箱根駅伝が終了しました。私は2日間とも昼食は、全チームがゴールしてから摂る程にTVの前に張りついでおりましたよ。
往路4位の東洋大学は、復路で3年生が頑張り早稲田と順天堂を逆転して、2位に入りました。(箱根駅伝に準優勝と言う言葉があるとしたら、それです。)
これで9年連続箱根駅伝3位以内ですが、それは良いとして、(箱根駅伝は2位も10位も大差ないと言う意見もあります。)
優勝した青山学院大学に7分21秒も差を付けられたのは完敗と言わざるを得ませんね。
ここで箱根路を走った10名の「鉄紺戦士」の成績を振り返って見ます。
1区:服部弾馬④ 1位
2区:山本修二② 11位
3区:口町 亮④ 3位
4区:櫻岡 駿④ 4位
5区:橋本 澪④ 12位
6区:堀 龍彦③ 13位
7区:小笹 椋② 7位
8区:竹下和輝③ 4位
9区:野村峻也③ 1位
10区:小早川健③ 10位
走らなかったが、エントリーされていた選手
4年:成瀬 山本采 牧浦
3年:なし (エントリーされていた4名全員が走った)
2年:山口
1年:相澤 中村 中尾 (誰も箱根ははしらなかった…)
区間順位二桁が4名も居ながら、良くぞ2位に入ったと言うのが正直な印象です。
それだけ青学以外は戦力が整って居なかったのでしょうね。
今回は東海大学の1年生が話題になっていましたが、1区の鬼塚選手以外は「?」マークが付きましたね。
高校生はトラックでは5000mが最長、駅伝では1区10kmが最長ですから、やはり初めての箱根路で力を出し切るのは容易ではないのが分かります。
そう考えると、柏原竜二の偉大さが改めて凄いと思いますね。
来年は、箱根経験者が6名残ります。1・2年生時に誰も箱根を走れず、箱根空白学年と揶揄されていた現3年生が、
今回は結果を出しました。
現1・2年生もじっくり力を蓄えて、次回に備えてもらいたいですね。
又苦言を呈するならば、今回も山では大苦戦でした。
柏原竜二のような山の異才はそうそう現れないとは思いますが、山要員の養成は喫緊の課題です。
高校生の内から山要員をスカウトするか、入学者の中から下級生を育てないと、毎年苦労する事になります。
今回5区を走った橋本も卒業しちゃいます。
柏原④➡定方③➡設楽啓太④➡五郎谷④➡五郎谷⑤(笑)と5区は定方以外は最上級生が走っています。最低でも2年生から3年間は5区を任せられる選手を
育てて下さいませ
最後に滅茶苦茶早過ぎる、来年の区間配置予想を (こんな事に何の意味があるのか・・・?)
堀④-野村④-相澤②-小笹③-山本修③
渡邉②-新1年生①-小早川④-竹下④ 名前の後の数字は来年の箱根駅伝時の学年です。
(どうも すんません )
今回の総括は東洋大学のみについて行いました。
箱根駅伝全般についても、言いたい事はあります。それは明日以降にいたします。
※東洋大学箱根駅伝史上、まだ箱根路を走って居ない都道府県は5つあります。(北海道、滋賀、山口、愛媛、沖縄)
今回は滋賀県の山口采矢 (滋賀学園) と中村 (西京) の2人がエントリーされていたので、箱根空白県が一挙に2つ減る事も予想されましたが、
それは成りませんでした。
5つの都道府県の高校生の皆さん、東洋大学に来て歴史を変えて見ませんか?
北海道勢も頑張れよ!帝京大学なんて北海道出身が3名もエントリーしてまっせ