晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

学び前へ

2017-02-15 06:42:36 | じねんじょ
愛知県内に自然薯の生産者組合(JA部会)が10ヶ所以上あって、
生産者は数百人とされています。
昨日は年に一回一堂に会して研修する催しが開催されました。
(レジメの日付が間違っています。今気づきました)


愛知県農業大学校の講堂を埋める約200人が集り、
我が部会も部会員・JA・市役所・県普及員の10人以上が参加し研修を受けました。

今回は三本立ての講演発表です。
昭和50年代から自然薯栽培の種苗開発に取り組み、
統一したブランド種「夢とろろ」を作りだした、
元祖自然薯先生である飯田さんの講演から始まりました。


皆さんにも理解して欲しいので一つ紹介します。
通常ヤマノイモと言っているイモは多種あります。
整理すると以下となります。
①ナガイモ種(染色体数140)
 ・ナガイモ群(通称ながいもと呼ばれスーパーにあります)
 ・ツクネイモ群(伊勢いもとか丹波やまのいもです)
 ・ヤマトイモ群(銀杏いもとか仏掌いもです)
②ダイショ種(染色体数80)
 ・ダイショ(蔓に翼があるそうです)
③ヤマノイモ種(染色体数40)
 ・ジネンジョ(唯一日本原産で三種の中で最も粘りが強いです)

次は岡崎地域で活動する常南生産者組合から発表されました。


ここの特徴は何と30歳代の若者から96歳のご長寿までが活動されています。
ジネンジョ作って、食べて100まで元気を地でいっております。
そして未来へ夢をつないでくれる若者までいる。
理想的ですね。

最後は愛知県総合試験場の先生から試験研究の成果が話されました。


実は私も10年前の駆け出しの頃に、この演壇で喋っているんです。
生意気に夢だけ語っていました。
現在は夢と現実の狭間で格闘しております。


< 夢に見る全国に届け夢とろろ >
コメント (6)
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