12月の暮れ、
ワカメさんを大切にしていてくれた 婆ちゃんのワンコが 『 虹の橋 』を渡って行ったと聞きました。
その月の初めころは 何度か抱っこされて散歩している姿を見ていたので オイラもショックを受けました。
サンマちゃん、いつも抱っこされて幸せだったね
「 今は サンマ君が生きていてくれてるだけで充分なんよね~ 」
婆ちゃん、あの頃は 「 サンマが生きてるだけで励みになるよ 」 と言っていたので
その落胆ぶりも想像以上だったかもしれません、
婆ちゃんは 「 もう、ずっと泣き通しだよ 」 と言ってましたがその気持ちはよく解る気がします。
サンマ君、 20年間愛され続けて幸せだったね
長生き出来て良かったね、
お空から婆ちゃんを見守っててね
話は変わりまして 昨日、 スーパーに行ったら
ワカメさんの一番のお友達ワンコの飼い主さんと会いました。
「 ワカメさんは元気ですか?」 と、言われて
「 おかげ様で元気で毎日暴れてますよ 」 と、答えると、
「 ウチの ペコはこないだ死んじゃいましたよ」 と、思いもしなかった返事が戻ってきました・・・
えー!
ペコちゃんは 誕生日がワカメさんと 2カ月しか違わず
ワンコ嫌いのワカメさんが最初に 心を許したワンコであります。
そう云えば去年だったか一昨年だったか 大病似かかり 大変だったと聞いた事を思い出しました
それからは やはり今までの元気さは影をひそめた感じがします。
何年か前のペコちゃん、
「 ワカメちゃん、おはよう! いつも元気そうね 」
「 ペコちゃんも元気そうじゃん、 アタイたち、ずっと仲良しでいようね 」
「 ワカメちゃんはまだパパにイタズラされてるの?」
「 そう、毎日何かされてるって感じ? でも今は対抗して噛みついてやるんだからっ!」
こんなペコちゃんが 虹の橋を渡って行ってたなんて まるで知りませんでした。
いつも優しい目をしたワンコでした。
例え自分のワンコでなくとも そんな話を聞くと とても悲しい気持ちになります。
年を取ると涙腺が緩くなって困りますね・・・
今からこれじゃぁ 自分のワンコと いつか必ず来る 別れの時を想うと
どんな気持ちになるのか 多分想像以上なのかもしれません、
立て続けに ワカメさんのお友達が 虹の橋を渡ってしまい、少し茫然としているオイラです・・・
一昨日の朝、
「 ん? これは隣んちのニャンコの足跡だよね 」
「 猫のくせに こんなに寒い日でも外に出るんだね、」
「 ん? これは?」
「 ワンコの足跡だけど ペコちゃんじゃないよ 」
「 ペコちゃんの足跡って、もう見れないんだね 」
「 そう思ったら 何だか悲しくなってきたよ・・・」
「 こんな時、やっぱりお友達って大切にしなきゃって、思っちゃう 」
「 サンマ君やペコちゃんと会えなくなっちゃった っていうのにパパって悲しくないん?」
そりゃワカメさんと同じで とても悲しくて寂しいよ
ワカメさんだけじゃないよ、
「 うわーん! ペコちゃーん、サンマくーん!」
「 シクシクシク・・・ 」
虹の橋からのメッセージ