プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★春まだ遠し

2008-03-01 17:26:06 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、金沢に「春一番」が吹いた。昨年よりも15日遅かったが、気温も10度をこえて、3月下旬の暖かさ。すわ、これから外を走れるぞと喜んだのも束の間、夜半からは雷を伴う雨になった。

 3月の声を聞き、冬眠していた体が動き出そうという矢先に罪な雨に、ジムへ出かけた。一昨日のトレッドミル走で太ももに張りがあったが、5㎞35分間を目標に再度、心拍数をチェックしてみた。前回とほぼ同じ数値だったが、筋肉痛が幾分やわらいだ気がした。

 帰宅すると、「保険と健康」と題した冊子が届いていた。4月から医療保険制度が変わることに伴う市の広報誌だ。後期高齢者医療制度や特定検診、国保等々の仕組みが10数ページにわたり細々と解説されている。

 「特定検診・特定保健指導」なる奇妙な文言が踊っていた。医療保険制度に加入している40歳~74歳が全員対象だという。簡単にいえば、「メタボ対策」である。「男性は、腹囲85㎝、女性は90㎝以上、またはBMI25以上」が要注意とか。診断結果により、メタボ予備軍と該当者に分類され、3か月から6か月にわたり面接やメール等による支援を行うとあった。高騰する医療費を抑制するための長期ビジョンということか。

 私のBMIは19.1で標準値を下回る痩せすぎで、むしろ体重増加指導をしてもらいたい方だ。日本人はスリム系を好むようだが、イタリアのように太っているのが美人の条件の国だってある。痩せる為に、自前でフィットネス通いをしたり、ダイエット食品を使用している人もいる。個人の趣味・嗜好にまで立ち入るような行政指導は無用だ。さすが官僚は新しい仕事を探すのが上手い。