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熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

幼児を持つ母として、PM2.5についてどう対応したら良いでしょうか?(No.270)

2014年02月28日 10時50分22秒 | 健康・病気

 いや~、私は大気汚染関係の研究者でも医療関係者でもありませんから専門外ですが、こと「健康、安全、安心に関しては疑わしきは自衛する。」が良いと思います。

 

  例えば、水道水です。日本の水道水の安全性は世界有数だと聞きます。日本では普通水道水を飲んだからといって、病気になったりしません。そうは言っても、「塩素臭がするので美味しくないとか、トリハロメタンが心配だ。」という理由から、生水は浄水器を通したものかミネラルウォーターを子供に飲ませる家庭も増えてきました。

 

 誰も日本の水道水中に発がん物質が大量に含まれているとは思っていないし、そんな研究成果はなくても、「子供に飲ませるものだからこそ、我が子の健康を考えて、安全・安心できるもの」としているのだと思います。

 

 言うまでもありませんが、水なしでは人間は生きられないので、毎日口にする水の質は重要です。

 

  では、ご質問にあったジェット気流にのって大陸から飛来し、国内にも降ってくるPM2.5ですが、どうすれば良いのでしょう?

 

  西高東低の冬型の気圧配置だと北~北西の風となるので大陸からPM2.5などの汚染物質が飛来してきます。自然の風向きを変えて大陸方面にお返しできれば良いのでしょうが、不可能でしょう。

 

 また、日本では高度成長期に公害病の「四日市ぜんそく」が認定されましたが、大気汚染防止法等も制定され、大気汚染物質を元から絶つようにしてきました。

 

  だから、同じように大陸でもそうすれば良いのでしょうが、政治情勢がまったく違う他国のことですから、なかなか難しいでしょう。

 

 そもそもPM2.5が原因でどのくらい健康被害があるのでしょうか?統計上は健康に影響があるようだが、喘息や肺の病気との医学的な因果関係はまだ明らかではないのかもしれません。しかし、我が子の健康を守るためには、そんな研究成果を待ってはいられません。

 

 空気(大気)なしには人類(動物)は生きられません。その大切な空気が健康に被害があるほど汚染されている?  しかし、だからと言って神経質になって、ずっと自宅にこもっていたら仕事にならないし、幼稚園・学校に行かせられなくなってしまいます。社会全体が止まってしまいます。

 

 では、どうしたら良いのでしょうか?

 

 結局は水道水と同じで「疑わしきは自衛する。」が良いと思います。

 

自衛策としてはとりあえず以下の3点が基本でしょう。

 

PM2.5も除去出来る空気清浄機を各部屋に備え付ける。(○○○堂のTVショッピングのCMみたい(^o^)ですが・・・たしかに効果あります。)

 

②外出や戸外での活動時に「性能の良いマスク」をつける。マスクは気休めかもしれませんが、全く無防備よりはいいのでは?それに、インフルエンザや風邪対策にもなるので一石二鳥です。

 

 ③公的機関発表のPM2.5の数値もチェックし、数値の高い時は不急不要な外出は避ける。

    環境省広域監視システム 

ちなみに、ウエルストリームでは11年前の創立時から水道の浄水器はもちろん空気清浄機を全部屋に設置しています。大切なお子様をお預かりする塾だからこそ、「安心・安全・健康」が第1条件だと考えるからです。

 


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