秋晴れの日曜日

日曜日、思い切りいの良い秋晴れ、
本日は地区総出の「道作り（道路の草刈り）」の日です



私も草刈り機を担いで参戦。日影は涼しいですが、陽向はかなりの
暑さ…
汗をかきかき、ブインブインと刈り込んでいきます
阿下のあちらこちらからエンジン音が響きます

草刈り作業を終えたら秋祭りの準備



お宮の幡が爽やかな風の中はためいております
秋真っ盛りの日曜日でした

柿くえば～

秋になって、朝は霧に包まれる阿下の里です



お寺の周りには、数本の柿の木があります
「柿くえば　鐘がなるなり…」なんて、いきたいトコですが
柿の実が見当たらない！

特に消毒などしないので、例年多くの実が落ちてしまうの
ですが、今年は虫の影響か、木が弱っているのか、実がま
だまだ小さい内にすべてが落下してしまいました

まぁ沢山実がついても、それはそれで採りきれない実が熟
して落ちてきて、掃除が大変ではあるのですが…


いくらか残った葉っぱが風に揺られ、より一層切なさを醸
し出します

秋の日はつるべ落とし

檀家さんへお手紙を届けるついでにウチのチビと
お寺の周りを散歩



夕日に照らされた阿下の田んぼは、稲刈りもすっかり終わり
稲木も取り込まれて、冬に向けた準備の様子

チビは、服にくっつくトゲトゲの種に苦戦をしている模様
畔のススキの穂が欲しいらしい…

採ってやると、ふりふりしながら「お月さまを呼んでいる」
との事

秋の日はつるべ落とし、一気に暗くなり冷え込んできました
髪の毛を剃った身には辛い季節です

お寺に帰る頃には、お月さまが一層輝きを増してきました

二年に一度の観音まつり

18日の日曜日は二年に一度開催している「観音まつり」でした



普段はご本尊さまに裏に、扉を閉めておまつりしている「西国三十三カ
所観音霊場」のご本尊の観音さま三十三躰の御開帳！



観音さまがズラリ、なかなか壮観な御姿でございます



観音さまに見守られつつ、大念珠での「百万遍念珠くり」
ぐりぐりと念珠をくりながら、木彫りの観音さまを肩や背中に頂きご利益を
いただきます
老和尚談、観音さまの衣の尖ったところが背中や腰のツボに入って大変
に心地が良いのだとか…



御開帳の法要には梅花講の皆さんが「西国三十三カ所観音霊場御
詠歌」を奉詠、古より歌い継がれる旋律に包まれてのお参り
引き続いて、ご祈祷の法要を修行、お檀家の皆さんの家内安全、身体
堅固を祈りました

法要後は景品の当たる「福入り餅まき」。「３３番」を拾った方には観音
像を差し上げる事となっています
本年は、ご近所のＹさんが３３番をゲット！観音さまが授けられました

こじんまりとした おまつりではありましたが、和気あいあいとして
楽しい縁日となりました。参拝いただいた方、お手伝いいただいた
方々、ありがとうございました

次回は２年後、みなさま健やかに過ごされて、再びお参りください！