初鰹をいただきました

師匠が巨大魚を手にやってきました。

６０ｃｍを超える「初鰹」でございます。

愛南町の知人の方に送っていただき届いたばかりとのこと、

ぴかぴかと美しく輝いております・・・


そして、

「さばいて、刺身とタタキにしてくれい」と事も無げに去って行きました。

「魚魚魚～！（ぎょぎょぎょ～！）」心の中でくだらない事を叫びます。


お寺に来る前は、海のそばで育ってきたのでアジとかなら経験がありますが、

こんな大魚は経験がありませぬ。

魚のさばき方指南の本を片手に覚悟を決めて「鰹」に向き合います・・・



なんとか、柵に切り分けて、お刺身とタタキを作ることができました。

新鮮だっただけに大変おいしくできました。

鰹の「御命」をありがたく頂きました・・・


　「目には青葉　 山ほととぎす　初鰹」　素道

栄光の銀翼は静かに佇むのだ・・・

本日は日曜日、ご法事も無いということで

チビ達を連れて、隣町の城川町運動公園へ・・・

なぜか？

それは、退役した自衛隊の戦闘機F-104が展示してあるから・・・

そう、小さなころから飛行機にあこがれた父親が、

子供たちに自分の趣味を遺伝させようとする、健気な（？）シタゴコロなのです。



ここは、約20年ぶりです。

屋外展示の為、さまざまな所が劣化し色あせています。

また、公園自体もあまり人の手が掛けられないのでしょう、

草が伸び人気も無く忘れられてしまった様です・・・


そして、彼もこのまま静かに朽ちていくのでありましょう。

無常でございます。



最新鋭機として、超音速で大空を駆け巡った栄光の日々は遠く、

今は、緑の木々の狭間で永遠に銀翼を休めております。

F-104スターファイター、日本での愛称は「栄光」・・・


残念ながら、彼はチビ達のハートを射止めることをできなかった様でございます。

20名を超える「僧職系男子」が大集合！

四国の曹洞宗の「青年会」の研修会でした。

いたって、まじめな研修会でございます。

住職になるにあたって修行する「結制」についての講義でした。


講師に大本山総持寺祖院 監院 今村 源宗老師を迎えて研修しました。


法要での作法の意味や歴史的考察を伺い、

大変興味深い研修となりました。


つい、きまりや作法など、表面的な部分に囚われてしまいます。

今更ながら、昔から伝えてこられたきまりや作法には、

しっかりとした意味や思いが込められているのだと反省いたしました。


修行道場で伝えられてきた事もそうですが、

この「安穏寺」に代々伝えてこられた事にも

深い意味や思いが込められているはずです。

そのことをきちんと受け止めていかねばと思います。


「僧職系男子」勉強もやっております・・・

さすがに金環日食のブログが多いですね・・・

昨日は、金環日食という天体ショーでテレビもラジオもいっぱいでした。

さて、ブログなんかも日食の話題が多いようで・・・

そんな中、私も金環日食の日記です

「おまえもかい！しかも一日おくれでっ！」というツッコミが聞こえてくるようですが・・・


朝のお勤めを終えて、かねてより購入していた日食グラスを

握りしめて外に出ますと、小雨でした。

太陽があるであろう空の一部がうっすら明るいといったところでした。

が、日食が始まる時間を過ぎたころから、若干雲が薄くなりはじめ・・・



小雨が降っている中、日食を観ることができました。

金環日食のときは若干雲が濃くなり、うっすらと確認できる程度でしたが、

部分日食はしっかりと確認できました。

世紀の天体ショーにしばし感動のひと時です。



携帯のカメラに日食グラスを押し当てて撮影しました。


90歳の師匠も金冠日食を確認し、はしゃいで御満悦でございました・・・

終始、私の日食グラスが師匠の手にあったのは言うまでもございません。

久しぶりの更新です

忙しさを言い訳に久しぶりの更新です。

草木が青々として初夏の気配が近づいてます。

当然、お寺の周りの草や、裏の竹林も勢いが増してきます。

ということで、草刈と竹藪の整理です。


裏の竹はサンチクというものらしく、この時期に筍が出てきます。



成長すると手が付けられなくなるので、

片っ端からポキポキと折っていきます。

因みにこの筍、灰汁がないのでそのまま料理できお手軽です。

皮を剥いで晩のおかずとなりました。


しかしながら、竹にしろ、草にしろ

水と光合成でどうやってあの成長力をおぎなってるのでしょうか？