ミソジニー人口に膾炙する時は ないだろうなあホモソーシャルも
あとがきの決意に至り得心す あたなはやはり味方なのだと
「女ぎらい―ニッポンのミソジニー」 上野千鶴子 紀伊國屋書店
なぜ吉行淳之介の作品に違和感を持ったか、この本を読んでわかった。なぜ林真理子に不快感を感じたのかも、本書によって腑に落ちた。
皇室はいつからミソジニーになったか。をを、縦横無尽に解読/解毒している。
昨日、お薦め映画「デザート・フラワー」について目いっぱい紹介したけど、あの作品に共鳴するひとがいたら、この本も併せて読んでほしいな。
妊娠するようなことしておいて妊婦や子供を嫌悪する(愛人さんは「健気」にも吉行には告げずに中絶して、あとで褒めて頂く)母性の象徴である本妻は二人で悪人扱い。
どこの中二病だ、こいつら?でしたね。
林真理子の「男に金を使ってもらえない女は無価値」みたいな発言には目眩がしたっけ…
皇室もね~、平安時代みたいに「麻呂は~おじゃる、おじゃる」でいてくれたら良かったのに。www表に出て来ないで祭祀だけを司る最強宮司で京都の守り神で。
上野千鶴子は、懐かしいのばかりでなく、しっかり今風のも分析してるのが偉い。
トラックバックしていただいて、
ありがとうございました。
多くの男たちは、
この本に不快感をもつと思いますが、
それは、
指摘していることが事実だからでしょう。
ただ、勢いにのって、
決めつけすぎている箇所もありますが。
ひとこと、御礼まで。
また、遊びに行きますね。
「女たちへの恩返し」再読したが、すばらしい。鶴女の分析が秀逸。