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MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

双尾、テンション2段底

2009-08-23 21:17:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

旧盆が過ぎて風もさわやかになり、飽きの訪れを肌で感じることができるようになりました。 これからがRCのメインシーズンといったところ。
飛行場に着いてみると風はやや強いものの、かえって手投げと着陸には好都合、涼しさと相まって快適快適~~。

本日の持ち込みはこの2機。 ベストシーズンに向けてもう少し戦力を増強したいところですが、気力次第・・・。

まずはSV4から。
新規導入の「ハイペリG3」の慣らしも終わり、最近は本格的に負荷を鰍ッたフライトをしています。 そろそろ私なりにG3の特性が見え始めてきたように思いますが、期待度120%で導入したG3の現時点での印象はというと・・・、
「・・・ダメだ、こりゃ・・・」
ハッキリ言ってパワー感ないです・・・。 まるで中古のリモンたい・・・。 同時購入した2本ともです。 約1年使用した「ロビン」の方が、むしろガツンとパンチがあるくらいです。 さすがに1年使用のロビンは後半のタレがやや激しいですが、G3は初期の勢いがない分、最後まで安定した出力を維持できるような感じです。
まぁ、G3のウリのひとつに「長期的な性能維持」があるようですので、長い目で見ればオトクかもしれませんが・・・。 しかし少なくとも「35C放電!」の余裕は感じることが出来ませんでした。
ただ、これについてはもう少し長期的に様子を見たいのと、しばらく期間を置いてから改めて同じ製品を購入してロットによる違いも確認してみたいですね。


次はFSKライトニング。
この「双尾の悪魔」ことP-38も順調にフライト数をこなしています。 ひと通りの調整も終了し、こちらもまた本格的に負荷を鰍ッたフライトをしていますが、懸念された130gの重量増の悪影響は特に感じず、パワーにモノを言わせた双発戦闘機らしい機動を堪能することが出来ます。
ただし、現場で測定したフルハイの電流値は「58A」! 定格18AのESC1個当たり30A程も流れていることになります・・・。 しかし炎天下で4分間の高機動フライトでも今のところオートカットや焼損などのトラブルはありません。 経験上「イエティ」のESCはタフですね。

3フライト目には慌てて撮影班がスタンバっておりましたので、少しヨソ行きのフライトも披露・・・。
しかし、オーバーパワーが機体に負担を鰍ッていたのでしょうか。
5フライト目には、こんなことに・・・。

いわゆる「エルロン病」です。
すべてのFSKの機体はこの病気のキャリアですので、いずれ発症することになりますが、予想よりカナリ早く発症してしまいました。 しかも破断紛失のオマケ付きです・・・。
よって、初めてエルロン動翼を自作することになりました。 バルサキットなら骨組み組んでフィルム貼って終了~ですが、FSKの場合ディティール処理を無視できませんので少々やっかいです・・・。

P-51Bムスタング・オールドクロウです。
実は、この飽きに向けて戦力を増強しようとコレを製作している途中なんですが、このたびの「病」で中断で~す。


【本日の放課】
SV4   ・・・ 6フライト(累積156F)
P-38J ・・・ 5フライト(累積17F)

双尾、テンション下がる・・・

2009-08-14 21:55:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!!!!!

長かったペロハチ2号の製作工程もやっと終わりが見えてきました。

各部の塗装の手直しや細部の仕上げなど、FSKは仕事が盛り沢山・・・。
しかし、結論から申しますと、「あ~ぁ」な仕上がりになってしまいました・・・。

表面はタミヤスプレーでマッタリ仕上げ・・・までは良かったものの・・・、当然、裏面も塗装しないと汚いエャLシ跡を隠せないわけで・・・、しかしスプレーは吹きつけ範囲が広すぎて使えないときた・・・。 仕方ないので、タミヤアクリルカラーの近似色で筆塗りすることに・・・。
ところがこれが大失敗!! スタイロの表面ってアクリル塗料のノリが悪いのなんの。重ね塗りを試みてもナカナカ隠蔽してくれず、塗膜がクチャクチャになるだけ・・・。 尚且つ色合いも合わず、塗れば塗るだけモチベーションが急降下・・・。 やっぱり、部分的な範囲をボカシ塗装するにはエアブラシは必須のようですね・・・。

お次の「あ~ぁ」は、デカール貼り・・・。 ガクッときたのが、デカールの欠品。
まず、「シマシマ」の黒の部分が無い! この部分は本来、デカールで仕上げるようになっているハズ。 1作目がそうでしたから・・・。 まぁ、1作目も結局この部分は塗装仕上げにしたんで、今回もそうしましょう。
あとはキャノピー部分に張る「注意書き」や主翼表面の「赤マル」なども無い! 箱絵の完成写真には貼ってあるので、本来はあるのでしょう・・・。
この部分はメンドクサイんで、潔く省略しますた。

そして今回のデカール貼りで最もヘコんだのが、数枚のデカールシートのうちの1枚だけが極悪品質で、まったくスタイロ表面の凹凸に馴染もうとしない・・・。 そういえば他のシートよりも若干厚みがあるように感じました。 ・・・だんだん失敗作のオーラが出始めてきました・・・。

ダメ押しの「あ~ぁ」は、トップコート・・・。 デカール貼りの失敗を隠すのにアセっていたのでしょう。
ところで、某ベランカさんの商品紹介では「トップコートを吹いておけばデカールが剥がれることはない・・・」とのコメントがありますが、ハッキリ言って「ハガレます」。 プラモ用スプレーの塗膜強度なんてタカが知れてますけどねぇ。
私の場合はモノの耐久性に対してはコダワリがありますので、見た目は非常に悪くなりますが「極薄の梱包テープ」をデカール部分を覆うように貼っております。 そのままではテープの部分だけテカリますので、全体につや消しクリアーを吹くわけです。 コレで機体が濡れたり汚れたりしても、躊躇せず濡れタオルで存分に拭き取ることが可能です。
私はフライト後には必ず、機体チェックも兼ねて、特に汚れていなくても湿らせたタオルで拭き取る作業をしていますが、その時に各部の不良や発泡のヒビ割れなどを発見できる確率が高いようです。

そんなわけで、いくぶん後味の悪い完成となりました~~。
気になる飛行重量ですが、オール込みで「755g!」。 1作目が625gでしたから、130gも重量化しています。 バッテリー増量分が一番ですが、今回はエャLシの使用量に無頓着だったような気がします。 その分、耐久性が向上し、末永くフライトできることを願いたいものです。
私の場合、特に最近は発泡機が数機連続で短命に終わってますし・・・。

双尾、サクサクと・・・

2009-08-12 20:46:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!!!

ユニット・RCメカ関係の搭載も終わり、双尾製作も佳境に入りつつあります。

前作1機目のパワーユニットは「AXI2208/34」でした。 双発なので上昇力はナカナカのものでしたが、トップスピードの伸びが若干物足りなかったので、今回は「AXI2208/26」にチェンジ。 双発機とはいえ、純粋な「戦闘機」ですから・・・。
経験上「26」でもESCは18Aで大丈夫です。 その代わり、リモヘ前作の3C-1500mAhから3C-2000mAhに増量~。 おそらく少なくとも5分のフライト時間は確保できるでしょう。

サーボは信頼のJR製。 前作のWPと較べ、3g増×3個で計9g増ですが、まぁ安心量ってことで・・・。
それにしてもFSK最大のアキレス腱は、エルロンリンケージだと思いますね。 特に胴体側のエルロンホーンの取り付け方法は、長期間に渡っての強度を確保できない構造になっています。 以前は、ホーンの側面部に穴を数箇所あけて、そこに瞬着を流し、少しでも接着面積を増やすようにしていましたが、それでも数十フライト毎にはトラブります・・・。 瞬着には見切りをつけて、今回はダメもとでエャLシで接着してみました。 どうなることやら・・・。

ESCのスイッチは前作と同じく、最も実用的なこの場所に。 スケール感重視の方は我慢できないでしょうが・・・。
ところで、最近発売されているブラシレス用のESCって、ことごとく「スイッチレス」ですね。 もちろん小型機クラスの場合ほぼ全てがBEC仕様ですので、バッテリの接続をハズせば済むことですし、軽量化にも有効でしょう。 しかし、バッテリのアクセスに難がある機体(最も極端な例では主翼をハズす必要がある機体など)の場合は、着陸したら、すかさず送受信機のスイッチを切ることが出来るのは、安全面で大きなメリットだと思います。
私の場合、スケール感を犠牲にしてでも、バッテリへのアクセスを極力シンプルに出来るような機体製作を毎回心がけていますが、それでも、取り合えずESCのスイッチを切ることで、バッテリをハズすまでの間の誤作動の可能性を十分に抑えることができると思います。 そんなわけで、いまだに、いにしえのESCを喜んで使っている有様です・・・。

あと、「スケール感の追求」に勤しんでおられる方でも「アンテナ線」は垂れ流し~~の場合が多いですね・・・。 まぁ、最近は2.4GHzのおかげでアンテナ問題も解決しつつあるようですね。 私の場合はアンテナ線をノイズレスパイプに通して、胴体や主翼の中に「収納」しています。 これはスケール感云々ではなく、着陸後に誤ってアンテナ線を踏んづけたまま機体を持ち上げた「悲劇」が多発していたからですが・・・。 あ、もちろん、この方法によるノーコン問題は今のところ皆無です。

さて、FSK名物の「窓枠カット」ですが、P38はまだマシなようで、心が折れる寸前で作業を完了させることができました。 爆撃機系だと「仙人」なみの心が必要でしょう・・・。
コクピット周りもなんとかカタチになりました。 今回使用予定のリモヘ2000mAhで前作よりも大きいため、バッテリ搭載位置を極限まで下げました。 その結果、操縦席周りに余裕ができ、前作よりも「風呂の水位」を下げることができました。 操縦桿もテキトーに握らせてみますた・・・。

~さあ、ペロハチ地獄もいよいよ佳境です~。

双尾ふたたび・・・

2009-08-07 11:40:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!!!

主翼の接合が完了したら、胴体と尾翼を組み合わせ、ようやく「双尾の悪魔」がカタチになってきます。

組立説明書では「主尾翼と胴体を接合する際に、キットの箱の裏に線を引いて正確にアライメントを取れ」と写真とともに説明されています。 1機目の前作では、素直に説明書のとおりアライメント線を引いて正確に固定しようとしました。 しかし結局のところ、胴体に主尾翼を差し込む時のテンションが若干残ったままエャLシ固定してしまい、水平面で見るとホンの少し歪んでしまいました。
それを踏まえて2機目なんですが・・・人間の目って案外、ホンのわずかな差異を感じ取る能力に優れているようで、定規などで測らなくても・・・つーか、メンドクサイので、今回はすべて目測でエャLシ固定してしまいました。 結果は・・・やっぱり水平面が少し歪んでます・・・。
ま、前作も「飛び」についての悪影響は全くなかったようですし・・・。

今回の機体は1機目と違い、上面と下面の色が異なります。 で、FSKおなじみの「フィレット」は下面色のグレーでした。 つまり、最低でも上面のフィレット部分は塗装が必要ってことです。 FSKの製作を経験された方はお解かりでしょうが、FSKキットには、その機体用の数色のラッカー系「補修用塗料」同梱されています。 このあたりはメイド・イン・ジャパンでもお目に鰍ゥれない、FSKならではのニクい心遣いですが、この「補修用塗料」に良い思い出がなく、私が今まで製作したFSKキットの場合、ことごとく「色が合わない」のでした。 どうやらメーカーのロットによっても異なるようで、合うときは合うそうで・・・。
そういうわけで、どうせ色も合わないし、フィレットの隙間になすり込んでハミ出たエャLシも汚らしいし、ここはひとつ気合を入れて上面全体をスプレー塗装してみようかなと・・・。

要所をマスキングして、タミヤの「オリーブドラブ」を吹きました。
以前から感じていたことですが、FSKの機体がアルファモデル製と比較して何となくオモチャっぽく見えるのは、「塗装の質感」に1つの原因があるように思えてなりません。 私は質感を高めるために、このテの機体には必ず、トップコートと称して「ツヤ消しクリアー」を吹いていますが、どうもそういう問題ではないようです。 FSKの場合、表面がツヤ消しになっても「オモチャっぽい」んです。 塗料の差というよりも、スタイロ表面の平滑さの問題でしょうか・・・。 対して、アルファはしっとりした質感で非常に好印象です。 ま、あくまで個人的感想ですが・・・。
今回は、タミヤの塗料が高品質なのか、なかなか良い質感が出たと思います。 工場出荷状態っていう感じ・・・。 あ、仕上げに関しては、ウェザリング等でリアル感を出した状態が好きな方が大多数でしょうが、私は汚れのない新品状態が好きなんです。 どうせ飛ばしているうちにヤレてくるんだから、新しい時ぐらい新しく見えないと・・・ね。

ふんわりアクセル・・・

2009-08-02 21:30:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電

梅雨の季節は空気がシットリとして景色も艶っぽくて意外と嫌いじゃないのですが、「長雨=RCできない」ってことで、先月は7月としては近年まれな程の低フライト数に終わりました。雨はもうエエヨって感じ・・・。
今日は朝起きてみると、いつもどおりの雨、雨、雨・・・。 でも昼過ぎのかすかな晴れ間を衝いて飛行場へ。

今や持ち駒もSV4のみ・・・。まずは新調したハイペリG3の慣らし(必要か?)ということで地味練オンリー。 スロットルワークに気をつけてリモノ急激な負荷が鰍ゥらないように・・・・・あぁストレス溜まる~・・・・・G3の地味練2本終了後、ロビン4本は即アイドルアップ入れて「バフバフ」させたのは言うまでもありません・・・。
6フライト終了後にちょうど雨が降り出してきてナイスタイミングで退散~~。

さて、戦闘機がないRCライフというのは、気楽な分ちょっと味気ないもの。 そこで長らく熟成させた「押入れ在庫」に遂に触手が・・・。

スタイロ「P-38Jライトニング」
購入したのは何と2007年12月。1年半以上も寝かせてました・・・。 このP-38は2機目なんですが、1機目は初の双発機ということもあり独特のオーラを発していて気に入っていたのですが、毎度のごとく指ノーコンで破壊・・・。 それでも双発機独特の充足感をもう一度味わいたく購入に踏み切ったと記憶してます。 1号機は「お初」ですので「らしい」シルバーカラーでしたが、2号機ということもあり多少「通っぽく」オリーブグリーンにしてみました。 ウッソウとした飛行場にマッチすると目論んでのことです。
箱の写真はシルバーカラーになっていて若干アセりますが、中身はちゃんと緑色でした・・・。

しかし、まさか製作開始がここまでズレ込むとは予想だにしませんでした。
理由はカンタン、「メンドクサイ」からです。 何も1年半の間ずっと押入れの中に封印されていたわけではありません。 これまで幾度となく箱を開けたことはあります(笑)。 しかしフタを開けて箱の中身をガサゴソしてるうちに滅入ってしまい、再び定位置(押入れ)へ戻すことを数回繰り返してしまいました。
このキットを一度でも製作したことのある方ならお解かりでしょうが、とにかくメンドクサイんです。 恐らく普通の神経の方なら、完成するまでに心の中で「メンドクセェ~」を2,000回ぐらい発することでしょう・・・。 解りやすく言うなら、普通のFSKキットを2機同時に製作し続ける感じですかね・・・。

今日は取りあえずチャッチャッとここまで。 さぁ、これからがエャLシ地獄&キリハリ地獄の本番突入です~~。

【今日の放課】
SV4・・・6フライト(累積126F)