先日こんな話を聞きました。
医者嫌いの方がいて、その方は胃が痛くなっていても医者に行きません。痛くても胃薬(市販)と炭酸水を飲めば痛みが消えると言っていたそうです。医者嫌いですから健康診断にも行きません。それで吐血していよいよ痛みが酷くなり耐えられない状態になったので観念して医者に行ったら胃の内部が真っ赤になっていたとのこと。胃潰瘍の手術をしたとき胃がんが見つかりました。胃がんの治療を始めたのですが、肺に転移していて肺がんになり、その後まもなく亡くなったとのこと。
「俺は医者嫌いなんだ。」なんて自慢げに言ってないで、2年に1回でも健康診断に行き、胃潰瘍の初期段階で治療していればもう少し長く人生を楽しめたのに。
直接の知人ではないし、亡くなった後に知ったのでどうしようもないのですが、悔やまれますね。
私だったら、胃の不具合段階ですぐに治療開始ですね。吐血するまで放っておきません。幸い胃腸は昔から丈夫ですが、そういうのも歳なりに変わってきますから。油断は禁物です。
がんになるのではとビクビクして生活する必要はありませんが、不調には選択肢があるうちに早めに検査はしましょう。