晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

驚愕の数字

2017-08-01 06:42:16 | 地域の文化や出来事
今日から八月です。
一年で言えば六割方過ぎたってこと。
早いですね。
暑い暑いといっているうちに立秋もすぐそこです。

秋と言えば運動会です。
昨夜は小学校の運動会の実行委員会でした。
振り返れば20年ほど前から、
地域と小学校が一体となった運動会をと、
ふれあい運動会が毎年開催されてきました。


今年の議論の中心は校区に六町内あるが、
私の町内も含めて児童数が激減している町内が数地区あります。
と言うことは親世代がいないということです。
何十年と続いてきた地区対抗綱引きの、
人集めにも窮してきました。

地区対抗の伝統を残しつつ現状に即した方法と言うことで、
少ない四地区が隣同士で各二チームとなって、
綱引き競技することとしました。
ムカデ競争は5人づつなので今年は地区単独で競技します。


資料で7年先までの幼児の現在数が出ており、
見て驚愕です。
現在でも137人の小規模校ですが、
7年後には67人に激減です。
その年の新一年生は二地区たった3人だけです。
四地区はゼロです。

その子が六年生となるころは一体全校で何人いるのだろうか。
私の地区は二年後に新一年生を迎えた後、
5年間ゼロが続きます。


これが10年も満たない将来の現実なのか。
田舎でこうであって都市部でいいとは思えません。
日本の抱える複合的で不可避的な現実となってしまいました。

金のかかる子育てと教育、
男女ともに働き続ける労働環境の悪さ、
収入の格差、
都市部集中政策のつけ・・・

政治のせいだけにはしたくないけど、
やっぱり国のかじ取りする指導者の責任は重いね。

< 減るばかり溜息もれる学び舎 >


コメント (4)
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