電脳筆写『 心超臨界 』

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( C・S・ルイス )

読むクスリ 《 ルビ由来記――宝石の名前で活字を区別 》

2024-05-19 | 05-真相・背景・経緯
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このルビという言葉がどこから来たのか、活字の世界に30年以上いながら『読むクスリ』子はまったく知らなかった。ところが最近知人から受けた教示では、これは宝石のルビーに由来するのだという。


◆ルビ由来記

『読むクスリ 22』
( 上前淳一郎、文藝春秋 (1994/12)、p103 )

『読むクスリ』でも、人名、地名などに読みにくい漢字に、小さく振り仮名をつける。

この振り仮名のことを、ルビ、といい、

「ルビをつける」

あるいは、

「ルビを振る」

というふうに使う。

もともとは印刷用語だが、いまでは一般にも広く知られている。

このルビという言葉がどこから来たのか、活字の世界に30年以上いながら『読むクスリ』子はまったく知らなかった。

ところが最近知人から受けた教示では、これは宝石のルビーに由来するのだという。

何ポイントとか、何号とか、活字の大きさを表す単位がまだなかったころのイギリスでは、宝石の名前で活字を区別した。

「当時いちばん小さかった活字をダイヤモンドと呼び、パール、ルビー、エメラルドなどと愛称をつけていったんだよ」

ルビーはのちの規格では約5・5ポイント。小さな活字だ。

     *

日本では鯨尺をもとに活字の大きさを決めた。

その一分(約3・79ミリ)角の活字が5号で、5号の2倍が2号、というふうになっている。

「明治初めの新聞や雑誌には、この5号か4号の活字が使われたんだ」

当時はまだ教育水準が低かったので、新聞、雑誌に使われるほとんどの漢字に振り仮名をつける必要があった。

そこで、5号活字の半分の大きさの7号活字が、振り仮名用に使われることになった。

「この7号活字が、イギリスから入ってきたルビー活字とほぼ同じ大きさなんだな。それで振り仮名がルビー、のちに縮まってルビと呼ばれるようになった」

ちなみに、その後日本の新聞、雑誌はポイント活字を採用する。

『読むクスリ』の本文活字は9ポイント。ルビは4・5ポイントだ。
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