我が墓碑に銘は要らじ、ただ消費の悦楽のみ、我が魂を安らげん

前にも話したけれども、「ぬたりと言えばこのネタ」、とも言える、楽器屋にふらりと入って衝動買いする、って行為は最近すっかり成りをひそめましたね。

と言うのも、ギター教室のセンセが業者とかなり強固な繋がりを持っていて、相当なオトモダチ価格で楽器が買えるからなのね。
選ばなければ出物の情報はちょこちょこ来るし、特定のグレードを頼むとしても、数ヶ月も待ってりゃ探してくれるような恵まれた状況にある。しかも品質も安心できるといういいことずくめ。
ま、毎月月謝払ってるんだから、この位の優位性は許してもらわにゃあ、と言う話ではあるんだがね。まあ、欲しい楽器ある方はぬたりに相談してくれてもいいですよ。店頭での劇的な出会い、みたいな物語性はなくなるけども、最終的には損はさせませんぜ。

ま、そんな具合だから、楽器屋巡りもかなり気楽になる訳で。どうしても欲しいと思っても、「ああ、あとでセンセに相談すればいいか」と思えばその場でクレジットカード叩き付ける様な無茶(ネタ)はしなくなる。皆さんの、ぬたりにネタを求める期待には応えられそうにないですが、ぬたりもいつまでも金銭感覚のない子供じゃないですから、ご容赦いただきたいと思います、はい。














だから、冷静にセンセに相談してウクレレを一本購入してみました(殴)
いやあ、我が往くは衝動買いの大海。「買わない？」と言われた時のあのそわそわとした感じ。情報収集する時のあの胸躍る感覚。始めて実物触った時の高揚感。音を出した時の恍惚感。
そして口座残高見た時の絶望感(おい)

これが衝動買いだ。諸君には分かるかこの幸福感が！！(分からないと思います)

買ったウクレレを説明すれば、これは店舗物ではなくて、センセの個人所有の品。
表面にブランド名書いてないんで上の写真ではわからないんですけど、ブランドはleilani(レイラニ)。大きさはコンサート。
ただしこれ、正規の流通品ではない。証拠の写真をご覧いただこう。




はい、シリアルナンバーがP.T/100となってますね。実はこれ試作品(プロトタイプ)なのよ。それをlailaniと個人的に仲良くしているうちのセンセがもらってきた品物でして。
だから言ってみれば一点物。実際製品となった同モデルのものよりトップ版が若干薄いらしい。

さて、leilaniという名前は創業者の名前なんだけれども、実は2007年にすでに亡くなられております。今もブランドはありますがね。んで、そんなleilaniのもともと100本しか作られなかったシリーズの更にプロトタイプが我が家にやってきたわけです。いやいや、とんでもない楽器がやってきたもんだよ。　

だもの６桁のプライスなんか、安い安い(アホがいます。目を合わせないで下さい)

でも多分、上記の話で楽器知る人が思い浮かべるよりかは安価だと思うなあ。
いやあ、手元来てから弾きまくってますけども、もうね、鳴る鳴る。気持ち良い気持ち良い。

とりあえずしばらく口座残高のチェックやめようね。ブルーになるから(おいぃ)