本おふにて長年探していたある文庫本をとうとう購入しましてね。その本がこちら。
HJ文庫。デストラップ・ダンジョン。
なんじゃこのラノベは? と皆さんお思いと思うし、実際HJ文庫がホビージャパンのラノベの文庫ブランド。実際、その方向での出版物であることは表紙見りゃわかるな。
ただ、ここで表題を和訳してみて欲しい。デストラップ=death trap=死のワナ。ダンジョン=dungeon=地下迷宮。「死のワナの地下迷宮」となる。
物好きな方々、何か思い当たらないか?
ヲタネタやさだネタからは少しずれるので「何それ?」と言われる可能性も念頭に置きつつも、誰か分かってくれるんじゃないかと期待して書くが、ぬたり達アラフォーが子供の頃、「ゲームブック」なるものが発売され、そこそこの人気を博していた。当初は海外のものを翻訳したものが多かったが、徐々に日本のものも増えていった。その日本での始祖とも言えるものが現代教養文庫の翻訳シリーズで、「死のワナの地下迷宮」と言えば「火吹き山の魔法使い」と並ぶ看板タイトルだった(表題の「さまよえる宇宙船」もシリーズの一冊)。その「死のワナの地下迷宮」のオタ向けリメイク、とも言えるブツなわけ。
そもそもゲームブックとはどんなものか。本文には数百に及ぶ項目がナンバーとともに順に記載されている。項目を読み進めると、最後に選択肢とそれに該当する項目が書いてある。たとえば宝箱があったら、宝箱を開ける→58へ、開けない→125へ、とかね。これを辿っていって、最後まで辿り着くのが目的となる。ちなみにこのシリーズには戦闘もある。サイコロ振ってダメージとか決める形で進める。始める前にサイコロ振って決めたHP以上のダメージ喰らえばゲームオーバーになる。
でまあ、昨今のオタカルチャーの流れからすれば、昔のリバイバルなんて珍しくもないし、ましてや特定のジャンルの萌え化なんてのも実はありふれた話。何でもかんでも萌えに走る姿勢は確かにどうかとは思うが、モノ自体に関して言えばありがちと言えばありがちで、ぬたりだってブログのネタのしようと狙ったりはしなかったのだ。
イギリスに住む原作者に苦言を呈されるという、香ばしいネタがこいつにはあるんだわ。
つーか原作者のあずかり知らぬところで話を進めたんかいホビージャパンは。
その所為かどうか知らんが、こいつは今やアマゾンですら新本は手に入らない物になった。原作者の呆れと同じようにファンもそっぽを向いたのか、はたまた正式にクレームでもついたのか。いずれにせよもはや古本でしか手に入らなくなった。一時期は古本とてアマゾンになかったわ。
で、今はアマゾンで古本は手に入るんだけども、なぜかプレミアがついてる有様。おかしいなあ? 本おふでは200円だったぜこれ?
萌えは商売になりやすい、ってのは確かかも知れないけども、出版社も古本屋もほどほどにしとけよな、ホント。
HJ文庫。デストラップ・ダンジョン。
なんじゃこのラノベは? と皆さんお思いと思うし、実際HJ文庫がホビージャパンのラノベの文庫ブランド。実際、その方向での出版物であることは表紙見りゃわかるな。
ただ、ここで表題を和訳してみて欲しい。デストラップ=death trap=死のワナ。ダンジョン=dungeon=地下迷宮。「死のワナの地下迷宮」となる。
物好きな方々、何か思い当たらないか?
ヲタネタやさだネタからは少しずれるので「何それ?」と言われる可能性も念頭に置きつつも、誰か分かってくれるんじゃないかと期待して書くが、ぬたり達アラフォーが子供の頃、「ゲームブック」なるものが発売され、そこそこの人気を博していた。当初は海外のものを翻訳したものが多かったが、徐々に日本のものも増えていった。その日本での始祖とも言えるものが現代教養文庫の翻訳シリーズで、「死のワナの地下迷宮」と言えば「火吹き山の魔法使い」と並ぶ看板タイトルだった(表題の「さまよえる宇宙船」もシリーズの一冊)。その「死のワナの地下迷宮」のオタ向けリメイク、とも言えるブツなわけ。
そもそもゲームブックとはどんなものか。本文には数百に及ぶ項目がナンバーとともに順に記載されている。項目を読み進めると、最後に選択肢とそれに該当する項目が書いてある。たとえば宝箱があったら、宝箱を開ける→58へ、開けない→125へ、とかね。これを辿っていって、最後まで辿り着くのが目的となる。ちなみにこのシリーズには戦闘もある。サイコロ振ってダメージとか決める形で進める。始める前にサイコロ振って決めたHP以上のダメージ喰らえばゲームオーバーになる。
でまあ、昨今のオタカルチャーの流れからすれば、昔のリバイバルなんて珍しくもないし、ましてや特定のジャンルの萌え化なんてのも実はありふれた話。何でもかんでも萌えに走る姿勢は確かにどうかとは思うが、モノ自体に関して言えばありがちと言えばありがちで、ぬたりだってブログのネタのしようと狙ったりはしなかったのだ。
イギリスに住む原作者に苦言を呈されるという、香ばしいネタがこいつにはあるんだわ。
つーか原作者のあずかり知らぬところで話を進めたんかいホビージャパンは。
その所為かどうか知らんが、こいつは今やアマゾンですら新本は手に入らない物になった。原作者の呆れと同じようにファンもそっぽを向いたのか、はたまた正式にクレームでもついたのか。いずれにせよもはや古本でしか手に入らなくなった。一時期は古本とてアマゾンになかったわ。
で、今はアマゾンで古本は手に入るんだけども、なぜかプレミアがついてる有様。おかしいなあ? 本おふでは200円だったぜこれ?
萌えは商売になりやすい、ってのは確かかも知れないけども、出版社も古本屋もほどほどにしとけよな、ホント。
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