絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

塾教師にとって、日々学び続けるのは仕事の一部です。(No.644)

2017年07月28日 19時46分16秒 | 受験・学校

 

塾教師(予備校教師)にとって、日々学び続けるのは仕事の一部です。

   生徒に対して、「向上心を持とう!」とか、「成績を上げよう!」と日々言っている塾教師(予備校教師)自身が全然進歩向上しないのでは、生徒のお手本となりえません。どんなに経験を積もうと、塾教師として日々進化(深化)するべきです。教師自身が5年前と同じレベルの見識で同じ授業をしているようでは、情けないと思います。塾教師として、日々研鑽を積み、教師力=人間力が向上してはじめてリードしていけるのだと思います。

 人間としての学びはいろいろなところで出来ます。例えば、旅に出ることも学びであるし、塾業界以外の方々と語り合うことも大きな学びとなります。あらゆる人、あらゆることから学ぶ気があれば、全てが人間力向上のための学びとなるからです。私が座右の銘としている「人生我以外皆師」という言葉はそういうことも意味しています。

   しかし、現実問題として仕事が忙しいとなかなか時間がとれず、そうそういろいろなところに出向くことが出来ません。そういうときに頼りになるのが読書なのです。その道で優れた人々に直接会って教えを乞うことなどめったに出来ることではありませんが、その人の著作物を購入して読むことは出来ます。そして、読書により、その著者の考え方(思惟)を知り、理解し、取り入れられることは取り入れる。そして、その本を読んだことをきっかけとして、自らの人生に当てはめをして自分自身の人間の幅を広げていく。そんなことが出来るのが読書なのです。

 つまり、読書にお金をつかうのは自分自身への投資であり、優れた塾教師として必須条件である日々進歩向上し続けるための鍵なのです。

 幸い私はお酒を嗜まないのでバーやスナックなどでお金を使うこともありません。それにギャンブルの類いやゴルフ等も一切やらないので、そういう費用を自分自身への投資にまわせます。

 


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