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効率化を極限まで追求した豚の飼育    らくせき

2011年12月13日 09時24分58秒 | Weblog
BSのドキュメンタリーを観ていたら
アメリカの農業のルポでした。
一面のトマト畑。巨大な収穫機で一気に
熟したトマトだけをトレーラーに収穫していきます。
皮は厚くて、傷はつきません。
葉などは、細かく砕いてそのまま畑に・・・

養豚農家は、まるで養鶏場でした。
一面の檻に豚、豚・・・
雄豚は雌豚を発情させるために檻の前に・・・
あとは人工授精。

効率化の極限を目指す農業。

これを観ていた奥さんが、日本の教育と同じだね、と。
そういえば、戦後の教育は効率のよく労働者を育成するもので、
これと同じシステムだなあと、思いました。

人間だから引き篭もったり、欝になったりするけれど、
寝転ぶだけにスペースに閉じ込められて、
豚は何を考えているんでしょうか。





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「あっぱれ、柏レイソル!」 文科系

2011年12月13日 00時27分10秒 | スポーツ
「あっぱれ、柏レイソル!」 クラブワールドカップ大会観戦記
  
 一昨日16時から22時過ぎまで、表記の2ゲームを豊田競技場で観てきた。実に6時間以上もの釘付け。前のゲームが「延長PK戦」になる場合を考えて第2ゲーム開始時間が19時半となっており、さらに第2ゲームが柏レイソルの健闘で事実として延長PK戦になったのだから、これも全く仕方ないことなのだ。
で、観戦記の前に、この大会の概要を少々。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米各大陸のクラブチャンピオン6チームに、開催国優勝クラブが加わって、合計7チームで世界チャンピオンクラブを決める戦いである。日本からは、先日リーグ初優勝を遂げた柏レイソルが出て、8日にオセアニアチャンピオンを退け、昨日北中米チャンピオンクラブと戦って、これをも退けたのだった。普通のワールドカップと違う点は、この柏のように通常の国内リーグと同様に助っ人も加えたクラブチームのままで戦うことである。だから通常の「(国代表対抗)ワールドカップ」に対して、「クラブワールドカップ」と呼んでいるわけだ。

 さて、第1ゲーム、アフリカチャンピオンクラブ、チュニジアのエスペランスと、アジアチャンプクラブ・カタールのアルサッドとは、後者の2対1。非常に興味深いゲームで、いつも攻めているのはエスペランス。なんせここのアフリカ人は目を見張る体力。よく走るし、屈強であって、1対1では常に競り勝っているように見えた。ところが、攻められているばかりのようなアルサッドが一瞬の隙をついて得点してしまう。家に帰って本を確かめてみるとその原因もわかった。このアルサッドは、オイルマネーに飽かして世界の名手を集めている。特にFWを。フランスリーグで09~10年の得点王になったセネガル人と、コートジボアール人の名アタッカーとが2枚看板だった。彼らの力で日本も韓国もやられたにちがいない。

 第2ゲームで柏に対したのは、北中米チャンピオン、メキシコのモンテレーだ。これも第1ゲームによく似た展開になった。個々の力ではどう見てもメキシコが上。もともと世界10位に入る力がある国であり、個人技は日本よりもはるかに高かった。そこへ持ってきてこのチームは、アルゼンチン人の名手2人、デルガドとカルドーソを中盤におき、チリ代表チームの点取りエース、スアソまでを加えている。ただし、柏にもブラジル人の大助っ人2人と、監督もブラジル人だ。まるでアルゼンチン・チリ連合軍対ブラジルの戦いといってもおかしくない。でも、メキシコ人が上手くて、速くて、屈強で前半の柏は押されっぱなしだった。一緒に行ったお婿さんの言では、「柏はよれよれだな。得点は時間の問題だ」と見える時間帯さえあったのである。

 ところが、先制点は後半まもなくの柏。柏の本年度JリーグMVP、レアンドロ・ドミンゲスが、敵陣向かって右からのクロスに同じく右に走りこんでゴールを背中にした後ろ向き気味の右足シュート。ほとんどオーバーヘッド・キックのようなアクロバットさで、あっと言う間もなくまったく意外な得点。メキシコが1点返してからはもう、柏は押されっぱなし。疲弊しきっていたと思うのだが、余程疲労対策と走力強化に加えて、守備の規律がしっかりしているのだろう。そう評すしかない。延長30分もしのぎ切り、PK戦に持ち込んでまんまと準決勝へ進んでしまった。南米代表、ブラジルはサントスと戦う権利を得たのである。

 それにしても、8日にここでオセアニア代表と戦い、中2日置いただけでよく120分持ちきったものだ。ブラジル人のネルシーニョ監督、聞きしに勝る名監督ぶりと叫びたい気分だった。これでもう一度中二日のブラジル相手の闘いはいくらなんでも難しいだろうが、このチーム、まだまだ伸びる予感がする。来年のグランパスは、グラ史上最高の充実ぶりといえようが、うかうかしているとやられると思ったもの。柏レイソル、来年は今年よりも失点を10点ほども少なくしてくると見ておいた方がよい。にしても、これだけ強いチームの急台頭は、停滞気味のJリーグには大きい大きい希望の星となる。
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