CLUB103 (103系電車好きの独り言)

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この手があった

2008年07月15日 21時02分42秒 | 撮影・調査・研究
説明書はA4だけで構成されていることが多いので、比較的製本とか頼むのも楽なんだけど、付図はサイズ自体はA4なんだけど、幅の広い図面を入れるためにA3を折り込んでいるものもある。
実は、この数って結構バカにならないほどあるんだよね。
でね、私の頒布方法は、いちいちA3にして折り込むとかできないから(業者に頼めるけど、少数しか頼まないからお願いしにくい)どうしても、まずA3の図面をA4に縮小して、それを他のA4と合わせて製本してもらっていた。
だから、細かい図面が、この縮小でさらに文字などが小さくなってしまっていた。
これは、私もかなり気にしていて、事あるごとに大きなサイズで頒布できないかどうかという取り組みをやってきた。
しかし、ここに来て、もう限界かなと、これ以上質を高めるには、やっぱり折り込みするしか無いのかなと、つい最近そういう事を考えていた。

で、何気なく書庫に並んでる図面を見ると・・・・


あ、A3見開きやん。
そうやん、A3を折り込んでA4にあわさんでも、A3を背貼製本してもらったら、サイズ自体はA4で、A3の図面もきっちりと平面にできる形で見開ける。
これやん、俺が頒布する際の問題点をいろいろと解決してくれてる製本方法やん。

なんか、拍子抜けというか、なんで今までこんな簡単な事に気がつかなかったのか。
こういう図面類を見ていながら、なぜそれを付図などの頒布に生かせなかったのか、自分の洞察力の乏しさをまざまざと感じたけど、まぁ気がついたからヨシとしよう(笑)

利点はA3サイズをそのまま使えるので縮小しなくて良い点。見開きできっちりと平面が出せるので、例えばこのままA3コピーしても折り目がでない。(つきにくいと言う方がいいかな)A4ページをA3に2枚並べれば印刷代が若干安くできる。

デメリットは、専用の糊とはいえ、のり付けなのでちょっと違和感がある。紙の裏面をのり付けしてるので、通常の両面印刷よりもできあがった状態は厚みが太い。
基本的に全部の紙がつながってるので、このページだけ切り取って取り出すとか、そういう事ができない。

そんなところか。
今日は業者に今まで注文うけてる頒布用の説明書類をお願いしてきたんだけど、その時にこの製本の値段とか聞いてきたけど、ちょっとこれから試算しなきゃならないけど、今までの印刷代より少し高いだけでいけるような感じだ。
それでA3をA4に縮小していたのが解消できるなら、少しぐらいの金額アップについて誰も文句は言わないだろうし、逆にお金が少し高くても、もう少し大きく印刷されてるものが良いと思っていた人も多かったかも知れない。
ただ、A3見開きにすると、今まで業者に渡していたマスターコピーを根本から作り直さないといけないので、最初はちょっと手間がかかるかな。

でも、自分としては嬉しい発見でした。たぶん資料を受け取る側も、この発見には大きなメリットがあると思ってます。

じゃぁ5冊注文後は

2008年07月15日 10時14分40秒 | 撮影・調査・研究
どうなるのか?ってことですが、まだ先のことですから考えてません。

ただし、先にも書きましたが、10500円で手に入れた説明書類を解体して、10500円もらったからと言って、その価値は同じではありません。
説明書や付図はいつ・どこでも・誰でも・一定の価格で手に入れれるものではなく、発行部数などを考えると、今手許にある本が最後の1冊である可能性だってあるわけです。

だから、10500円分戻ってんから、その分はマイナスしろよ!と言われたら、それなら、10500円払うから元の図面を返してくれと言いたいですね。
そういう取引が成立するなら、上乗せ分はその時点でナシにしますよ。

ただ、その時点で一応の妥協点には達したわけですから、リース契約での再リースじゃ無いですが、ある程度の上乗せ額引き下げは考慮しても良いかなと思ってます。
って、マジで5冊さばくには2年とか3年かかるように思うし、それまでは私が先行投資してるってだけなんでねぇ。
先にお金を出してるって部分について、もちっと理解してもらいたい部分はあります。
要は、タダじゃねーんだよぉこいつらわ(笑)って感じです。

14系15形付図1

2008年07月15日 09時42分16秒 | 撮影・調査・研究
下で書いたように、この図面を解体した。
原本は10500円の取得原価が掛かっているので、全体で5冊の注文があることを見越して、1冊あたり2100円を上乗せしようと思っている。
これが20冊も30冊も見込めるのであれば、1冊あたりの按分金額は少なくて済むんですが、今までの経験からして、5冊でも厳しい状況ですが、冊数を減らすと按分金額が高くなってしまいますから、この辺が限度かと思います。

あと、この作業によって自分自身がやらなくて済んだであろう労力分についても、上乗せすることになりますが、これも普通に自分の単価を入れると、たぶん1冊何万にもなってしまうので、一律5000円として5冊注文を見越して1冊あたり1000円上乗せします。
よって、約3000円上乗せされることになります。
ちょっと試算しましたが、今までのA4サイズでの頒布だとA4縦320ページほどで5500円、今回のはA3横サイズ225ページほどで8500円です。
でね、元図の取得単価は10500円です。
元図が10500円でいつでも手に入る状態で売買されていたら、誰も8500円で私に頼もうとなんて思わないでしょう。(現実には、流通していないから私に注文がくるわけですが)
要は、それだけのコストアップを容認してくれないと、この方法は成り立たないと言う事です。

ちなみに、A3スキャン後に補正をして、再度プリントアウトしたものを並べて見ましたが肉眼では違いはわかりません。
と、言うより600dpiで取り込んで1ドットあたりの区別が付く人間など、この世にいませんからねぇ。
私からしたら過剰品質なんですが、私としては、ページ綴じ部分の黒いのが無くなること、その部分にかかった文字や線の歪みがなくせること等が嬉しいんですが、正直なところごくごく一部を除いて文字が読めなくなるわけでもないし、情報自体は限りなく100%に近く読めるのですから、本人が何を欲してるかなんですけどね。
A3→A4の縮小については、スキャンの質云々よりも、元図が小さくて元図でぎりぎりなのを更に縮小してるというのが原因であり、等倍で印刷すれば解決できる話なので、これは元図の解体とは因果関係は無いです。
元図を解体してスキャンしてもA3→A4に縮小したら同じことですから。

そんなことで、すでに頒布ページにも追加しておきましたが、皮算用と現実は得てして違うモノですから、私としては10500円をどぶに捨てた感覚でしか今はないです。


元図は9921x7015の6959万画素ですが、グーにアップできるのが1MBまでなのでサイズを3200x2263の724万画素に面積で10分の1程度にしてありますが、これがA3を読み込んだ図面です。
昨日は解体したりスキャンも手順が変わるし、いつもはスキャンしたら勝手にPDFが出来ていたのに、今回はフォトショップからスキャンしてるので、スキャン後はフォトショップ画面での補正と保存があって、結局49枚処理するのに1時間以上はかかったと思う。
ちゃんと時間を読んでなかったけど、2時間はかかってなかったと思うけど、連続してこれやってたわけじゃないので・・・・
全部で300枚以上あるから、急げば5日程度の工数かな。
まぁ、あれこれあるから10日は見ておかないとダメだろうなぁ。