河童の歌声

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初めて中国に行った時

2014-12-13 08:06:07 | 旅行
初めて中国に行ったのは20数年前でした。
中国人妻の里帰りの意味と、仕事とを兼ねて1歳10ヶ月の娘を連れての1ヶ月間の旅行でした。

北京空港に降り立つと迎えの車が来ていました。
北京から目的地の天津までは100キロの道のりです。
車窓から、初めての中国の第一印象は・・
「共産主義はダメだなー」でした。

兎に角、人々が働いていないのです。
道端に寝そべっていたり、あちこちでダベッている光景ばかりで、
真面目に働いている人なぞ、トンと見かけないのです。

天津で、商談に行った会社でこんな事がありました。
商談が終わって、さて帰ろうとしたらトラックが荷卸しをし通せんぼをしていて、
私たちの車が会社の敷地から外に出る事ができないのです。
その周りでは多くの人達が腕組みをし車座になって話をしています。

私は彼らが一体何で立話をしているのか意味が分からずに中国人の妻に訊きました。
「彼らは何をしてるの?」
妻が言うには「あの人たちは事務所の人達で、他の車が出られない光景をチョッと珍しい思いもあって
話し合っているみたいですね」と。
私は唖然とするばかりでした。
そんなのって日本ではあり得ない光景です。

上海の駅で重いスーツケースをコインロッカーに預けて観光に行こうとしたら、
係りの人が「ロッカーが壊れているので預かれない」と。
困り切って他の職員を呼んだら、ロッカーは壊れていないと預かってくれました。
つまり、仕事なぞしてもしなくても給料は同じ。
だったら仕事などする気にもなれない。
(客なんぞ来るんじゃね~よ、あっちに行け)だったんです。

街中では夕刻になるとスピーカーから行進曲のメロディーが流れ
何か共産主義的なニュースなどが勇ましく放送されていました。
「日本から距離的にそんなに離れていないけど、ここはやっぱり共産国なんだな~」
そういった思いが強烈にしました。

今、私が最も行きたい国に、北朝鮮があります。
あの国がいつ崩壊するのか・・色々取沙汰されていますが、
あれほど強烈な共産主義にがんじがらめの国を見れる機会など・・
今のうちに見ておきたいと思うからです。

(東洋の真珠・香港)も、
共産化されて、デモをやる様になってしまいました。
もう、東洋の真珠など何処にも無くなり、全く魅力のない国になってしまいましたね。
私が行った時の香港は魅力いっぱいだったんですけどね~。

コメント
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