あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

禅をきく会が終わりました

2012年11月30日 | 仕事
無事に、連日の「禅をきく会」も終えました。

早坂文明さんの震災直後の、「地獄みたいだよ和尚さん・・・」という言葉を受けて、
「この世を地獄にしてはならない、亡くなった方になんとしても仏さまになっていただくんだ・・・」
という言葉が胸を打ちました・・・。
また、僧侶の為すべきこと、僧侶のできることを考えさせれました。
早坂文明さんは、すべてが流された「徳泉寺」の復興へ向けても精力的に活動され、
「はがき一筆写経」をされています。どうぞ、ご協力ください。
「徳泉寺復興 一筆写経 http://www.tokuhonji.jp/tokusenji/」


やなせ なな さんのミニライブは、
鎮魂歌「千年眠れ」と応援歌「まけないタオル」をはじめ、童謡なども歌っていただきました。
思いのこもった詩と、思いのこもった声に大いに感動し、会場が一体になりました。


「まけないタオル」も徳島会場、高知会場合わせて、250枚以上が支援者の手に渡りました。
ご協力ありがとうございました。
多くの方が、「共に繋がり、共に生きる」という事に共感いただいて本当にうれしく思いました。

「禅をきく会」にいってきます

2012年11月27日 | 仕事
11月28日「徳島禅をきく会」、11月29日「高知禅をきく会」で本日より徳島入りであります。30日までの出張です

高速道路から見える四国山地も秋から冬の風情です。(ちなみに助手席です)

さて、今回の「禅をきく会」は「まけない」をテーマに宮城県山元町の早坂文明さんのお話と、尼僧シンガーソングライターの やなせなな さんのミニライブです。
「震災に負けない 負けそうになる自分に負けない 震災を忘れてしまいそうになる流れに負けない」
四国から東北と繋がり応援して行きましょう!
やなせなな さんの歌う復興応援歌「まけないタオル」、鎮魂歌「千年眠れ」。是非聴いてみてください、YouTubeで検索してみてください

49メートル超のロング巻きずしなのだ!

2012年11月27日 | 日記
日曜日に安穏寺の所在する阿下地域の活性化イベントが開催されました。
お寺の隣の公民館で、うどんのお接待や
市場直送の新鮮魚介の販売や野菜の競り市が行われます。

正午過ぎには、待ちに待った目玉イベント、
「超ロング巻きずし」作りです。
なんと、全長50メートルに迫ります!

さあ、巻きすの上に焼き海苔、酢飯、干ぴょうなどの具材が載せられていきます・・・
指揮者の号令がかかりました!
老若男女、一斉に巻いていきます。上手に巻けるでしょうか?



やはり、お母さん方の手際が良いようで・・・

どうやら全員巻けたようです。
「せーのっ!」の掛け声に合わせて持ち上げます


超ロング巻きずしの完成です!

この後、切り分けて山分けて山分けです。
普通の長さになってしまいました(笑)

恵方巻きよろしく、豪快にかぶりついて美味しくいただきました。

準備の皆さまありがとうございました。とても楽しいイベントでした!

お寺トリップはいかがでしょうか・・・

2012年11月22日 | 日記
仕事の合間に、新居浜市の慈眼寺さまのお庭を見てまいりました。
ただ今、「もみじ祭り」が開催中です。



とても美しい和式の庭園です。
緑の中に、赤い紅葉が映えて素晴らしいコントラスト、
美しい秋の風情が満喫できて感動です。
いやはや、身近にこんな立派なお庭があるとは・・・

夜にはライトアップされ、昼とは違う美しさを見せてくれるようであります。

さて、慈眼寺さまの近くには、滝宮公園があり、こちらも色づいた木々の美しさを楽しめます。

そして、そこから少し行くと、真光寺さまがあります。
こちらは、勇壮な伽藍と凛とした石庭があり、静かなお寺の空気を楽しめます。

その後は、山手へ向けて少々足を延ばしましょう。
すると、専門僧道の瑞應寺さまがあります。
こちらでは樹齢が1000年とも云われる大銀杏が金色の葉を輝かせております。
そして、美ボーズ(?)の雲水さんたちを眺め、禅の息吹を感じましょう・・・

晩秋に日常から離れた「お寺トリップ」はいかがでしょうか?
近所のお寺さんを思い切って探訪すると思わぬ見どころがあるかもしれません・・・

曼荼羅大祭に行ってきました

2012年11月20日 | ばら大師あんない
日曜日は、ばら大師永照寺が含まれる
「新四国曼荼羅霊場」の大祭でした。
私も、ばら大師の信者さん方と一緒にバスに乗って
徳島県の美馬町へとやって参りました・・・

「願勝寺」さまを会場として、大法要が勤められ、
阿波踊りのイベントなどで賑わっておりました。


大祭のフィナーレの「柴燈護摩」の法要です。
お参りに来た人々の、願い事が記された護摩木が
行燃やされ、天高く煙と炎が上ります・・・

儀式の中で、行者によって、破魔矢が打たれますが、
ちょうど、私たちの一行の所へと飛んできて見事ゲットいたしました!

おかげで、道中も無事に何事もなく良いお参りができました・・・