トレド行きの電車、全員が後ろ向き。
乗り心地最高のrenfeもこの点は日本の新幹線に及ばん(新幹線、ここ5年くらい乗ってないけど)。
椅子の向きを変える技術というのは日本が長けていると聞いたことがある。
30分もしないでトレドに到着。
春のクロアチア・スロヴェニア旅行でも参考にさせてもらったとみえさんの
ブログなどによると駅がすばらしいという情報だったが、まさにその通り。
駅でも写真を撮るご同輩がかなりいた。
ナスル朝宮殿の一部屋のよう。
外からはどこかのカテドラルのようでもある。
それでは市街へ行きますか。駅前からはトレド市街が見える。あっちに行けば
いいんでしょう。歩いていこう。
アルカンタラ橋を渡ってソコドベール広場に行ければカテドラルはすぐ。
さらに先に行けば目指すホテルだ。行ける行ける。
タホ川を渡った。川に映った自分に手を振ったら振り返してくれた。
川を渡ったところに案内が。泊まるホテルは一番下の看板のHOTEL ISABEL。
看板が出てるくらいだからそれなりに目立つんだろう・・・と安心していた。
ここで地図と自分の認識が合わないのに気づいた。
アルカンタラ橋はテレビで見て雰囲気はだいたい分かっていた。
さっきの橋はそれとは全然違う。
橋を渡ったときに気づかないものか。手なんか振ってる場合じゃなかったよ。
渡ったのは隣の橋だ。かなり遠回りしてしまった。しかも坂がきつい、陽射しが強い。
ピサグラ新門から太陽の門へ入ったんだろう。
石畳、坂道、迷路のようなトレドの街、もはや地図が役に立たなくなってきた。
ここをコロコロ引きずりながらホテル探しとはこりゃ罰ゲームだよ。
暗かったら泣きたくなってるところだ。
ホテルはカテドラルの向こう側。
カテドラルが見えればいいのだが、道が狭いので家は2階立て程度でも遠くが見えない。
こんなところ、車通りますか?
方角的にこっちだろうという方向に歩いていったらようやく左にカテドラルが見えた。
おー、あれだあれだと左に向かうがまたカテドラルがどこかに行ってしまった。
トレドのカテドラルは動くのか?
数人に方向を聞いてようやくカテドラルへ。
ここまでくれば一安心。迷いながらもホテル到着。
なんだかんだで駅から一時間強。
これ以上かかった人がいたらお目にかかりたいもんだよ。
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