っている。
しかも携帯用の三脚としては、非常に評価が高い。
絶対的な性能は程ほどであろうが、それはもっと大型の三脚に任せればいい。
あくまで持って歩いて負担にならないことが最優先である。



ジッツォのトラベラー・シリーズは2型と1型があり、それぞれヘッドの付いているものと、付いていないものが用意されている。
さらにヘッドレスのタイプでは、センターポールの長いものと、少し短めのものがある。
通常の三脚と違い、トラベラー・シリーズを折りたたむ時は、3本の脚がくるっと反対方向に180度近く折れ曲がる。
つまり上の写真のように、センターポールに関しては、目一杯延ばした状態で収納状態になる。

まず2型と1型であるが、2型のほうが頑丈なのは承知しているが、その分大きいし、散歩に持ち出すのはきつい。
普通の2型カーボン三脚は長年使っていて、それと重量があまり変わらないのでは意味が無い。
そこで今回は1型を選ぶことにした。
ご存知の通り我家はジッツォだらけで、2型、3型、5型とそれぞれ何台かずつ持っているが、1型は持っていないのも理由である。

ジッツォのヘッドは好きではないので、当然ヘッドレスの方にしたが、センターポールの長さをどうするか悩んだ。
長い方は、折りたたんだ脚の先端までポールが延びており、その先にヘッドを取り付けるので、収納時はヘッドだけ飛び出す形になる。
一方短い方は、ポールは脚の途中までの長さで、ヘッドは折りたたんだ3本の脚に挟まれる格好になる。

写真でお分かりの通り、結局センターポールの短い方(ジッツォ GT1544T)を選んだ。
ヘッドはとりあえず手持ちのRRS社のBH-25を付けた。
一脚用に使っていたものを、取り外した。

このヘッドは、細めの円筒状ボディに目一杯の直径のボールを付けてあり、横にポコリと膨らんだ形状になっている。
またRRS社のクイック・リリース・クランプも、ある程度の大きさがある。
そのため、トラベラーの脚がぶつかってしまい、収納時に完全には閉じない。

これは気になる(笑)
何とかならないかと思い、ヘッドやレバーの角度をいろいろ変えてみたが、なかなか上手く納まってくれない。
別のヘッドも考えたが、この狭い空間に納まる機種は限られてくる。
まあ、そのうち気に入ったものがみつかったら取り替えるかもしれないが、とりあえずはBH-25で行くことにした。

早速散歩に持ち出してみたが、センターポールの短いGT1544Tを選んだのは正解であった。
収納時の全長が、ほぼ40cm程度になり、斜めにすると愛用のリュックにぎりぎり入り、チャックも閉められるのだ。
カメラ本体も中に入れてしまえば、外から機材は見えなくなる。
三脚の総重量も1.2kg程度に抑えられ、持ち歩くのにそれほど苦には感じない重さに収まっている。

D810に重いツァイスを付けて、撮影してみた。
保持は十分に可能だが、シャッターを切るときは、少し注意が必要になる。
重石を吊るしたり、センターポールをしっかり掴んだりして、振動を抑え込んでやらなければならない。
まあそれは大きな三脚にも言える事で、要は一工夫すればいいだけのことだ。

やはり三脚があると無いでは違いは大きい。
少々華奢に見える1型三脚ではあるが、撮影には十分に役に立ってくれそうだ。
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回復


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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出張の疲れを癒すために、日曜日はゆっくり過ごした。
何もしないというのは重要で、それだけで大分疲れが取れた。
特に精神的な疲労には、それが一番効く。

と、言いながらも、午後になって都心に散歩にでかけた(笑)
黙って一日ゆっくりなんて、病気でもない限り無理である。
久々にカメラを持って出た。
それでは元も子もないじゃないか・・と思われるだろうが、写真を撮るのは子供の頃からの趣味なので、全然負担にはならないのだ。

実は久々にカメラグッズをひとつ購入した。
それについては次回・・・
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異物


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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栃木県のとあるドライブインでのこと。
温めた中華まん(の一種)を買った。
店内のテーブルについて、Mrs.COLKIDとそれを食べた。

パクリと食べると、具の中に何やら異物が・・・
手で引き出してみると、するすると長くのびた。
それをお皿の上に置いてみた。
袋を切った時に出る、細長いビニールの切れ端のようだ。
調理中、具をビニール袋から出す時に、混入したのだろう。

何それ、酷いわねえ・・
と、Mrs.COLKIDが、眉をひそめた。
・・・で話は終わった。

こういう時だし、騒ぎ立てる気にはなれない。
まあ、こういう時ではなくても、周りの人が不快になるから、騒ぐことはしないが・・・
お皿の上にそっと置いておいたので、お店の人が気付いて、製造元に言ってくれることを期待する。
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やり残し


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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帰ってきた。
大分疲れていたが、自宅に荷物を置いて、会社に向かった。
溜まっていた仕事が、閉口するほどいっぱいあった。
端から片付けていったが、それでもいくつかやり残した。

夜になって帰宅すると、電話が追いかけてきた。
居間から静かな寝室に移り、得意先の取締役と長く話した。
今回の出張は疲れたが、世の中が大きく動きつつあるのを肌で感じ、得るものも多かったように思う。



クロケット&ジョーンズのアイラ。
トリュフ色のアンガス・グレイン・レザー。
リッジウェイ・ソール。
サイズは7-1/2E。

ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが、映画「007スカイフォール」の中で使用したとされる靴のひとつである。
さすがはクロケット&ジョーンズで、作りが繊細で品がいい。
似た外観のトリッカーズのカントリー・コレクションとは、同じ英国製ではあるが、ある意味正反対の靴といえる。
精悍な顔つきでありながら、無骨さはほとんど感じさせない。

靴店のセールで安く売られているものを入手した。
年末年始の売り出しで、このモデルも値引きの対象になっていた。
人気はあるらしいが、新商品に入れ替えるために、現行のラインナップから外すという。
これだけの作りであれば、まったく文句は無いし、実際店員さんも、今回のセールの目玉のひとつと感じているようだ。

サイズは7-1/2を選んだ。
実はこの色のモデルは、既にそのサイズしか残っていなかった。
履いた感じは少しルーズフィット気味で、幅はきっちりであるが、指の周辺は少し余裕がある。
靴下に厚めのモノを履いて程よい感じで、もうハーフサイズ小さくてもいいかという大きさ。
この靴を履く季節なら、靴下も厚手になるはずだから、まあいいだろうということになった。

少しきつ目のサイズを選び、時間をかけてフィットさせていくのが、正しい靴の履き方だという。
ここしばらくそれを意識して、小さ目の靴を選ぶようにしていた。
しかしその結果、靴擦れのきつい洗礼を、何度か受けることとなった。
もともと自分の足の形に合っていない木型の場合は、小さ目を選ぶと後から補正のしようがないことがわかった。

今回は在庫が無かったこともあるが、ピッチリのサイズからハーフサイズ上げた大きさである。
初日からほとんど負担を感じずに履くことのできる、緩めのフィッティングである。
何年も履き込んで、だんだんと形を合わせていくのは理想であるが、これだけ靴を持っていると、それが可能とも思えない。
自分の年齢を考えると、最初から心地よい大きさを選ぶ方が正解かもしれない。



ソールはリッジウェイ。
ダイナイトと並ぶ、紳士靴用ラバーソールの代表格だ。
有名な94%の表示が中央に見える。
発売当初の天然ゴムの含有率だそうだが、現在は技術的に向上した結果、ゴムの配合率は変わっているようだ。
それでもトレードマークとして、昔の型がそのまま使われている。

7-1/2のアイラは、試着の段階の印象では、幅が引っかかるわりにヒールが緩めなのが気になった。
踵が吸い付くようでないと我慢できない人だったら、NGを出すところであろう。
しかし、何しろこのサイズしか残っていないのだから仕方が無い。

タンの部分が薄手の革一枚で、レースを解くと前にだらりと垂れ下がってしまう。
タンのサイドも縫い合せてなく、水が浸入しそうで、何だか頼りない印象を受ける。
ところが、それ故に足入れがスムースで、ブーツとは思えないくらい、すっと履くことが出来る。
このことが、この靴の性格を物語っているかもしれない。

いざ歩き出してみると、履き心地は驚くほど快適であった。
足全体を優しく包み込む、吸い付くようなしなやかさで、当るところがほとんどない。
レースをきつく締めて歩行しても、ブーツにありがちな足首から上の違和感は非常に少ない。

緩いかと思った踵も、靴全体がしなやかなため、思いの外しっかりついてきてくれる。
甲の部分で固定する、ブーツならではの履き味が楽しめる。
硬いトリッカーズのカントリーブーツとは、対極の存在であると感じた。

トリュフと呼ばれる魅力的なダークブラウンは、様々な服装に合わせやすい色である。
なかなか重宝する靴だと感じた。
ヘビーデューティというより、お洒落でカッコいいブーツである。
実のところ、すっかり気に入ってしまった。


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