宮城県山元町はイチゴの生産が盛んでありました。
しかし、津波によって120件程あったイチゴ農家のうち、
生産ができる状況であったのは5件程であったそうです。
そんな中、イチゴの苗が他県から提供され、
ボランティアの人々の手によって株が分けられ、
植えられました。
私たちも9月に山元町を訪れた時、
イチゴの苗の株分けをしました。
しっかりと実をつけて復興への一歩となるよう祈りを込めて・・・
震災から一年後の3月、山元町を訪れたら、
イチゴの販売が行われていました。
震災を耐え、たくさんの人の祈りが込められて実ったイチゴです。
朝どりのイチゴは甘酸っぱく、さわやかな香りがあふれました。
イチゴ直売所のおばさんが、宅急便の荷札を見て、
「遠いところから、ありがとうございます。
こうやってイチゴが売れるのも皆さんのおかげです・・・。」
と言ってくださいました・・・
現在では60件程のイチゴ農家が生産に向けて活動しているそうです。
復興への実りに、ただただ感動しました。
いち生産者としてもっと頑張らなきゃと強く思います
ボランティアのみなさんがいなかったら、ここまで立ち直ることができませんでした。感謝しています