千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

勝負色あかい本なり眞須美さん カレー事件の乾坤一擲

2014年07月15日 | 詠む

和歌山カレー事件 獄中からの手紙」 林眞須美ほか 創出版

「生涯編集者創出版の篠田博之さんの編集になるもの。

貴重な情報がコンパクトにまとめられている。

千円という手ごろな値段も、よい。

五反田のブックファーストでは50冊陳列展開だって。 

--------------- 備忘メモ ------------------------

54 ずっと真上に監視カメラ 

(この独房って、その後に村木厚子さんが入れられたとこか)

58 睡眠薬と安定剤。朝昼晩と寝る前に多量に服用してたときに、三浦さんが面会に来て...闘うことを教えてくれた。

88 運動だと言われて外に連行され、鳥小屋みたいなところに放り込まれる。粉雪が舞うなか30分。その日のうちに耳がしもやけになる。

93 夫殺しの検察ストーリー。夫に三女は浮気相手の子どもだという検事。うそつき検事。

126 死刑囚確定者に許されるテレビ、DVD視聴。なんど願いでても「願意とりはからわない」だって。

--------------- 目次 ----------------------------

第1章 大阪拘置所の獄窓から = 林眞須美

 1. 今でもこの現実が信じられません

 2. 大阪拘置所での私の生活

 3. 判決公判で胸にした深紅のハンカチ

 4. 大阪拘置所にも秋が訪れた

 5. 『フォーカス』肖像権訴訟最高裁判決

 6. 三浦和義さんの訃報に獄窓で泣き叫んだ

第2章 カレー事件をめぐる家族の証言

 7. 「過熱報道」にさらされた2ヶ月間 = 林健治

 8. 出所後初めて見た7年ぶりの和歌山 = 林健治

 9. 家族が語った「事件の日、逮捕の日」 = 林健治・長女・二女

 10. 最高裁判決前に弁護団が訴えたこと安田好弘・林健治

 11. 最高裁判決直後に眞須美さんから届いた手紙 = 篠田博之

第3章 死刑確定後、再審への闘い

 12. 死刑確定後も無実への思いは変わらない = 林眞須美

 13. 死刑確定から4年、一日も早く最新無実を = 林眞須美

 14. 不当逮捕から15年 52歳の独居室より = 林眞須美

 15. 死刑判決を支えた科学鑑定に大きな疑問 = 篠田博之・河合潤

 

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