ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

レムリア時代の女性は

2010-04-01 00:02:59 | シュタイナー
アーカーシャ年代記のつづき

少年は意志の強さを、少女は想像力を発達させた・・それによって女性は、特別な人間的諸力を発達させた。自然と結びついていた彼女たちの想像力は、表象生活のより高度な基盤となった。
彼女たちは自然諸力を自らの内に取り入れ、それらの諸力は女性の魂の内で残存効果を持った。このようにして記憶力の芽生えが形成されることとなった。記憶力とともに最初の、そして最も単純な道徳的概念を形成する能力が生まれた。

男性の間での意志の発達は、最初そうしたことは何ひとつ知らなかった。男性は本能的に、自然の刺激乃至は秘儀参入者から発せられる影響に従った。
「善と悪」の観念が最初に生じたのは、女性の生活態度からであった。

自然の諸々の徴候を解釈したい時には、女性のもとへ助言を求めに行かねばならなかった。
・・ある特定の高次の夢の中で、自然の諸々の秘密が女性に明らかにされ・・それらは魂の諸力と幻影のとの内に、彼女らの前に出現した・・動植物、意志、風や雲、木々の囁き、その他諸々が彼女らに語りかけた。

アーカーシャ年代記によって美しい光景が明らかにされる。

我々は森の中の、巨大な樹の傍らにいる。太陽は丁度東から昇ったところである。椰子に似たその樹は、その周囲から他の木々を取り除かれて、巨大な影を落としている。
巫女たちはその顔を忘我の内に東に向け、珍奇な自然物や植物でできた座席に腰を下ろす。
ゆっくりとリズミカルな継続とともに、幾つかのこの世ならぬ、間断なく繰り返される音が、彼女の唇から流れ出る。一群の男女が彼女の周りに輪を描いて座っており、その顔は夢想に我を忘れ、自分たちが傾聴するものから内的生命を吸収している。

他の光景も見ることができる。同様に設定された場所で巫女は同じように「歌う」が、その音調には何か強い、より力に満ちたところがある。彼女を取り囲む者たちは律動的に踊って動きまわる。というのも、これは「魂」が人間の内に入り込むもうひとつの方法だったからである。人が大自然から聴き取った神秘的リズムは、手足の動きによって模倣された。

ね。面白いでしょう。
今でもアフリカの一部の地域に残っている感じだね。

でも今日はここまでです。

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