窓の氷


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今朝は一気に寒くなった。
駐車場に置いてある車のところに行ったら、ボディ全体に霜が降りていた。
窓も凍り付いて真っ白になっている。
今期初めてだ。

氷をそぎ落とすプラスチック製のヘラで、外からフロントガラスの氷を引っかいた。
ところが氷を落としても窓がクリアにならない。
よく見ると内側も凍っているではないか!
窓の内側と外側の両方に氷が付いているのだ。

こんなことは初めてだ。
エアコンのデフォッガーをオンにすると、程なく室内の氷は溶けてきたが、水滴が残り視界を妨げて前が見えない。
仕方なくティッシュで内側の水分を拭き取った。
走り出すまでにだいぶ時間がかかってしまった。

車が古くなって、どこかから水分が室内に侵入しているのだろうか。
あるいはここしばらく天気が悪かったので、湿気が車内に篭っていたのか。
いずれにしても、一気に気温が下がったことで、その水分が窓の内側に張り付いて凍ってしまったのだろう。

今までなかったことを考えると、車の老朽化も関係しているような気がする。
ドアのシールなどに隙間があり、室内に雨が入り込んでいるのかもしれない。
もう少し様子を見てみよう。
やはりそろそろ買い替え時であろうか・・・
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チャッカブーツ


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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このところ毎日ブーツを履いて会社に行っている。
待ちに待った季節であるから当然である。
ブーツは大量に持っているので不足する事はない。

先日は久しぶりにチャッカブーツを引っ張り出して履いてみた。
ずっと以前に買ったユニオン・インペリアルのスエードのブーツである。
それを履いて一日過ごした。

で、改めて思ったのだが、僕はどうもチャッカブーツというのがあまり合わないようだ。
チャッカブーツ自体は、これ以外にもオールデンのものなどいくつか持っている。
ところが今一つ好きになれないため、あまり履く機会がない。

久しぶりに履いて、なぜ好きではないか何となく分かった。
フィッティングが良くないのだ。
履いていて何だかしっくりこない。

チャッカブーツは、足首の辺りを紐で締め付けて固定する構造になっている。
構造上強く締めるのが難しく、確実にギュッとは固定できない。
そのため履いていても、何となくフワフワと不安定な状態になる。

一方通常のブーツは、足首から上をしっかり固定する構造である。
靴紐をギューギューと左右に引っ張りながら締め上げていく。
ここを固定すれば、足と靴の形状が多少違っていても問題ない。

ところが僕の脚は形状が特殊で、ふくらはぎが太いわりに足首が細い。
普通のブーツならそれでも何とかなるが、チャッカブーツの場合、余計にしっかり固定することが難しくなる。
羽根部分で固定できないとなると、その先の足の形状が確実に合っている必要があるが、そこまでフィッティングのいいチャッカブーツもない。

まあそうは言っても、実用上問題があるわけでは無く、日常の使用で脱げてしまうことはないのだが・・・
それに合わないとか言いながらも、チャッカブーツをけっこう持っているのだ。
ざっと数えても6足ほどある。
例によって履きもしないのについ買ってしまうのであるが(笑)
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忘れていたが・・・


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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このところ毎年忘れてしまうのだが、今月の17日がこのブログの連続投稿記録の更新日であった。
2007年11月17日以来、連続投稿が続いているので、今年で12年を超えたことになる。
またブログの開設日は2005年3月5日なので、14年以上続いていることになる。

これも読者の皆様のお陰です。
引き続きよろしくお願いいたします。
とここだけ敬体で書く(笑)
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デパート


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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時々都内のデパートに買い物に行く。
デパートによって雰囲気に明確に違いがあるのが面白い。
他店との差別化を意識して、それぞれの独自性を出すのは当然のことであるが、そこに来るお客さん側にも、デパートごとに傾向があるように思う。
いわゆる客層の違いで、それがそのお店のカラーにもなっている。

いつもは銀座や日本橋のMデパートに行く。
我が家の行きつけのデパートというやつだ。
日本橋に来るお客は平均年齢が高く、杖をついて歩くほど高齢の人も多く、置いてある商品もそれに合わせたものになっている。
母親はもっぱら日本橋であるが、Mrs.COLKIDは行っても自分の好みのものが見つからない事があるようだ。
かなり保守的な層が中心と言えるだろう。

それに対し銀座のお店はもう少し若い年齢層を対象としている。
しかし同時にこちらは外国人にも開放しているので、昔と比べると売り場の雰囲気がかなり荒れてしまっている。
大きな声で話す東洋人が大勢いて、ゆっくりものを見る環境ではなくなっている。
インバウンドの売り上げを獲得するために、犠牲になった店と言えるかもしれない。

靴売り場を見るために、新宿のIデパートに行くことも多い。
こちらはMデパートと比べると客層が明確に違う。
もう少し対象年齢が若く、同時に少し大衆的でもある。
置いてある商品はMデパートより新しくセンスのいいものが揃っている。

面白いのはお客さんに少しヤンキー系の人が混ざることだ。
高級ブランドの売り場にジャージや半ズボンにサンダルで来てしまうようなお客さんがいる。
金は持っているんだ、文句あるか・・というタイプである。

先日用があり久しぶりに池袋のSデパートに行った。
僕が若い頃は学校の帰りにいつも寄っていた。
当時はSデパートの全盛期と言え、都会的でセンスのいいものが揃っていた。

しかし今改めて見てみると、以前と違う印象を受けて驚いた。
大人しそうで地味なお客さんが大勢歩いている。
建物もずいぶん古くなったが、失礼ながらお客さんもどこか垢抜けない感じの人が多い。

やはりその場所を基点とした電車の路線の行き先とも関係しているのだろう。
Iデパートもsデパートも東京の西方面に放射状にいくつかの路線が延びている。
しかし池袋なら埼玉のお客さんが多くなるだろうし、新宿なら神奈川のお客さんも混ざるだろう。

僕が学生の頃だから、40年程前の話であるが、東京女性三世代論というのを読んだことがある。
東京に住む親子が3世代揃うと、祖母は絶対Mデパートじゃないとだめと言い、母親はIデパートくらいでいいわと言い、娘は断然Sデパートがいいと言う・・という話であった。
ちょうど上であげた三つのデパートが各世代の象徴であったのだ。

時代の変遷とともにこういう順位は入れ替わる。
40年も前の話だから、その頃娘の年齢だった人が、今は下手をするとおばあさんの立場になっている。
当然懇意にするデパートも変わるだろう・・と思ったが、今はそれ以前にデパートには行かない時代だろうか・・・
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予防接種


Z7 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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会社の帰りに医者によって、インフルエンザの予防接種を受けてきた。
社員で感染した者がいるので、慌てて受けてきたのだが、今更遅い?
まあ打たないよりはいいだろう。
今年も受けたと備忘録としてここに書いておく。

左腕は五十肩でもともと動きが悪いので、そちらに打ってもらった。
この上右腕も動かせなくなったら大変だからだ。
触ってみると丸く腫れているのが分かる。
今のところちょっと痒いくらいだ。
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試乗2


Z7 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

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土曜日にBMWの新しいM135 xDriveを試乗させてもらった。
いやー、驚いた。
驚いたというより考えさせられた。
予想していたよりはるかにいい車であった。
先日試乗した118iは感心しても欲しいとは思わなかったが、M135はかなり心が揺れた。

なぜ考えさせられたか。
こちらの思っていた理想を、とっくにBMWが捨てていたことがはっきりしたからだ。

自分にとって理想の車は、小型のFR車である・・と思い込んでいた。
NAの直列6気筒のエンジンを縦に搭載していればさらにいい。
つまり最初に買ったE36の頃の3シリーズ(328i)の設計思想のまま正常進化するのがベスト・・と考えていた。
実際20数年前、当時現役であったE36を買った時は、一生この車でいいと思ったほどであった。

しかしM135 xDriveはその思い入れをあっさり捨てている。
後輪駆動ではなくFFベースの電子制御式四輪駆動、4気筒の過給器付きエンジンという、ほとんど忌み嫌っていた(笑)仕様を採用している。
それでいて極めて優れた走行性能を実現している。
だからこそ採用したのだろうが、BMWのアイデンティティとこちらが勝手に思い込んでいたものを、見事に放棄しているのだ。

xDriveの搭載車に関しては、他のシリーズでも最上級モデルの扱いであり、会社としてはFFもFRもなく駆動方式としてこれが一番・・という位置付けであろう。
またエンジンに関しても、コストの制約で仕方なく4気筒にした(3気筒のモデルまである)というより、重量を軽くして運動性能を上げるのが目的であろう。
実際この軽量化は相当効いているようだし、その上パワーも軽々と旧型を超えている。

300馬力というとパワーがあり過ぎて神経質そうであるが、運転してみると極めて扱いやすく、普段使いの車としてまったく問題なく使える。
何も考えずにゆっくりと走っても、軽く滑らかに動いてくれて、通常の乗用車と変わらない。
それでいてアクセルを踏めばドーンと尋常でない加速をしてくれ、他のすべてを置き去りにするパフォーマンスを見せてくれる。

しかも驚くべきはその安定性だ。
雨で濡れた路面で曲がり角からの立ち上がりで強めに踏んでみたが、路面をグリップしたままアンダーもオーバーも出ずにグングン加速していった。
普通なら横を向いてもおかしくない状況であった。

四輪をそれぞれ細かく制御しているようだが、当然雪などの低ミュー路でかなりの威力を発揮するようだ。
ハイパワーの後輪駆動車のような、急に怒り狂って暴れ出すような危険性がなく、終始ジェントルで安定しているのに、いざとなるとビックリするほど速い・・というほぼ完璧な車であると感じた。
通常の走行時はFFの状態であるが、先日の118iと同じでFFっぽい癖はほとんど感じさせない。

自分の価値観が古いことを痛感した。
もちろん自由に後輪を滑らせて走る事ができる高度なテクニックの持ち主なら、やはり旧型のFRの方がいい、という事になるだろう。
しかし僕のレベルの腕のドライバーには、M135はとても扱いやすく、性能面ではほぼすべての点で旧型を超えた魅力的な車に思えた。

普段は何も考えずにのんびり運転して、たまに血が騒いだ時は、滅多に負けないレベルの加速を味わわせてくれる。
(もっともBMWはこのエンジンとシャーシでいろいろな車を発表しているので、今後はこの性能の車が街中に溢れることになるのかもしれないが)
年齢的に大パワーの車はちょっと・・と思っていたが、運転してみてその不安は一掃された。
最初から長年乗った車のように角の取れたスムースな走りを示してくれた。

同じxDriveでもFRベースの四駆である3シリーズ以上の車種に搭載されるものとは違い、1シリーズの場合はFFベースの四輪制御システムになる。
したがって仕組みもまったく異なるようだが、どうもアウディ・クワトロに搭載されているものと同じ会社が製造しているようで、実績がある分FRベースのものよりタイムラグなどが少なく、むしろ性能が高いという話も聞いた。
安定感は相当のもので、FR車が本質的に持つ不安定感がなく、雪の中などは楽だろうな・・という期待も持てる。
価格的に3シリーズの中級モデルと同じレベルなので、旧来の純粋なFRの3にするか、すべて捨ててまったく新しい仕組みの1にするか、大いに悩むところだ(笑)
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合わせやすい色


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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お気に入りのマルモラーダを連日履いている。
マルモラーダは4足持っているが、履くのはダークグレーのスエードか黒のアザラシの革が多い。
その二つが服装に合わせやすい色なのだ。
2019年2月12日の日記

グレーのスエードのマルモラーダを買う時に、
「こういう合わせやすい色を選ぶべきですよ」
とお店の人から言われた。
本当はブラウンが欲しいと言ったのだが、マルモラーダのブラウンはパティーヌ仕上げで艶のある派手な色合いのものが多い。
それより地味でも合わせやすいグレーのスエードの方がいい・・という意味である。

確かにその通りで、ダークグレーのスエードは非常に服装に合わせやすい色であると分かった。
何色のジーンズでもスムーズに溶け込んでくれる。
同じスエードの明るいベージュのマルモラーダも持っているが、そちらはどうしても靴だけが浮いてしまう。
しっくりくる服装がなかなか思いつかない。
その結果履く機会が少なくなっている。

ところでズボンベルトも靴に合わせるべきという説がある。
ベルトの色や材質を靴と同じにすることで、統一感を出そうというのだ。
2019年4月26日の日記
靴メーカーもそういう使い方を想定して、自社の靴と同じ材質で作ったベルトを販売していたりする。

しかしベルトと靴の素材を完全に一致させてしまうのは、かえって難しいと感じている。
揃い過ぎて滑稽に見えるのだ。
お洒落な人がビシッと決めて、それで押し通せばカッコいいのだろうが、僕みたいに中途半端な者が下手にやると、教科書にそう書いてあったんだな・・という感じになってしまう。
靴とベルトは黒系、茶系を統一させる程度で、むしろ意図的に濃淡など変えたほうが収まりがつきやすい。

だがグレーのスエードの場合はどうしたらいいだろう。
特にマルモラーダの場合はパティーヌ仕上げで複数の色が混ざり合っているので難しい。
いろいろ試した結果、現在は妥協して黒いスムースカーフのベルトと組み合わせている。
お気に入りで履く機会の多い靴なので、一度同じスエードの同系色のベルトと組み合わせてみたい・・という思いはあった。

ところがダークグレーのスエードのベルトって意外に少なくて、ネットショップや都内のデパートを探してもみつからなかった。
先日米国のショップでみつけたので、とりあえずひとつ注文してみた。
今は到着を待っているところである。
まあ失敗しそうな予感がしないでもないのであるが・・・
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広告攻撃


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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自宅マンションに戻ると、1階のエレベーターホールにある郵便受けをチェックする。
ダイヤルキーを合わせて蓋を開けると、中からドサッと広告の紙が出てくる。
一日でけっこうな量が入っている。
それらを全部チェックして、郵便物と広告を分けなければならない。

すぐ横にはゴミ箱が設置されており、いらないものはそこに捨てられるようになっている。
というか、広告類の印刷物はすべていらないと言っていい。
大体がピザ店、廃品回収、不動産関係、水回り修理などの広告である。
一切内容を見ずに、ポイとゴミ箱に放り込む。

しかしその選別する作業に、どうしても数秒はかかる。
中には郵便物なのか、単なる広告なのか、判断が難しいものもある。
郵便物として個人名で送られてくる広告もあるのだ。

エレベーター前に何人か立っている場合、こちらの作業が終わるまで待ってもらう訳にはいかない。
「どうぞ先に行ってください」と声をかける。
はいと答えてエレベーターは僕を残して行ってしまう。

各階に停まりながら上っていく場合は、かなり時間がかかる。
郵便受けの中身の選別が終わり、エレベーターの前に行っても、まだエレベーターは戻っていない。
そのままそこでしばらく待つことになる。

毎日大量に来るあの広告のせいで、けっこうな時間をロスしている。
ゴミ箱の中を見ると、同じ広告の紙が山のように入っている。
皆が同じように、ろくに見ずに捨てているのだろう。

印刷物をそのまま捨てるしかないのも、何とも無駄で心苦しい。
その上廃棄までこちらでやらなければならない。
本当に何とかならないものだろうかと思う。
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やすらぎ


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我々は常にやすらぎの世界を求めている。
辛くて苦しい日々も、いつか平和で安定した社会を実現するための過程と考えている。
不安の無いやすらぎに満ちた理想の世界の中で、いつの日かゆったりと生きたいと願っている。

しかしもしかすると、その考え方は間違っているのかもしれない。
歳をとってすべての責任から解放され、いきなり緊張感のない平穏な日常へと変化すると、たちまちボケてしまうのはご存知の通りだ。
何かしらの不安を抱えながらも、いつまでも第一線から抜けられない人の方が元気でいられる。
ある程度ストレスのかかる環境にいないと、人間は生きていけないのかもしれない。

鉄道会社に勤める知人から聞いたが、電車の運転手をしている人が会社を定年で辞めると、ほんの数年で亡くなってしまうことがあるのだという。
長年強い緊張を強いられる職場にいた人が、いきなりそこから解放されると、生きていくことを継続できなくなるのだ。
60歳代で急逝し、ついこの前まで元気だった人が・・と絶句しながら葬儀に出ることが多いと言っていた。

そもそも世の中の、それも地球上ばかりでなく、恐らく全宇宙的な法則は「弱肉強食」である。
常に強いものが生き残る。
仮に高度に発達した文明を持つ生物が、自らの価値観に基づき平和で平等な世界を目指したとしても、それが宇宙的な摂理に適っていなければ、継続できず滅んでしまうだろう。
我々は過酷な中を生きていくことを運命づけられているのではないか。

先日ある高齢の方から、戦時中に起きた出来事について聞いた。
攻撃を受けて沈没する船から海に投げ出され、長時間漂流していた人々を救助する時のことだ。
助かるのか、あるいはもう駄目なのか、という強いストレスのかかる状況に何時間も晒され、彼らは精神的にも肉体的にも限界に達している。
水中で体温を奪われ衰弱するばかりでなく、いつサメに襲われ海中に引き擦り込まれるかも分からない。

ところがそんな状態の彼らを救い、やっとの事で船に引き上げると、たちまち死んでしまうのだそうだ。
助かったのだ、と安堵して緊張が緩んだ瞬間に、皮肉にも息絶えてしまう。
酷く衰弱した状態でも、必死に緊張感を保つことで何とか生き延びていたのだ。

そのため彼らの命を救おうと、棒で彼らを激しく叩くのだそうだ。
苦痛を与えながら船に引き上げることで、安心して死んでしまうことを防ぐのである。
可哀想ではあるが、そうしないと彼らを助けることが出来ないのだという。

結局「究極のやすらぎ」を求めると、それは「死」・・ということになるのかもしれない。
我々は本能的に死を恐ろしいものと捉え、その象徴である苦痛や苦難からも逃れようと考える。
しかし実は逆にストレスに身を晒すことこそが、長生きするための秘訣なのかもしれない。
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展示会


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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今日は東京ビッグサイトの展示会を見に行ってきた。
なかなか面白かった。
現地で同じ業界の知り合いにも大勢会った。

東館は東京オリンピック関連で各国マスコミの基地に使用するそうで現在は使えない。
そのため少し離れたところにある新しい会場であった。
5月に行ったドイツの展示会の会場よりこちらの方がきれいだった。

面白くて朝から夕刻まで会場にいた。
さすがに疲れてしまい足が痛くなった。
展示会はかなりの距離を歩くので健康にいいかもしれない(笑)
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お客


Z7 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

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休日に街を歩いて、いろいろなお店を回る。
主に自分の趣味に関係したお店である。
靴屋、時計屋、カメラ屋・・・

そういうお店を回って感じるのは、時代とともにお店の役割が変わってきている、ということだ。
多くのお客は、インターネットを利用すればもっと安く買えることを知っている。
それでもお店に行くのは、実際に実物に触れてみたいこともあるだろうが、恐らくお店の人といろいろと話をしたいからであろう。
・・・と考えていた。

お客がネットを駆使して大量の情報を得ているなら、販売員はそれを上回る情報をお客に与える必要がある。
販売の現場でなければ得られない生の情報を提供して、彼らを満足させ、ひいては販売に繋げるのだ。
それには販売員自身が相当なマニアである必要がある。
なかなか大変な仕事である。

しかし実際にお店に来るお客さんを見ると、どうやらそういう人たちではないことが分かる。
ネットで買い物をする人は、すでに店頭販売には見切りをつけており、実物に手を触れて確かめることだけがお店に行く目的のようだ。
さすがに悪くて店員さんにあれこれ質問することは出来ず、話しかけられても素っ気ない態度を示してあまり深入りしようとしない。
話に乗らない事が、自分はここでは買う気はまったく無いので放っておいてください・・の合図になっているようで、店員さんもすぐにそれと察して離れる。
ある意味良心的なお客さんと言えるのかもしれない。

現実に量販店に来て熱心に話をするのは、逆にインターネットに乗り遅れた情報弱者であるパターンが多いようだ。
時折行くカメラ店では、いつも自分の自慢のコレクションを持ってきて、これ見よがしに机の上に並べて店員に見せている高齢のお客がいる。
大きな声で周りに聞こえるように話し、他のお客の反応をチラチラと確かめる。
人に見せびらかすのが目的でお店に来るのだろう。

店員もちゃんと心得ていて、感心して褒めてみせて、次の販売につなげるべく努力をしている。
あれを見ると販売員って大変だな・・とつくづく感じる。
とても僕にはできない。

先日は某時計店で、ロレックスが欲しいと言って、応対のテーブルに現物を持って来させて見ているお客がいた。
100万円からする時計である。
ところが店員の説明を聞いているうちに、「これは電波時計では無いのか」とそのお客が聞いた。
それを聞いたこっちの方がビックリして、思わずお客の顔を見てしまった。
結局そんな不便なものだとは知らなかったと、お客は買わないで帰ってしまった。

店員さんはそういう次元の人たちを相手にしなければならないのだ。
本当に大変な仕事だな・・と感心した・・というより、見ていて嫌になってしまった。
こんなお客しか来ないようなら、もう販売店も先がないのではないか・・・
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試乗


Z7 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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自動車の定期点検があり、土曜日にBMWのディーラーに行ってきた。
今回はリコールなどもあり、一週間ほど車を預ける。
その間代車に乗って過ごすことになる。

お店には新しい1シリーズが置いてあった。
ついにFRレイアウトを捨ててしまった新型である。
当然試乗を勧められたので、ちょっと運転してみることにした。
残念ながらxDriveのM135は貸し出し中で、試乗車は118iしかなかった。
もろFF車であるが仕方がない。

運転してみると、FFっぽさはほとんど感じられなかった。
現在乗っている旧型の120iから乗り換えて、運転の感触には特に違和感がない。
路地を曲がると小回りが少し利かなくなっているかな・・と感じた。
しかし街中を大人しく走った程度では、ほとんど差が分からなかった。
代車で借りている218dはFFの癖を感じるので、新型1シリーズで採用された技術によるものなのだろう。

しかし現在の旧型120iからこれに買い換えるかと言われるとちょっと難しい。
あえて買い替えるほどの違いがないのだ。
118iは次の車の候補には入らないと感じた。

まず乗り味はそれほど変わらない。
その点は感心すべきことなのだろう。
しかしFF車の癖をあの手この手で消すくらいなら、最初からFRにした方がいいのではないか。
BMWならFRレイアウトでずっと洗練されたものが作れるはずだ。

パワーは120iの方がある。
118iは必要にして十分ではあるが、比較すると少しひ弱に感じた。
室内は多少広がったが、個人的には特別求めてはいない項目である。
ただ同じ旧型1シリーズに乗っている親戚が、背の高い子供たちには後席が狭いと言っていたので、そういう要求はあるのだろう。

僕が一番残念に感じたのは、デザインがFF車のそれになっってしまったことだ。
外観は一見1シリーズっぽいが、どこかに違和感があるのは、タイヤの位置関係などが原因であろうか。
フロント部分が妙に膨らんでのっそりと見える。
最近のBMWのデザイン自体あまり好きではないのだが、今度の1シリーズは特にピンとこなくて、何だかゴルフの新型みたいに見える。
それだったら正直MINIの方が魅力的である。

それにしても、ほんのちょっとのスペース拡大のために、唯一と言ってよかったFR小型ハッチバックの称号を捨ててしまうというのは、果たしてどうなのだろう。
・・と後輪駆動車ファンとしては思わざるを得ないが、この規模のメーカーが今後生き残っていくために必要なことだったのだろう。
かなりの販売量になるはずの車種を、一部のマニアのために特殊なレイアウトを採用するような余裕はもう無い、ということだ。

残念ながら試乗した新しい118iには、旧120iから買い替える理由を見い出せなかった。
しかしM135 xDriveにはちょっと興味がある。
そのうち試乗させてもらおうと思っている。
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更新


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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ふと思いつき、運転免許の更新に行ってきた。
少し前に連絡の葉書が来ていたのだ。
日曜の午後にちょっと時間が出来たので、急遽出先から向かった。
試験場は日曜日も営業しているのだ。

休日なので当然混み合う。
午後の部の開始時間に行ったら、かえってピークに当たってしまったようで、既に人が大勢並んでいた。
列が腸のように何度も折り曲がり、ずっと先までぎっしりつながっている。
さすがに場所が場所なので騒ぐ人はおらず、皆無言で耐えながらのろのろと進んでいる。
何だか渋滞時の精神面での適性を試されているかのようだ。

視力検査や書類のチェックは、運の悪い列に並んでしまうと、そこだけ何分も動きが停止してしまう。
見ると書類不備や視力が基準に達しないなど、何かしら問題を抱えた人が進行を妨げている。
検査場に行けば何とかなるだろう・・という甘い考えで来て、実際にはどうにもならない事を知って憮然としているようだ。
歩くのも大変そうな高齢のおじいさんが来ていたが、その人は心得ていてスイスイ進んでいた。
そちらはそちらで、高齢者のドライバーの問題が話題になっているだけに、皆が批判的な目で見ていたが・・・

僕は一応(笑)優良ドライバーなので、講義を30分受ければいいとのことであった。
しかしそれ以前の受付や視力検査、写真撮影といった業務にたっぷりと時間がかかった。
結局免許を受け取るまでに丸2時間かかった。

やっと免許を受け取って、ふと売店を見るとピーポ君が沢山並んでいる。
早速スマホで撮ってMrs.COLKIDにSMSで送った。
しかしすぐに「絶対に買わないように」という強い口調のメールが返ってきた。
まあさすがに僕もこれを手に持って帰る勇気は無いが・・・(笑)

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恒例の行事


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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今日は銀座のお寿司屋さんで親戚の集まりがあった。
従兄弟の知り合いのお寿司屋さんで、毎年恒例の行事になりつつある。(2018年11月25日の日記
今回も特別なネタを揃えてもらい、すべてが抜群に美味しかった。

天候不順の影響でしばらく出来が悪かったそうだが、この数日で急に回復したという。
これで来年まで寿司は食べなくていいという程美味しかった。
昨日まで忙しい日々だったので、ちょっと一休み出来た。


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最終日


Z7 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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今日は最終日。
ああ・・疲れた。
が、仕事の方はまあまあの収穫であった。

今日は靴はアレン・エドモンズのストランドを選んだ。(2018年7月28日の日記
やはり人と話す仕事の時は、ブローグの入った靴が合っている。
セミブローグの華やかさを活かすことの出来る機会である。

6.5EEEという特殊なサイズで、けっこうタイトフィットなのだが、ほぼ足のアウトラインに沿った形状をしている。
ギュッと締め付けてくるので少し不安になるのだが、特別どこかが当たるわけではない。
少し小指が内側に押される感じはあるが、それ以外は不快な部分は無い。
そこで最終日は、昨日のオールデンと同じアメリカの靴であるアレン・エドモンズのストランドを履くことにした。

結果を先に言うと、まったく問題になるようなことはなかった。
一日中立っていたが、足が痛くなることはなく、疲れはしたが腰もそれほど酷くはならなかった。
エドモンズの靴は柔らかく作られているためか許容範囲が広く、愛用している7.5Eのパークアベニューも一日履いていて問題が出ない。
同じラストを使った6.5EEEのストランドは、履き口の笑いが少ない上、羽根も大きくV字に開いてくれるので、こちらの方が適切なサイズと言えるかもしれない。

エドモンズの欠点はやはり作りが粗いところだろう。
革の質もあまり良くはない。
しかしセミブローグの場合は飾りが派手なので、そちらに目が行って粗っぽさが目立たず、パッと見はけっこういい靴に見える(笑)

それにしても今回は靴によって疲れに随分と差が出た。
足や腰が痛くなると大変辛く、仕事にも影響が出る。
そう考えると、黒いアメリカ靴(出来ればブローグの入ったもの)をもっと揃えたくなる。
しかし残念なことに、トゥルーフレア・ラストやモディファイド・ラストの質のいいオールデンはもう事実上手に入らないし、アレンも年々質が落ちている。
今となっては宝物と言えるこれらの靴を大切に使っていくしかないのか・・・
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