スニーカーブーツ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今年は久々にブーツを積極的に履きたいな・・と考えている。
しばらくコロナの影響で、履くことがなかった。
外出すること自体控えていたし、当初はウイルスの家への持込みを気にして、外で履く靴も限られたものにしていた。
しかしご存知の通り、そういう段階ではなくなった。
気分的にもそろそろいいかな・・という気持ちになっている。

一方で時勢から言っても、あまり度を越して大袈裟なものもなあ・・とも感じている。
ご存知の通り、マルモラーダのブーツを何足か持っているが、この不況の時代に、それをバーンと履いて歩くのも何だか気がひける。
まああれは単純に革フェチの趣味で集めていたもので、あの時点でも履くのは勇気が必要だったのだが・・・(笑)

それよりも、もう少し価格帯的に安めのものを、さりげなく履くほうがカッコいいな・・と思っている。
手持ちのもので言えば、ウルヴァリンの1000マイルブーツとかレッドウイング、ダナーなどである。
サイドゴアのブランドストーンなんかもいい。
チャッカブーツも入れたいところだが、足首の細い僕の場合、あの不安定な履き味は少し苦手だ。

今やオールデンはもちろん、トリッカーズでさえ、高級靴というイメージになってしまった。
革製品はコロナ前から世界的に高騰していたからな・・・
昔はけっこう街で履いている人を見かけたが、最近は電車の中などでも滅多に遭遇しなくなった。
だから今この手の靴を履くと、想像以上に目立ってしまう。

その点、ブーツタイプのスニーカーなんかは、価格的にも程よくて、普段使いにちょうどいい。
オールスターのハイカットも、好きで何足か持っているが、実は形が足に合っていなくて、長く履くと小指が痛くなる。
しかし一昨日紹介した同じコンバースのシェブロン&スターのブーツなどは、形状が足に合っているし、安くて外観もカッコいいし、言うこと無しである。
・・・なんて、要するにスニーカー系のブーツを買うための言い訳を、あれこれと考えているだけなのだが(笑)
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景品


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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休日に秋葉原をフラフラと歩くことがある。
大勢の人で溢れていて、何とも危険なエリアである。
感染しないようにと、ひとり静かに隅っこの方を歩く(笑)

秋葉原は伝統的にオタクの町で、その時代時代のオタクを対象とした商品を扱うお店がひしめき合っている。
現在はゲームやフィギュア、トレカ、キャラクターグッズなどのお店が主流になっている。
ある意味極度に進化した世界であり、未来の世界を覗き見するような面白さがある。

古いガチャの景品を見ようと思い、いくつかのお店を回ってみた。
ガシャポンをやると、運任せになってしまい、なかなか欲しい景品が出てくれない。
それはそれで面白いのだが、既に持っている景品が何度も出て、不要なものが溜まるのもエコに反する。

秋葉原には、これらの景品を専門に販売する店がいくつかある。
ガチャの「単品販売ショップ」というらしい。
中古品や未使用品として販売されている。
確かに同じものが複数出てしまった人は、処分に困るであろうから合理的ではある。
もちろん価格設定は、ガチャの1回分より割高になっている。

中にはプレミアがついて、かなり高価な値がついているものもある。
この世界にも相場というものがあるのだ。
メルカリなどを見ると、ガチャの景品を出品している人がいるが、その売り値はショップでの単品販売価格にほぼ準じている。
ちゃんと相場を調べて価格を設定しているのが分かる。

秋葉原はガシャポンのメッカと言え、大量のガシャポンの機械が並んでいるコーナーがあちこちにある。
そういう売り場を歩くと、けっこう年齢の高い層のお客がいることに驚く。
僕くらいが上限に近いのは確かであるが、同世代の人もよく見かける。

また男性よりも女性が多いのが興味深い。
いわゆるカワイイ系のグッズなので、女性への受けがいいのだろうか。
40代あるいは50代と思われる、その場にはアンバランスなくらい大人の雰囲気の女性が、ひとりで真剣に機械を見て回っている。

大人買いという言葉があるが、大人のユーザーはまとめて買ってくれる。
それを考えると、カプセルトイの主要ターゲットは、むしろ大人なのかもしれない。
確かに子供よりはるかにお金を使うはずだ。

また自分自身の例で言えば、子供がいないことも、気楽にガチャを買える理由になっている。
子供の前で無理に大人の役を演じる必要が無いので、自由に好きなだけ買えるのだ(笑)
独身の人、あるいは子供のいない人が、ガチャのメインの顧客かも・・・

ガシャポンの景品を見てみると、僕の世代に向けて出しているものも小数ある。
しかし多くは、もう少し若い世代を想定したものである。
世代的に見れば、恐らくその辺りの年齢層が、顧客の中で一番多いのだろう。

本当は、もう少し年齢の高い層をターゲットに想定した景品を出してくれると嬉しい。
僕なんかは抵抗なくやる方だが、同世代の他の人たちのことを考えると、ちょっと難しいのかな・・・
オタク・・という言葉が最初に生まれた世代だから、開拓していけばガチャをやる人も出てくるような気はする。

個人的には、西部劇のスターのフィギュアが欲しいかな。
あと70年代の刑事もののフィギュアとか。
版権の問題もあるのかもしれないが・・・

コルトやS&Wの短銃の精密なミニチュアなんてどうだろう。
1800年代の歴代のコルトの模型もいいな・・・
ちょっとレアすぎるだろうか。
ちなみに黒澤系のフィギュアは過去に出ている。
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復活


D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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コンバースのシェブロン&スター ODB CP / Name.。
サイズは26.5(8.5)。
アッパーはCORDURA® NYCOのリップストップとスエード。
色はブラック。



コンバースとName.のコラボレーション・モデルで、つい数日前に発売されたばかり。
広告を一目見て形が気に入り、すぐに原宿のホワイト・アトリエに買いに行った。
店頭で実物を見て、実際に試着した方がいいと思ったのだ。
新製品はあのお店に行かないと置いていない。

ブーツ好きの僕が欲しくなって当然のカッコいいデザインだ。
オールスターなら26.5は8なのだが、このシェブロン&スターは8.5の表記になっている。
ZOZOMATでシェブロン&スターの他のモデルを見ると、僕との相性度のベストは26.5と26.0が混在している。
それもあり、実際に試着しないと危険だと思った。

お店で聞いたところ、シェブロン&スター のシリーズはスケートボード系とキャンピングサプライ系があり、それぞれラストが違うという。
こちらは後者で少し幅が広めになっているようだ。
実際履いてみると、幅はオールスターと比べてもゆったりめで余裕がある。
ひとつ下の26.0も試着してみたが、ピッタリではあるがわずかに寸詰まり感がある。
スニーカー系のブーツなので、余裕がある方がふさわしいと思い26.5の方にした。

アウトドアの要素を持ち、防水機能も意識した作りの製品なので、早速初日から雨の中で履いてみた。
軽くてクッション性がよく、足への負担が少なく実に履きやすい。
しばらく歩くと足に馴染み、おろしたてであることを忘れてしまった。
これはかなり気に入った。

一時的かもしれないが、暑さが和らいだ日曜日であった。
過ごしやすい気温で、ブーツを履いても快適であった。
コロナもありしばらく履けなかったが、今期はブーツ復活の年にしたいな・・・
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ボンド


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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4回目のワクチン接種による副反応で、お盆休みに家に数日間閉じこもる事になったが、その時間を利用して映画を観た。
ダニエル・クレイグの007のシリーズだ。
アマゾン・プライムですべて無料で観ることが出来た。

実はこのシリーズを一度もちゃんと観たことが無かった。
公開時に劇場には行かなかったし、テレビ放映の際も部分的にちょこっと観るだけだった。
第1作を観ていなかったので、途中の作品から観るのを避けたかったこともある。

評判がいいので一度観たいと思っていたが、今回最初から通して観ることが出来た。
エアコンの効いた部屋で、部屋の真ん中に椅子を置いて、カーテンを閉めて音量を大きめにして、かなり快適な環境で楽しんだ(笑)
以下ネタバレも含まれるので、これから観ようという方は読まないでいただきたい。

本シリーズの第1作である「カジノロワイヤル」から、昨年公開された「ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで、5作品を連続して観た。
ダニエル・クレイグはこれでボンド引退だというので、全作品を一気に観た事になる。
これらの5つの作品は話が繋がっていて、登場人物も同一の役者が演じているので、通して観る事に大いに意味があった。
やはりまとめて見て正解であった。
なかなか骨太のボンドで、評価されている意味も理解できた。

ダニエル・クレイグという役者さんは、旧来のスマートなジェームズ・ボンドのイメージには合っていない。
まあショーン・コネリーが作り上げたボンドのイメージが強烈過ぎたのだろう。
ジェームズ・ボンドは何でもスマートにこなす華麗なる男・・というイメージがあるが、ダニエル・クレイグのボンドはまるで逆で、埃まみれ、汗まみれになって殴りあうシーンが多い。
描写が現代風にリアルになっている事もあるが、顔にはあちこちに小傷が残り、マッチョな身体には銃創、タキシードで正装してもすぐに大きな血の染みをつける。

プレイボーイのイメージの強いボンドであるが、このボンドはむしろ一人の女性に一途な面が強調されている。
その女性を失ったことが、ボンドの心に大きな傷として残っている。
精神面でこれほどダメージを負っているボンドは初めてかもしれない。

しかも随所にボンドがいわゆるLGBTQ+であることを示唆する描写がある。
女性よりボンドが裸になるシーンが多い・・とどこかで評されているのを読んだ。
確かにその通りで、部屋に入るとまず服を脱ぎ捨てて裸になるのがこのボンドの癖でもある。

また秘密情報部のエージェントという存在自体が既に古いもので、ボンドが過去の人であることも、このシリーズのテーマのひとつになっている。
ボンドが何かと「殺し屋」という呼ばれ方をするのも、それを表している。
情報部はパソコンを駆使する新しい世代の人たちが主流となり、派手に暴れて何でも破壊してしまうボンドは、MI-6内部でも疎まれており、何度も首になりかかる。
実際の現場では、身体を使って行動する人間が重要で、最後はそういう人が世界を救う・・というストーリーにはなっているが、そのためにボンド自身がラストで犠牲になるのは、ちょっと寂しい展開であった。

やはり世の中が変わった・・という事だろう。
世界の常識や価値観の変化が、この最新の007のシリーズに端的に表れている。
かつてのジェームズ・ボンドではもう通用しないのである。
古い価値観の人たち・・特にショーン・コネリーの華やかなジェームズ・ボンドで育った人たちには、釈然としないものが残るかも知れない。

こうなると違和感があるのは、スペクターなどの悪の組織である。
描写がリアルになったために、余計にこういう世界転覆を図る悪役の存在が、荒唐無稽で素っ頓狂なものに見えてくる。
ただこれがあっての007シリーズでもある。
確かショーン・コネリーの頃でさえ、ボンドのことを馬鹿げた役のような発言があったし、ロジャー・ムーアの時代に至っては、逆手にとってコメディ映画になっていた。

個人的にはダニエル・クレイグの007のシリーズは、なかなか見応えがあり楽しむことが出来た。
製作には米国の資本も入っているだろうが、歴史のあるヨーロッパの都市を主な舞台としているこのシリーズには、アメリカ映画とは違う郷愁のようなものを感じさせるところがある。
観た後も数日間、いくつかの場面をふと思い出すことが多かった。
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まだ出ない


FUJIFILM X100V

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今年は工場の壁のアマガエルがまだ出てこない。
まったく見ないわけではない。
築山の芝の上を、小ガエルがピョンピョンと跳ねているのを何度か見た。
その辺りを縄張りにしているようで、いつも同じところにいる。

このブログの過去の記事を「アマガエル」で検索してみた。
するとアマガエルに関しては、8月末から9月、10月頃にかけて書いている事が多かった。
という事は、まだ季節的に早いだけで、これから出てくるのであろうか。

今年はセミもカエルも少ないと書いたが、セミに関しては、少し遅れて一斉に出てきた。
アマガエルもそろそろ姿を見せてくれるのか・・・
一時暑い日が続いたため、異常気象への不安を感じ、生物への影響が不安になっただけかもしれない。
早く元気な姿を見せて欲しいものだ。
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筋肉


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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食事管理のアプリで、ある程度ダイエットに成功した。
医者から言われている目標体重近くまで落とし、すでに数ヶ月間、その体重を維持している。
現在の食事量で、安定的にその状態が保てることも分かってきた。
またカロリーを摂りすぎたら、次の食事で調整する習慣も身についた。

ただ問題が生じている。
単純に食事の量の調整だけで痩せたので、筋肉が落ちてしまったのだ。
よく言われることだが、食事制限で痩せると最初に筋肉から失われていく。

そのため腰痛に悩まされるようになった。
体重の負担が減っているのにもかかわらず、腰が痛い状態が慢性的に続くようになった。
治療院やマッサージに行くと、一時的に楽にはなるのだが、翌日には戻ってしまう。

人からも腕や足が細くなりましたね、と言われる。
外観にも表れているようだ。
胸板の厚みは変わらないので、シャツのサイズは変わらないのだが、ズボンのサイズはだいぶ落ちた。
しかしその分筋肉が落ちてしまったのでは意味がない。

これは筋肉をつけなくてはダメだ・・と危機感を持った。
こんな状態では、重いカメラを持って歩くことも出来ない。
幸い体重のコントロールは安定して出来るようになった。
それを維持したまま、筋肉の強化を図ることにした。

まずは食後の腹筋から始めた。
それからデッドバグという、寝転がって両手足を動かす運動。
さらにはプロテインを飲んでみた。

まだ数日しか経っていないのだが、多少腰痛が改善されてきた。
とりあえず方向としては間違っていないようだ。
ダイエットと同時進行で、筋肉作りを進めていく事にした。

食べるのを我慢するのは簡単であるが、運動は痛みが伴うので少々苦手である。
しかし数日続けてみると慣れてきて、最初に感じたほど辛くはなくなってきた。
特に腹筋は(それではダメだと怒られるかもしれないが)スマホを見ながらやると、それほど負担に感じない。
スマホを顔の前に固定して、見ながら腹筋が出来るグッズ・・を開発すると、売れるかもしれないな・・・(笑)
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迂回


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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郊外に出かけたMrs.COLKIDが、電車で帰ろうと駅に向かった。
ところが駅の構内に入ると、どうも雰囲気が変だ。
電車がまともに動いていないようで、大勢の人が立って掲示板を見ている。
また例によって人身事故らしい。

たまたまホームに電車が入ってきたので乗ってみたが、一駅進んだだけで停まってしまった。
まだ事故が発生したばかりのようで、本格的にストップするのはこれからのようだ。
ホームにいた大勢の人が乗ったので、電車の中は人で一杯である。
この状態で長時間待たされるのは、コロナの感染が心配だ・・ということで、その駅でさっと降りてしまった。

帰宅する方法が無いかスマホを見ると、たまたまその駅には別の路線もクロスして通っていることが分かった。
しかし自宅の方向とは90度違う、横方向に延びる環状線だ。
それでも何とかなるのではないかと、そちらの電車に乗り換えた。

人身事故で停まれば、動き出すのに2時間から3時間はかかる。
恐らくこれから長時間停止したままになるだろう。
別のルートがあるなら、そちらを試した方がいい。

しかし東京の方向には向かっていないので、別の県に一度行くことになった。
都心に向かう路線とクロスしている駅を探したが、だいぶ先まで行かなければならない。
しかしそれ以外に方法は無い。
そのまま大きく迂回するルートを取ることになった。

始めて行く大きな駅で、東京方面の電車に乗り換えることが出来た。
結局そこから都心まで辿り着くのに1時間近くかかった。
仕方がないので、都心のデパートでお弁当を買ってから帰宅した。
そのまま停まった電車に乗っていても、家に辿り着く時間は同じだったかもしれない。

このところ頻繁に人身事故がある。
本当に驚くほど多い。
不況で追い詰められた人が大勢いるのだろう。
気の毒ではあるが、こう年中発生するとなると、その路線を利用する人たちの被害も大きい。

何とかならないものかと考えたのだが、何度か経験して、電車が停まる時間などに一定の法則性がある事も分かってきた。
事故発生と同時に、現在乗っている電車の位置をGPSで判定して、バスも含めて可能性のある迂回ルート、その駅のタクシー乗り場の位置、予想される待ち時間や料金など、算出するアプリが出来なくもないな・・・
と考えたが、そんなもの作ったらひんしゅくを買うんだろうな。
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マグカップ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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何年か愛用していたマグカップを、母親が落として割ってしまった。
コーヒーを入れて運ぼうとして、重さに耐えられず、床に落としてしまったらしい。
取っ手の部分が欠けてしまった。

数年前にMrs.COLKIDがスターバックスで買ってきた、変わった形をしたマグカップである。
特別価値のあるものではないのだろうが、数年間大切に使用していたので愛着がある。
出来れば同じものが欲しいと思い、スターバックスのサイトを見たが、既にそのタイプは売られていない。

ネット上をあちこち探してみたが、どこにもみつからなかった。
それなら個人から購入できないかと思い、フリマのサイトでスターバックスのマグカップを検索したところ、結果が何ページにも渡って表示された。
こんなに沢山種類があるの?

マグカップの博物館が出来そうなくらい沢山あるぞ。
「スタバのマグカップ」という、ひとつの世界が出来上がっている。
コレクションの対象アイテムになっているのだろう。

ところが検索結果を端から見ていったが、僕のマグカップと同じものは、なかなかみつからない。
数百アイテム(もしかすると数千アイテム)も出品されているのに・・・
どうも僕が使っていたのは、何年か前のクリスマスに作られた限定品らしい。
意外にレアアイテムなのかな。
確かあの頃はけっこうスタバの店頭で見かけたのに・・・

検索結果を何ページか見ていくと、中古品を2つほどみつけた。
でも口をつけるものだから、買うなら新品じゃないとなあ・・・
さらに結果を見ていくうちに、やっとひとつだけ新品が出ているのをみつけた。

結局同じマグカップの新品は、そのひとつしかみつからなかった。
価格は数千円で、買った時よりは高くなっている。
安いのか高いのか分からないが、これはもう買うしかないだろう。
まずは購入のボタンを押して確保した。

しかし見ているうちに、他にも変わった形のマグカップがいろいろある事が分かってきた。
確かにちょっと面白い世界ではある。
これなら何もこの形にこだわらなくても、他のデザインでもいいかな・・・
と思ったが、またコレクションが始まってしまうので、深入りするのは止めることにした。
こんなに種類の多いアイテムを、集め出したら大変なことになる(笑)
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変動


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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会社で海外から取り寄せた資材をいくつか使っている。
以前は欧州製のものが多かった。
価格は高価であるが、センスや品質の高さは、日本では真似の出来ないものであった。

何よりも、その背景にある生活の豊かさを、製品から感じ取れるところが良かった。
その差は圧倒的で、そう簡単には追いつけないレベルにあった。
僕より上の世代の人たちは、ずっとその世界を見せ付けられてきたため、ヨーロッパに対して憧れやコンプレックスを抱く人も多いはずだ。
今でもそれを引きずっている人もいるだろう。

しかし時代は変わった。
若い人たちのヨーロッパやアメリカを見る目は、すでに大きく変化している。
単純に海外を知らないことも理由であろうが、欧米に対するイメージが以前とは違うものになっている。
かつての日本との圧倒的な差を、今や想像することも難しいのかもしれない。

この数年の世界情勢の大きな変動が、それを決定的なものにしたように思う。
すでに何年も前から、欧州に行くたびに、かつての輝きが無くなっているのではないかと、ここにも書いてきた。
歯車が少しずつ狂い始めているのが、肌で感じられたのだ。
欧州のメーカーから来る営業の人も、急激に悪化していく社会への不安を、真剣な顔で訴えていた。
そして新型コロナの感染蔓延をきっかけとして、それが一気に表面化したように思う。

欧州から資材を入れてくれる商社の社長さんとよく話す。
コロナや戦争を原因とする生産の遅れ、さらには円安の直撃を受けて、輸入関係の仕事は大変な状況にある。
しかしここにきて、どうも先方の「やる気」自体が消失しているのを感じるという。

考えてみれば、コロナで身内を亡くし、戦争でエネルギーを断たれ、さらには激しい物価の高騰・・・
その上異常気象にも見舞われている。
次から次に襲ってくる災難に、精神面でも疲労困憊し、かつてのヨーロッパではなくなっているのではないか・・という。

以前よりあちらの社会というのは、見かけをよくする技術に長けている・・と感じていた。
恐らく敵対する隣国と地続きで繋がっており、その中で生き残るために必要なことだったのだろう。
日本が何かと自分たちを卑下するところから始まるのとは対照的である。
彼らは内情は大変でも、平静を装う傾向がある。

しかしそれが出来ないほどのところに、いよいよ追い込まれているのではないか・・というのだ。
余裕がなくなったのか、こうして欲しいという要求への対応が非常に悪くなった。
新しいものの開発はもちろん、クレームにも対応する気が無いのか、返答がまったく得られない。
長年供給して貰っていた特別な資材を、ここまで手のかかるものはもう作れない、と一方的に断られた。

会社にもよるのだろうが、まるでやる気自体が失せてしまったかのように見えるという。
エネルギーの入手が困難になり、自由に生産できないのも理由らしい。
向こうの様子が見えてこないのだが、製造する人員も減っているのかもしれない。

もちろん今でも高品質なものを作る会社はあるのだろう。
しかしその商社では、このまま欧州に頼るのは危険と感じ、東南アジアなどで、もっと信頼できる会社を開拓していくという。
欧州のものは進んでいる・・というイメージは、すでに過去のものになりつつあるようだ。
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過去の画像


D100 + UV Nikkor 105mm f/4.5

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Amazon Driveのサービスが2023年末で終了する。
と聞いた時は慌てたが、Amazon Photosの方に集中するためで、そちらはしっかり継続していくという。
今までAmazon Driveにアップロードした画像データは、継続してそのままAmazon Photosで使えるという。
それを読んで、Amazon Photosの方で、過去にアップロードしたデータを見ていた。

日付順に並ぶので、過去のデータをさかのぼってみると、2002年に撮ったデータから載っている。
その頃の画像を表示してみると、何人かの人物が写っていたが、半数はすでに故人であった(苦笑)
また日付がうまく読み取れないデータもあるようで、日付なしのフォルダにまとめられている。
拡張子から判断するにフジのカメラで撮ったものであった。

あちらのソフトが勝手に被写体の人物も判定しており、人物ごとの分類も可能だ。
一番多いのは予想通りMrs.COLKIDの写真で、次が母親だった。
三番目は父親で、途中まで生きている頃のものであったが、最後は亡くなった時に祭壇に置いた遺影を撮った写真であった。

上の写真は過去に撮影したRAWデータをダウンロードして、今のソフトで現像したもの。
記録によると、2005年4月24日(日)の午前11時33分に撮影している。
カメラはニコンのD100でレンズはUVニッコールの105mmを使用している。
当時紫外線写真を撮るために入手したレンズで、ボディ側の撮像素子がCCDである必要があり、D100やD70などと組み合わせて使っていた。

たしか場所は日本橋の交差点だ。
当時そこのスターバックスで時折見かける白人のバイカーが乗っていた。
この写真の場合、撮影時の状況を覚えていたが、さすがに20年も前からの写真が並ぶと、いつどこで撮ったのか思い出せないものも多い。
すでにこの世にいない人、失われたものの写真も多く、いずれにしても貴重なデータベースにはなっている。
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ゴム紐


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ゴム製の靴紐を買ってみた。
まずはコンバースのBIG Cに付けてみた。
色も靴に合わせてブルーにした。



このゴム製の靴紐は、紐を縛る必要が無い。
最初にスライダーを押し上げて、締め具合を調整するだけだ。
程いい位置をみつければ、あとはそのままで脱着が出来る。
縛るのが億劫な人には便利である。

ゴムの伸び縮みを利用して、程ほどに緩い状態・・で履く必要がある。
革靴から来ている僕には、この加減がなかなか難しい。
ついもう少ししっかり締めたくなり、スライダーの位置をギュッと持ち上げてしまう。
しかし締めすぎてしまい、足の甲にに紐のゴム紐の痕が付いて痛くなる。

慣れれば便利なのだろうが、まだ上手く使いこなせていない。
長めのゴム紐が届くので、自分で適切な長さに切って、先端をプラの端子で挟んで留める。
画像の長さで使い勝手に問題は出ていないが、もう少し長めにして、一番先の紐の下に挟んで固定できる方がよかったかな・・と今になって考えている。
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体温計


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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新型コロナの感染が広まってから、自分の体温を毎日欠かさず測っている。
会社では今でもその日の体温を表に記入している。
すでに検温が日課となり、毎朝起きると欠かさず測るようになった。

数年に渡り毎日体温計を使うなんて、初めての経験である。
今や自分の体温計を持ち歩いて、職場や出先でも時折測定するようになった。
気楽に検温・・である。
自分の体温の変化を知ることが出来て、なかなか面白い。

夏の間は、朝一番で測ると体温が高めに出る。
睡眠中の室内の温度が高いので、その影響を受けているようだ。
そのため食事や洗顔など済ませて、出発前に椅子に座って落ち着いた状態で測るようにしている。
その間に体温はやんわりと下降し、日によっては0.5度近く下がる事もある。

休日など、長距離を歩いた日の夕刻などは、体温が高めになっている。
平熱の範囲ではあるが、やはり0.5度くらい高くなる事もある。
歩いて疲れているせいもあるが、そういう時は何となくボーッとする。
もちろん翌朝にはまた元の体温に戻るのだが・・・
そのくらいの幅で、体温は何かの影響を受けて変化しているようだ。

こうして1日に何度も体温を測ると、体温計がだんだんと傷んでくる。
すでに電池は数回交換している。
しかし最近は、体温計をオンオフするスイッチ部分がおかしくなってきた。

スイッチを押してもなかなか反応しなくなった。
いろいろな角度で何度も押していると、そのうち接点が作用し、液晶に数字が表示れる。
スイッチの寿命が来ているようだ。
それでいて時折反応が戻り、すっかり直ってしまうから困るのだが・・・

毎日数回、2年以上も使っているのだから、体温計の耐久テストをしているようなものだ。
いずれにしても、そろそろ買い替えた方がいいだろう。
体温計を酷使して、故障するまで使うなんて初めてである。
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Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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UFOキャッチャーをやることがある。
さすがに年齢的に少し恥ずかしい。
しかし僕はかなり若く見えるようなので、こういう時は得をする(笑)

先日秋葉原の駅のそばで、UFOキャッチャー専門店の前を通った。
通り過ぎながらも、つい機械の中の景品を確かめてしまう。
まあ流石に欲しいものは無い。
UFOキャッチャーの景品は、子供向けのキャラクターグッズやフィギュアなどが主流である。

ただその日は、たまたまクマのぬいぐるみの景品が目に留まった。
ご存知の通り、僕はぬいぐるみデザイナー志望でもあるので、デザイン的にピンとくるものには興味を示す。
お眼鏡にかなうものは滅多に無いのだが、その景品のぬいぐるみはまあまあ出来が良かった。

とは言え、わざわざ数百円を用意して、実際にUFOキャッチャーに挑戦するほどのものでもない。
その日もそのまま通り過ぎようとしたが、そのお店の機械が、パスモで支払い出来ることに気付いた。
駅の隣であるし、これは合理的である。
普通100円玉が無ければ諦めるところを、パスモが使えるとなると、何度も挑戦してしまう人が出てくるはずだ。

それなら1回くらいやってみるか・・・
と思い、クマのぬいぐるみのUFOキャッチャーにトライすることにした。
ちょうど取りやすそうな位置に、クマが1体横になっている。
周囲を見回して、人が見ていない事を確かめる(笑)

パスモをかざすと、ピッと支払いが完了し、レバーを倒すとクレーンが動き出した。
爪をクマの上まで持っていく。
真上に持っていくだけではダメで、3本の爪がそれぞれクマの体の隙間に入るよう、位置関係を意識しながら降ろす必要がある。

よし、ここでいいだろう、という位置でクレーンを降ろす。
爪が上手い具合にクマの体を三方から均等に掴んだ。
そのままクマが上に引き上げられる。
よし、1発でゲットだ!

そう思ったのだが、クレーンが上まで引き上げられたところで、クマをポロリと落としてしまった。
あ!・・・畜生、失敗した。
クレーンは何も掴んでいない爪を、空しく排出口の上まで移動させて開いた。
もう少しだったのに・・・

一度その場を離れた。
先ほど落としたクマをちらりと見ると、まだ悪くない位置に横になっている。
あれならもう一度やれば取れるかもしれない・・・

そう思い、再度UFOキャッチャーの前に戻った。
よし、もう一度挑戦するぞ。
もう人に見られても構わない。
パスモをかざすと、またピッという音がして支払いが完了した。

レバーを動かして、再度爪をクマの上に持っていく。
微妙に位置を調整して、ここなら行ける・・というところで爪を降ろした。
計算通り、クマを確実に掴むことが出来た。
クレーンが上がりクマの体が持ち上がった。
よーし!

ところが一番上まで上がりきった時、ドンという衝撃があり、クマの体が爪からポロリと落ちた。
ああっ!!
クマはまたも下に落ちて、元の位置に戻ってしまった。

何という事だ。
爪が上がりきって止まる時の振動で、落ちるようになっているのだ。
掴んで持ち上げるまでは簡単なのだが、上がったところで落としてしまう。
よほどしっかりクマを掴まない限り、ゲット出来ない仕組みなのだ。

・・・どうやら罠にはまったようだ。
巧妙で実に上手く出来ている。
この機械は二度とやるまい・・と誓ってその場を後にした。
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BIG C


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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コンバースのビッグC FG OX。
ABCマート限定。
アッパーは撥水加工のキャンバスで色はディープネイビー。
サイズは7h(26.0)。

ビッグCは1950年代以前のヴィンテージシューズのデザインを、現代の靴としてアレンジしたライン。
この製品は1940年代から50年代にかけてのフィッシングブーツをベースにしているという。
ボコッと膨らんだ無骨で古典的な雰囲気が、なかなか魅力的である。

ZOZOMATではベストのサイズは8(26.5)で相性度は91%。
ハーフサイズ小さい次点の7h((26.0)の相性度は90%であった。
しかしお店に7hの方しかなく、やむなくこのサイズを選んだ。



時折通るお店で展示されているのを見て、形が面白いので気になっていた。
ところがいざ買おうと思い、出先でABCマートに立ち寄ったが置いていない。
限られた店舗でした展開していないようだ。
すでに在庫も少ないようで、最初のお店でもサイズはあまり残っていなかった。

仕方なく相性度では2番目の7hを試着してみた。
驚いたことに、ピタッと僕の足の形に合った。
これなら普通のオールスターより足に合っているぞ。

ポッタリと膨らんだデザインで幅にも余裕がある。
小さめのサイズを選んだ事もあるが、踵をしっかりホールドして指先には空間が空くという、革靴に近いフィッティングである。
どこか懐かしさを感じさせる履き味である。
比較的安価なラインということもあり、ソールのクッション性はほどほどであるが、全般にはかなり気に入った。

実際に歩いてみると、伸びの少ないキャンバスがしっかり踵に被さるので、最初は擦れそうになり少しムズムズした。
しかし紐の締め具合を何度か調整しているうちに気にならなくなった。
相性のいい革靴を見つけたような気分だ。

デザインもクラシカルで、古びた感じがしてなかなかいい。
これは意外な伏兵であった。
恐らくお気に入りに加わることになるだろう。
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修理


D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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お盆のお休みは、公けには今日までなのだが、実は昨日から出社している。
機械が壊れていて、メーカーに修理をお願いしたのだ。
修理が完了するのに、きっちり今日の午後5時までかかった(笑)

まあこれで明日からスムースに稼働することが出来る。
修理の間、暇をみつけて庭で花など撮影していた。

8月は市場全体が冷え込み、売り上げが大きく落ち込んでいる。
恐らく大変なところも多い筈だ。
特に資材価格の高騰を反映して、製品の価格を改定して以降、安価なものはピタリと来なくなった。

ところが何故か、お盆休みの少し前から、安価なものの話が急に入るようになった。
そのうちの何件かは、実際に決まり発注が来た。
かなり値上げしたのにもかかわらず・・である。
なぜ今になって・・と不思議に思っている。

海外から製品が入ってこないのか、円安で国内で作った方が安くなったのか・・・
はたまた国産を使うようどこかから指示が出たのか・・・
お金を使わないと社会が衰退し、最後には自分たちが生きていけなくなる・・という事実に人々が気付き、意識してお金を使うようになった・・という事はないだろうな(笑)
いずれにしても、この勢いで景気が回復してくれるといいのだが・・・
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